8曲め。
この曲もヒットしましたね!都会的なサウンド、オシャレな一曲でした。
この曲もヒットしましたね!都会的なサウンド、オシャレな一曲でした。
1980年、ボズ・スキャッグス、ボビー・コールドウェル、バーティ―・ヒギンズ(なぜか頭文字「B」が付くなあ)など、日本ではAORブームとなりました。「Magic」ってタイトルの曲はいろいろありますが、この時代のヒットとしてはディック・セント・ニクラウスのこの曲を想い出す人が多いでしょう。アルバムジャケットもなかなかカッコ良かったです。

◆僕は知らなかったのですが、当初はこの曲、日本のみ、しかも「大阪限定発売」だったんですね。これも輪をかけてじわーっと売れていったみたいです。(このあたりのことはこちら芽瑠璃堂さんWebサイトでどうぞ)
本国アメリカで売れなかった彼が大阪でブレイク!まさに‘マジック’や~!
追記:こちらのサイト(HI-HOPESさん)にも詳しい情報を載せていただいていると音友のMitsueさんにも教えていただきました!(持つべきものは音友ですね!ありがとうございます!)
◆ディックはヒット曲と言えばこの1曲だけですが、もう1枚「スウィート・アンド・ダンディ」というアルバムをリリースしていたんですね。

下に音源をつけておきましたがシングルになった"バイ・バイ・ベイビー"(BCRとは別曲)はギターがスティーヴ・ルカサー、コーラスにB.J.トーマスが参加するという、爽やかな一曲でした。でも"Magic"のようにヒットはしませんでした(^-^;。

こちらのアルバムにはデビューを応援してくれてお世話になった感謝の意味を込めて(?)「OSAKA MOON」という曲も収録されていますね。こちらもYoutube付けておきましたが、サックスも雰囲気のいい、落ち着いた素敵な曲。
(D.St.Nicklaus/Sharon S. Noerper)
Released in 1980
Japan Oricon Hits #1

:*原詞は太字
Can't belive she loves me
No,I can't believe she cares
The way she moves around me
Makes me always want her near
信じられない 彼女が僕を愛してるなんて
信じられないよ 彼女が僕を想ってるなんて
僕のそばにいる彼女の仕草
僕もいつだってそばにいたくなる
信じられないよ 彼女が僕を想ってるなんて
僕のそばにいる彼女の仕草
僕もいつだってそばにいたくなる
Could this be magic
Or could this be love
A beautiful magic
That dreams are made of
Oh,mine, all mine
She's mine, all mine
これって魔法なのかい?
それとも これが恋なのか?
素敵な魔法さ
夢はそこから作られるんだ
ああ もう僕のもの
彼女のすべては僕のもの
You ought to see her dancing
What a vision to behold
She sends out such vibrations
You can feel down to your soul
彼女の踊る姿を見てごらん
見とれてしまう光景さ
彼女はそんな感情を伝えてくるんだ
魂の底から感じてしまう
Could this be magic
Or could this be love
A beautiful magic
That dreams are made of
Oh,mine, all mine
She's mine, all mine
これが魔法なのかい?
それともこれが恋なの?
夢から作られる
とても素敵な魔法なんだ
ああ もう僕のもの
すべて彼女に夢中なんだ
Well,I know this sounds crazy
She's the best I ever knew
She's the closest to perfection in my life
What I'm telling you is true
ああ 馬鹿げてるかもしれない
彼女は今までの女の子のなかで最高さ
人生のなかで完璧ともいえる娘なんだ
すべて本当のことさ
You ought to see her dancing
What a vision to behold
She sends out such vibrations
You can feel down to your soul
Could this be magic
Or could this be love
A beautiful magic
That dreams are made of
Oh mine, all mine
She's mine, all mine…
A beautiful magic
That dreams are made of
Oh mine, all mine
She's mine, all mine…
これが魔法なんだね
それとも 恋と言えるのか
夢からできた素敵な魔法なんだ
もう彼女を離さない
何から何まで僕のものさ…
それとも 恋と言えるのか
夢からできた素敵な魔法なんだ
もう彼女を離さない
何から何まで僕のものさ…
(Words and Idioms)
behold=注視する、見守る
日本語訳 by 音時
◆アルバム「スウィート・アンド・ダンディ」から「Bye Bye Baby」。
◆お世話になった大阪の皆様へ…「OSAKA MOON」
コメント
コメント一覧 (6)
「ザ・キングスメン」のドラマーで、当時はディック・ピーターソンと名乗ってました。
R&Bシンガー、リチャード・ベリーの曲をカヴァーした「ルイ・ルイ」が1963年末~
1964年にかけて全米2位のヒットとなりました。
The Kingsmen - Louie Louie https://www.youtube.com/watch?v=CfRZNNyQoF0
ドラムを叩いてるのがディックです。
そこから大阪発日本での大ヒットに至るのですが、芽瑠璃堂ブログを読むと
昨年亡くなったソニーの重鎮、野中規雄氏も一枚絡んでいたようですね。
あとハリジョージスンさんのコメにある「ビル・ヒューズ」についても。
米国フォークバンド「Lazarus」を経て、1980年に大阪発の大ヒットアルバム
「ドリーム・マスター」を発売。
1991年には日本のテレビドラマ「もう誰も愛さない」のテーマ曲
「とどかぬ想い(Welcome To The Edge)」を発売、オリコン1位&50万枚超え
の大ヒットになりました。
とどかぬ想い - https://www.youtube.com/watch?v=wenXc_j-60o
(ややヴォリューム低いですが、本人歌唱の貴重な動画なので)
1984年にはフィリップ・ベイリーに「Walking On The Chinese Wall」を書いています。
(あの「Easy Lover」が収録されたアルバムです)
ビル・ヒューズは残念ながら1998年、50歳で亡くなっています。
まるでお菓子のような販売戦略で見事に日本で大ヒットしましたね。当時洋楽好きな大阪人(僕も)にとってチョッとした自慢でした。僕は同時発売された、ビルヒューズの方が好きでLP買ったなぁ。
ニクラウスは面白い奴で、日本のTV歌番組(番組名失念)に出演しているのを観ていたら、番組内で山口百恵さんの引退セレモニーをやっていて花束を渡されている百恵さんの傍らにいたニクラウスが、なんと、もらい泣きしていて
思わず笑っちゃいました。
後年、変わってるけどイイ奴だったと雑誌にかいてあった記憶があります。
苦労人だった自分と重ね合
わせたのかもしれません。
ローカルラジオでよく流れ じわじわとヒットし 海外の曲ながら 「地元愛」を感じていました
「Osaka moon」は来日時 ホテルから月が見えて 作ったとか
海外のアーティストの曲に出てくる日本の地名は大抵「Tokyo」なので これも嬉しかったです