本日、ビリーの東京ドーム公演!

この曲はビリーのライブアルバム「Songs In The Attick」のオープニングでよく覚えていますよね。
今日のオープニングがもしもこの曲だったら、1曲めから感涙…だろうなあ(^_^;)。

オープニングでなくてもいいから歌ってくれないかな。





この曲はビリーのアルバム「ニューヨーク物語(Turnstiles)」(1976)の1曲目に収録されていました。ビリーはこのアルバムの制作に当たって、デビュー当時の活動拠点だったロサンゼルスを離れ、故郷のニューヨークに戻りました。

 アルバム"Turnstills"は邦題=「ニューヨーク物語」。これも秀逸な邦題ですね。1曲目の「Say Goodbye To Hollywood」で"主人公"はLAからNYに居を移します。途中の曲も「New York State Of Mind」をはじめ、NYについての想いなどを書かれた曲。そして「I've Loved These Days」と"楽しかった日々"を思い出し、ラスト曲は「Miami 2017」。今や廃墟と化したNYを思い出し語る主人公は「マイアミ(フロリダ)」に移り住んでいるのです…。(もう2017年は過ぎてしまいましたね)

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◆「Say Goodbye Hollywood」ですが、1963年の大ヒット曲であるロネッツの「Be My Baby」とそっくりです。分厚い"ウォール・オブ・サウンド"、フィル・スペクターのサウンドの特徴ですね。これはビリー自身が「Say Goodbye To Hollywood」を作る際に「Be My Babyが浮かんだんだ」と言っています。
 ロネッツのヴォーカリストであるロニー・スペクターも自身のアルバムでビリーの曲をセルフカバーしています。

 冒頭に出てくるボビーは「最新のレンタカー」でNYの街を運転している。男女のカップルの車がたくさん走っているがそのなかでもレンタカーに乗っているところが、NYの街の風景であり、ビリーの心情を現している気がします。

★歌詞は次のフレーズが有名ですね。

"Life is a series of hellos and goodbyes"
人生は"ハロー"と"グッドバイ"の連続なんだ

別れを悲しむな。別れがあれば出会いあり。新しい出会いをするために別れがあるんだ...と言えるわけですね。

★ジョニーの出てくるverse。

Johnny's taking care of things for awhile-
And his style is so right for troubadors.
They got him sittings with his back to the door
Now he won't be my fast gun anymore.

これはなかなか解釈が難しく、正確な意味は不明です…(^▽^;)。
「お世話になった」けど「もう世話にはならない」ということで、ハリウッドでのボビー(ビリー本人のこと)の代理人?もしくはボディーガード?なのではないかと想像しました。

"troubadors"は"複数形"。ボビー(ビリー)のような「吟遊詩人」(自由気ままな歌い手)にも良くしてくれる存在。ボビー(ビリー)が「部屋の中にいる」時も、部屋の外で「ドアに背を向けて」座って?守ってくれてる存在。
 それを「ボディーガード」のような単語(もう「fast gun」にはならない)と表現したのではないかと…(^▽^;)。こじつけでスミマセン。

★ビルボードでのヒットはビリーのライヴアルバム「Songs In The Attick」からのライヴVersion。最高位17位まで上がりました。こっちのVersionに馴染みのある人もいるかもしれませんね。

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Songwriters JOEL, BILLY
Lyrics © Universal Music Publishing Group

Released in 1981
US Billboard Hot100#17
From The Album"Songs in the Attic"

*原詞の引用は太字



Bobby's driving through the city tonight
Through the lights in a hot new rent-a-car
He joins the lovers in his heavy machine
It's a scene down on Sunset Boulevard

ボビーは今夜 街を駆け抜ける
カッコいい新しいレンタカーに乗って
イカした車で 恋人を乗せて走るんだ
サンセット大通りでよく見る風景さ

Say goodbye to Hollywood
Say goodbye, my baby
Say goodbye to Hollywood
Say goodbye, my baby

さよならを言うよ ハリウッド
俺のベイビーにもサヨナラさ
さよならを言うよ ハリウッド
俺のあの娘にもサヨナラだ

Johnny's taking care of things for awhile
And his style is so right for troubadours
They got him sitting with his back to the door
Now he won't be my fast gun anymore

ジョニーにはしばらくお世話になった
自由気ままな歌い手にとっちゃ
ヤツの振る舞いがぴったりきてたんだ
ヤツはドアの外で俺を守っててくれたけど
これ以上もうヤツの世話にはならないよ

Say goodbye to Hollywood
Say goodbye, my baby
Say goodbye to Hollywood
Say goodbye, my baby

さよならを言うよ ハリウッド
俺のベイビーにもサヨナラさ
さよならを言うよ ハリウッド
俺のあの娘にもサヨナラだ


Moving on is a chance that you take
Every time you try to stay together
Say a word out of line and you find
That the friends you had are gone forever

街を出ていくのはチャンスでもある
一緒にいるためにはいつも考えるよ
言葉を言い過ぎてしまうと
...気付くのさ 友達が去ってしまったことに
永遠に 戻ってこないんだ…

So many faces in and out of my life
Some will last, some will just be now and then
Life is a series of hello's and goodbye's
I'm afraid it's time for goodbye again

俺の人生 沢山の人に出会い別れてきたよ
長く続く友達もいれば その場限りの奴もいる
人生は"ハロー"と"グッドバイ"の連続だ
残念なことに
またサヨナラの時が来ちゃったよ…

Say goodbye to Hollywood
Say goodbye, my baby
Say goodbye to Hollywood
Say goodbye, my baby

さよならを言うよ ハリウッド
俺のベイビーにもサヨナラさ
さよならを言うよ ハリウッド
俺のあの娘にもサヨナラだ....

(Words & Idioms)
troubadors=吟遊詩人
out of line=言い過ぎる 口が過ぎる

日本語訳 by 音時

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◆ロニー・スペクターの歌う"Say Goodbye To Hollywood"。ロニーの持ち歌"Be My Baby"のお返しです。




◆「さよならハリウッド」のスタジオヴァージョンです。