夏の夕暮れというと...この曲を思い出します。
◆どっちかというと、夏が過ぎてく物悲しさを感じる曲なのですが、歌詞で、
“July is dressed up and playing her tune.”
“7月はドレスを着飾って、音楽を奏でてる”
とあります。
でもこの部分、しゃれた歌詞ですよね。
「7月はドレスを着る」→(女性)→「her tune」になるんですね。
◆また「ジャスミンの香り」もこの曲の大きな魅力。
(2人は「ジャズミン」と歌ってるようですが!)
調べてみたら、茨城県のフラワーパークさんのホームページに次のようにありました。
“ジャスミンはよい香りの花で、香料としてよく知られています。ところで、花屋さんでジャスミンと呼ばれているものに3種類あって、しかも全く別種なのです。よい香りがするのと、つる性であることは共通ですが、性質は少し異なるので注意が必要です。”
その3つとは、
1.ハゴロモジャスミン(モクセイ科)
2.マダガスカル・ジャスミン(ガガイモ科)
3.カロライナ・ジャスミン(フジウツギ科)
だそうです。
シールズ&クロフツが歌った“ジャズミン”はどれかな...?
(PS)結構僕はコンビニでペットのお茶"ジャスミン茶"買って飲みますねえ。←どーでもいい話。
Songwriter(s) Jim Seals, Dash Crofts
lyrics c Universal Music Publishing Group
Released in 1972
US Billboard Hot100#6
From The Album“Summer Breeze”
(思い出のサマー・ブリーズ)
"Summer Breeze"lyrics(英語詞はこちらのサイトからいただきました)
*原詞の引用は太字です
See the curtains hangin' in the window,
in the evenin' on a Friday night.
A little light a-shinin' through the window,
lets me know everything is alright.
窓にかかってるカーテンを見なよ
金曜日の晩のことさ
かすかな光が窓から差し込んでくる
それを見てたらすべて大丈夫だって思えるんだ
Summer breeze, makes me feel fine,
blowing through the jasmine in my mind.
Summer breeze, makes me feel fine,
blowing through the jasmine in my mind.
夏のそよ風が吹く 僕はいい気持ち
ジャスミンの香りを運んできてくれるんだ
夏のそよ風が吹く 僕はいい気持ち
ジャスミンの香りいっぱいにさせてくれる
See the paper layin' on the sidewalk,
a little music from the house next door.
So I walked on up to the doorstep,
through the screen and across the floor.
歩道に新聞が置かれているよ
隣の家からはかすかに音楽が聞こえる
だから僕はドアのところまで行き
ドア越しにその音楽に耳を傾けるのさ
Summer breeze, makes me feel fine,
blowing through the jasmine in my mind.
Summer breeze, makes me feel fine,
blowing through the jasmine in my mind.
夏のそよ風 僕はいい気持ち
ジャスミンの香りを運んできてくれるんだ
夏のそよ風 僕はいい気持ち
ジャスミンの香りいっぱいにさせてくれる
Sweet days of summer, the jasmine's in bloom.
July is dressed up and playing her tune.
And I come home from a hard day's work,
and you're waiting there,
not a care in the world.
素敵な夏の日に ジャスミンの花は咲く
7月は着飾って 音楽を奏でるのさ
一生懸命働いて我が家に帰ると
きみがそこには待っていてくれる
まわりの嫌なことも忘れてしまうよ
See the smile a-waitin' in the kitchen,
food cookin' and the plates for two.
Feel the arms that reach out to hold me,
in the evening when the day is through.
キッチンで待ってるきみの笑顔
2人で食べる料理やお皿が並んでる
疲れた僕を抱きしめようときみが腕を伸ばす
1日が過ぎていく こんな夕暮れ時の風景
Summer breeze, makes me feel fine,
blowing through the jasmine in my mind.
Summer breeze, makes me feel fine,
blowing through the jasmine in my mind.
夏のそよ風 僕はいい気持ち
ジャスミンの香りを運んできてくれるんだ
夏のそよ風 僕はいい気持ち
ジャスミンの香りいっぱいにさせてくれる…
日本語訳 by 音時
◆2022年6月ジム・シールズが天国に召されました…R.I.P…。
70年代ソフト・ロック・デュオ、シールズ&クロフツのジム・シールズが80歳で死去
(MUSIC LIFE CLUB)
◆アイズレー・ブラザースも1974年にカバー。うーむ、このSummer Breezeはねっとりした感じで爽やかじゃないなあ(^▽^;) これはこれでアリと思うけど…。
(MUSIC LIFE CLUB)
◆アイズレー・ブラザースも1974年にカバー。うーむ、このSummer Breezeはねっとりした感じで爽やかじゃないなあ(^▽^;) これはこれでアリと思うけど…。
コメント
コメント一覧 (4)
僕自身はジャスミンの香りは夏じゃなくて、秋のイメージではあるな。
「jasmine」を「jazzmen」と聴き違えてかん違いしてました。ああ恥ずかしい。
心地よいそよ風が吹くとき、ジャズが流れているんだろうなあ、ってずっと思ってました。
その国内盤解説によれば、日本のバンド「GREAT3」もこの曲をカバーしてるとのこと。
ユーチューブで聴きましたが、なかなかよかったです。
この二人組、大好きです。シンプルな音作りなのですが、その世界に引き込まれます。哀愁を感じさせる二人です。
イントロからしてどこか物悲しい感じです。二人のハーモニーも爽やかで美しい!
昨今の日本の夏はうだる暑さで…。ジャスミンの風が吹いても、爽やかな気持ちにはなりません。
やはりこの曲は、夏の終わりというイメージですね。