答えを待っていないで
チャンスをつかむんだ
そんなの理由なんてないよ
以前、どなたかが、アルバム「グラス・ハウス」は2人の男女の登場人物の"恋物語"を綴った"コンセプト・アルバム"じゃないか…と言っていたのを思い出しました。
チャンスをつかむんだ
そんなの理由なんてないよ
以前、どなたかが、アルバム「グラス・ハウス」は2人の男女の登場人物の"恋物語"を綴った"コンセプト・アルバム"じゃないか…と言っていたのを思い出しました。
◆「グラス・ハウス」は"コンセプト"アルバムだとすると、この"Don't Ask Me Why"はどんな意味があるのかなと考えてみました。
この曲はきっと、
"彼は彼女がどんな女性なのか興味を持つ一方で、彼女が過去を断ち切れず悩まされていることを理解する。"という意味を持つ曲なのかな。
たしかに2人の関係性を頭に浮かべてあらためて歌詞を読むと、場面がイメージできるように思います。
歌詞に出てくる、彼女の"Grand Cafe"の"Waiter"や"New Hotel"の"servant"も本当のカフェやホテルじゃなくて、"たとえ話"なのかな。
Grand Cafeの話は…彼女はタイミングがいつも悪いし、運も悪いってこと?
New Hotelの話は…彼女はいろんな男性(アッシー君←死語)から貢がせる術を持っている。
New Hotelの話は…彼女はいろんな男性(アッシー君←死語)から貢がせる術を持っている。
彼は彼女に皮肉めいたことを言いながらも「考えすぎてちゃダメだぜ」とアドバイスをする。そのなかでも"Don't Talk To Strangers"(知らない男と話すなよ)なんて彼女への好意も無意識に?示しているのかな。
彼(ビリー)のアドバイスは生き方の下手な人へ贈るメッセージかもしれないなあなんて思います。
Songwriters JOEL, BILLY
Lyrics c Universal Music Publishing Group
Released in 1980
US Billboard Hot100#19
From The Album"Glass Houses"
US Billboard Hot100#19
From The Album"Glass Houses"
All the waiters in your grand cafe
Leave their tables when you blink
Every dog must have his everyday
Every drunk must have his drink
Don't wait for answers
Just take your chances
Don't ask me why
きみの行く大きなカフェの店員はみな
用事があるときに限って
テーブルの近くには来ないのさ
どんなヤツだって毎日生きてるわけだし
酒飲みは酒を飲まずにはいられないんだ
用事があるときに限って
テーブルの近くには来ないのさ
どんなヤツだって毎日生きてるわけだし
酒飲みは酒を飲まずにはいられないんだ
答えを待ってちゃダメさ
チャンスはモノにしなきゃ
そこには理由なんてないんだよ
All your life you had to stand in line
Still you're standing on your feet
All your choices made you change your mind
Now your calendar's complete
Still you're standing on your feet
All your choices made you change your mind
Now your calendar's complete
Don't wait for answers
Just take your chances
Don't ask me why
Just take your chances
Don't ask me why
きみの人生 順番待ちかい?
きみはいまだ立ち続けているの?
選択したことがイコール
きみの意思ってことなのかい?
そしていま
カレンダーの予定が埋まったわけだね
きみはいまだ立ち続けているの?
選択したことがイコール
きみの意思ってことなのかい?
そしていま
カレンダーの予定が埋まったわけだね
答えを待ってちゃいけない
チャンスが来たら逃すなよ
そこには理由なんてないのさ
チャンスが来たら逃すなよ
そこには理由なんてないのさ
You can say the human heart
is only make believe
And I am only fighting fire with fire
But you are still a victim
of the accidents you leave
As sure as I'm a victim of desire
is only make believe
And I am only fighting fire with fire
But you are still a victim
of the accidents you leave
As sure as I'm a victim of desire
きみは言う
人はみな心を偽ってるんじゃないかって
僕だって周りの人間と同じことしているよ
でもきみは忘れたはずの出来事に
いまだに逃れられないでいるんだ
僕だって欲望から逃れられないでいるように
人はみな心を偽ってるんじゃないかって
僕だって周りの人間と同じことしているよ
でもきみは忘れたはずの出来事に
いまだに逃れられないでいるんだ
僕だって欲望から逃れられないでいるように
All the servants in your new hotel
Throw their roses at your feet
Fool them all but baby I can tell
You're no stranger to the street
Throw their roses at your feet
Fool them all but baby I can tell
You're no stranger to the street
Don't ask for favors
Don't talk to strangers
Don't ask me why
Don't talk to strangers
Don't ask me why
きみの新しいホテルの従業員はみんな
きみの足元に薔薇の花束を届けてくるんだ
そいつらはごまかせても僕はひっかからない
きみはこの界隈じゃもう有名人だからね
きみの足元に薔薇の花束を届けてくるんだ
そいつらはごまかせても僕はひっかからない
きみはこの界隈じゃもう有名人だからね
人にお願いしてちゃダメさ
知らないヤツに話しかけるなよ
理由なんかないけれど
知らないヤツに話しかけるなよ
理由なんかないけれど
Yesterday you were an only child
Now your ghosts have gone away
You can kill them in the classic style
Now you, "parlez vous francais"
Now your ghosts have gone away
You can kill them in the classic style
Now you, "parlez vous francais"
Don't look for answers
You took your chances
Don't ask me why
Don't ask me why
You took your chances
Don't ask me why
Don't ask me why
昨日まできみはほんの子供だったのさ
怖い幽霊ももういなくなったんだよ
昔っからの方法で退治してしまえるよ
それはこう
"フランス語を話せますか?"ってね
怖い幽霊ももういなくなったんだよ
昔っからの方法で退治してしまえるよ
それはこう
"フランス語を話せますか?"ってね
答えは探すもんじゃない
チャンスを掴むんだよ
理屈なんかじゃない
チャンスを掴むんだよ
理屈なんかじゃない
なぜ?なんて考えなくていいんだよ
(Words and Idioms)
stand in line=列に並ぶ 順番待ちをする
make believe=~のふりをする
fight fire with fire=目には目を 毒には毒をもって制す
ask for favor=お願いする
日本語訳 by 音時
コメント
コメント一覧 (4)
このアルバムで大事なことが。
ビリーにとってこのアルバムは、今までの音楽路線を換えROCK色を全面に出してきた、言わばチャレンジだったんですよね?長渕剛が「Good bye青春」を出した時みたいな(何やその例え!(汗 )。何故、この路線に転向したのでしょうね?
売れなかったので・・・というのが良くあるパターンですが、ビリーは”Just The Way You Are"等で大成功していたので、余計にそう思います。
子どものときはお小遣いの範囲でやりくりするしかないので、僕も「バッタ屋」というか、1000円で10本とか格安カセットテープをよく買いましたね(^▽^;)
でもそうすると、切れたリ、伸びたリ…カセットはブランド品を買わないとだめだと何度も思いました。
オープニングとアルバムジャケットで「ガラスが割れて」ることから、"You May Be Right"の邦題は「ガラスのニューヨーク」になりましたね。今思うと意味不明な邦題ですが(^▽^;)
(My life は、兄貴の影響で聴いてはいました。)
当時Walkmanが流行していたのですが、家庭は裕福ではありませんし、中学生の私には手の届くものではなく。。。そんなとき、「バッタ屋」が出現!
異常に安い価格でWalkmanもどきが入手できるということで、友人数名で自転車を漕ぎ、はるか遠くのバッタ屋へ。
本物Walkmanより4倍くらいの大きさでしたが、自分のお小遣いで買い、そいつで初めて聴いたテープがアルバム「Glass houses」でした。ガラスの割れる音から始まる曲は斬新に聞こえ、良かったですね。