こちらは1985年のライヴ・エイドのステージ。ここでのフィル・コリンズにはビックリしました。ロンドンで演奏後に、なんとコンコルドに乗って大西洋を渡り、アメリカのステージにも出演!"世界一忙しい男"と言われていました。
◆この曲のSongfactsによると、当初、フィルはこの曲をデビューアルバム"夜の囁き(Face Value)"の収録する予定で、タイトルを"How Can You Just Sit There?"にしていましたが、ディレクターに映画のための曲を書いてくれと頼まれて、映画用に曲を直したようですね。たしかにタイトルを"Against All Odds"とするには、歌詞に出てくる場面も1か所で若干の違和感が…(^▽^;)。
また歌詞の内容も創作ではなくて、出ていってしまった最初の奥さん(アンドレア)のことを歌った曲らしく想像するとちょっと痛すぎますね…。
また歌詞の内容も創作ではなくて、出ていってしまった最初の奥さん(アンドレア)のことを歌った曲らしく想像するとちょっと痛すぎますね…。

◆映画「カリブの熱い夜(Against All Odds)」の解説(Allcinemaより)
:「愛と青春の旅だち」のハックフォードの大味なミステリー・ロマン。元フットボールの花形選手(ブリッジス)が失業して探偵仕事を引き受ける。追うは、R・ウォード扮するL.A.社交界の花。空疎な生活を呪ってカリブ海に逃げる彼女とにわか探偵は当然のごとく恋に落ちるが、そこへ彼女の財産目当ての恋人(J・ウッズ)が絡んで、話はややこしくなり……という通俗趣味とラブ・シーンたっぷりの凡作。フィル・コリンズによる主題歌が大ヒットした。
フィルは英国人であり、現在住んでいるのもスイスであるということですが、子供のころにデイビー・クロケットの番組をテレビで観て以来、テキサス州の歴史に興味を持ち、アラモの戦いやテキサス独立運動についての歴史的遺物のコレクションをしていました。これらをテキサス州アラに寄付したことがきっかけでした!
フィルは幸せに暮らしているようで嬉しいですね(^^)/。
フィルは幸せに暮らしているようで嬉しいですね(^^)/。
Songwriters PHIL COLLINS
Lyrics c IMAGEM U.S. LLC
Released in 1984
US Billboard Hot100#1
From The Album"Against All Odds Soundtrack"
US Billboard Hot100#1
From The Album"Against All Odds Soundtrack"
How can I just let you walk away,
Just let you leave without a trace?
When I stand here
taking every breath with you, ooh ooh
You're the only one
who really knew me at all
Just let you leave without a trace?
When I stand here
taking every breath with you, ooh ooh
You're the only one
who really knew me at all
きみをただ手放すことなんてできやしない
ただ跡形もなく出て行かせるなんてできないよ
一息一息同じ空気を吸うくらい
きみのすぐそばにいる僕なんだから ああ
僕を本当に理解してくれていたのは
きみだけなんだから
ただ跡形もなく出て行かせるなんてできないよ
一息一息同じ空気を吸うくらい
きみのすぐそばにいる僕なんだから ああ
僕を本当に理解してくれていたのは
きみだけなんだから
How can you just walk away from me
When all I can do is watch you leave?
'Cause we've shared
the laughter and the pain
And even shared the tears
You're the only one
who really knew me at all
When all I can do is watch you leave?
'Cause we've shared
the laughter and the pain
And even shared the tears
You're the only one
who really knew me at all
どうして僕から ただ離れていける?
僕はきみが去っていくのを
見ていることしかできないんだ
笑いも痛みも 涙さえも
一緒に分かち合ってきたのに
僕を本当に理解してくれてたのは
きみだけなんだ
僕はきみが去っていくのを
見ていることしかできないんだ
笑いも痛みも 涙さえも
一緒に分かち合ってきたのに
僕を本当に理解してくれてたのは
きみだけなんだ
So take a look at me now
Well there's just an empty space
And there's nothing left here to remind me
Just the memory of your face
Ooh, Take a look at me now
Well there's just an empty space
And you coming back to me
is against the odds
And that's what I've got to face
Well there's just an empty space
And you coming back to me
is against the odds
And that's what I've got to face
そしたら今の僕を見てごらん
そこにはぽっかり空間があいてるだけ
想い出など何も残されてないのさ
あるのは きみの面影だけ…
そこにはぽっかり空間があいてるだけ
想い出など何も残されてないのさ
あるのは きみの面影だけ…
ああ そんな僕を見てごらんよ
心にぽっかり空いた空間を…
きみが戻ってくるなんて
ほとんど見込みがないだろう
そして僕が直面するのはその現実さ…
心にぽっかり空いた空間を…
きみが戻ってくるなんて
ほとんど見込みがないだろう
そして僕が直面するのはその現実さ…
I wish I could just make you turn around
Turn around and see me cry
There's so much I need to say to you
So many reasons why
You're the only one
who really knew me at all
Turn around and see me cry
There's so much I need to say to you
So many reasons why
You're the only one
who really knew me at all
きみを振り向かすことができたなら
振り向かせて 僕の泣き顔を見てもらうさ
言わなきゃいけないことが沢山あるんだ
理由だって山ほどある
僕をすっかり理解してくれてるのは
きみだけなんだってこと
振り向かせて 僕の泣き顔を見てもらうさ
言わなきゃいけないことが沢山あるんだ
理由だって山ほどある
僕をすっかり理解してくれてるのは
きみだけなんだってこと
So take a look at me now
Well there's just an empty space
And there's nothing left here to remind me
Just the memory of your face
Well there's just an empty space
And there's nothing left here to remind me
Just the memory of your face
Now take a look at me now
'Cause that's just an empty space
But to wait for you is all I can do
And that's what I've got to face
'Cause that's just an empty space
But to wait for you is all I can do
And that's what I've got to face
そしたら今の僕を見てごらん
そこにはぽっかり空間があいてるだけ
想い出など何も残されてないのさ
あるのは きみの面影だけ…
そこにはぽっかり空間があいてるだけ
想い出など何も残されてないのさ
あるのは きみの面影だけ…
ああ そんな僕を見てごらんよ
心にぽっかり空いた空間を…
僕ができるのはきみを待つことだけ
そして僕が直面するのはその現実…
心にぽっかり空いた空間を…
僕ができるのはきみを待つことだけ
そして僕が直面するのはその現実…
Take a good look at me now
'Cause I'll still be standing here
And you coming back to me is against all odds
It's the chance I've got to take
Take a look at me now
'Cause I'll still be standing here
And you coming back to me is against all odds
It's the chance I've got to take
Take a look at me now
いまの僕をよく見てごらん
僕はずっとここに立ったままなんだ
きみが戻ってくるなんて
ほとんど勝ち目のない賭けさ
それでも僕はこのチャンスを手にしたよ
僕を見てごらんよ…
僕はずっとここに立ったままなんだ
きみが戻ってくるなんて
ほとんど勝ち目のない賭けさ
それでも僕はこのチャンスを手にしたよ
僕を見てごらんよ…
(Words and Idiom)
against all odds=強い抵抗[困難]にもかかわらず、ほとんど勝ち目がないのに
日本語訳 by 音時

◆タイトルにもなっている"against all odds"というイディオム。上記のように"強い抵抗(困難)があるにも関わらず"とか"勝ち目のないのに"などの意味です。(詳しくはこちら)
大切にしていた相手が自分から離れようとしているなかで、なんとかも一度戻ってきてほしい。そんな可能性は低く、勝ち目がなくても(against all odds)、最後のチャンスに賭けたい。僕を見ておくれよ(take a look at me now)…って歌なんですね。
◆"Against All Odds"が1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending April 21, 1984
映画「フットルース」に代わって、またも映画サントラから「見つめて欲しい」が1位に。8位リック・スプリングフィールドが勢いあります。10位はなぜに邦題「夢見るトレイシー」!?
-1 2 AGAINST ALL ODDS –•– Phil Collins
-2 1 FOOTLOOSE –•– Kenny Loggins
-3 4 HELLO –•– Lionel Richie
-4 8 HOLD ME NOW –•– Thompson Twins
-5 6 MISS ME BLIND –•– Culture Club
-6 5 AUTOMATIC –•– The Pointer Sisters
-7 3 "SOMEBODY’S WATCHING ME –•– Rockwell
-8 13 LOVE SOMEBODY –•– Rick Springfield
-9 7 HERE COMES THE RAIN AGAIN –•– Eurythmics
10 14 THEY DON’T KNOW –•– Tracey Ullman
◆映画「カリブの熱い夜」のシーンに重ねて流れる「見つめてほしい」。でも…なんか変。
◆アイルランド出身の男性ボーカルグループウエストライフによってカバーされ全英1位になりました。2000年にウエストライフwithマライア・キャリーとして初のデュエットとして話題を呼びテレビ(イギリスなど)や、コンサートでも披露されています。
(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Against All Odds
・Allchinemas Against All Odds
・シネマトゥデイ
・Wikipedia Against All Odds
・Allchinemas Against All Odds
・シネマトゥデイ

コメント
コメント一覧 (7)
こちらを観てみたいかな。観てどうするか?と言えば...何か発見があれば...というところでしょうか(^▽^;)。
歌詞からすると曲名の「勝ち目のないのに」には違和感がありますね。
それでもこの曲が映画音楽としてではなくファーストに入っていたとしたら、ここまでの大ヒットにはならなかったかもしれません。この曲名になって良かったかもしれませんね。
ただ、マライヤのカバーバージョンを聞くと、やっぱり曲が良かったのも再認識します。
①青い字が見にくい→②原詞を「引用」マークを入れる→③原詞を太字強調、と、変遷してきて、いまは③の方式にしています。①や②の記事も時間があるときに、残念でした。方式に修正したいとは思っているのですが、直すならすべて手動で直さないといけないので先送りにしてます(^_^;)。
文字が小さいです。
内容が良くても読みにくいサイトは人が離れます。
ですね。
早速の記事投稿ありがとうございます。感謝!
「・・・フィルはこの曲をデビューアルバム"夜の囁き(Face Value)"の収録する予定で、・・」これは知りませんでした。
動画も拝見しましたが、改めて高校生の頃の純愛(笑。を思い出しました。
非常に駄文ですが、URLにリンク貼っておりますので、よろしければ。。。。
もう何年もブログ更新しておりませんが(爆。
マライヤもカヴァーしていたんですね。
でも私はやっぱり、オリジナルが良いですね。