ファイアー(炎)とレイン(雨)…大変なことや嫌なことも…晴れ続きの日も経験してきた。友達が見つからず孤独にさいなまれることも…。でも、主人公は常に友情を感じることができていた…。

でも…スザンヌがこの世にサヨナラを告げていた(そのことを人づてに聞いた…)。

◆Wikipediaのこの曲の情報から…

・ジェイムスの子供の頃の友人だったスザンヌ・シュナー(Suzanne Schnerr)が自殺してしまいました。テイラーが契約を結んだ会社はビートルズが設立したアップル・レコードで、彼の成功を望んだ故郷の友人らはそのことをテイラーに長い間知らせなかった…。彼がスザンヌの死を知ったのは6か月後のことだった。

この曲は、友人スザンヌこの自殺や、ジェイムス・テイラーがダニー・コーチマーらと組んだバンド、「ザ・フライング・マシーン」の崩壊とそれに伴う抑うつ…自身の麻薬中毒などが歌詞に反映されているといいます。


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(James Taylor)

Released in 1970
US Billboard Hot100#3
From the Album “Sweet Baby James”

*原詞の引用は太字

Just yesterday morning
They let me know you were gone
Suzanne, the plans they made put an end to you
I walked out this morning and I wrote down this song
I just can't remember who to send it to

ちょうど昨日の朝
きみが天国に゙逝ってしまったと聞いたよ
スザンヌ  ヤツらが立てた計画がそうしてしまったんだね
今朝 外を歩いてこの歌を書きとめたんだ
誰に送ればいいのか 思い出せないけれど

I've seen fire and I've seen rain
I've seen sunny days that I thought would never end
I've seen lonely times when I could not find a friend
But I always thought that I'd see you again

僕は炎も  雨も見てきたよ
終わりがないと思っていた晴れの日も見てきた
友達が見つからず 寂しい日々も経験したよ
でもまた会えるといつも思ってたんだ…

Won't you look down upon me, Jesus
You've got to help me make a stand
You've just got to see me through another day
My body's aching and my time is at hand
And I won't make it any other way

神様  僕を見捨てないでください
僕は立ち上がるのをお助けください
また別の日まで僕を見届けてください
体が痛いし  時間も迫っているのに
ほかにどうすることもできないでいます

Oh, I've seen fire and I've seen rain
I've seen sunny days that I thought would never end
I've seen lonely times when I could not find a friend
But I always thought that I'd see you again

ああ 僕は炎も見たし 雨も見てきた
終わりがないと思っていた晴れの日も経験したよ
友達が見つからず寂しい日々もあった
だけど  また会えるといつも思ってたんだ…

Been walking my mind to an easy time
My back turned towards the sun
Lord knows when the cold wind blows
it'll turn your head around
Well, there's hours of time on the telephone line
to talk about things to come
Sweet dreams and flying machines in pieces on the ground

ずっと 楽に過ごし
太陽にずっと背を向けて歩いてきたけど
神様はご存知さ 冷たい風が吹くと
ひとは振り返って考えることができるって
そう 電話で これからのことを
何時間も話したことがあったよね
いくつかの甘い夢 そして
僕のバンドも ばらばらに砕けちってしまった

Oh, I've seen fire and I've seen rain
I've seen sunny days that I thought would never end
I've seen lonely times when I could not find a friend
But I always thought that I'd see you baby,
One more time again, now

ああ 僕は炎も見たし 雨も見てきた
終わりがないと思っていた晴れた日も見てきた
友達が見つからず 寂しい時期も見てきた
だけどもう一度会えるといつも思ってた…ベイビー
もういちど 今

Thought I'd see you one more time again
There's just a few things
coming my way this time around, now
Thought I'd see you, thought I'd see you,
fire and rain, now


もう一度だけ会おうと思ってたんだ
今回も色んな出来事があるけれど 
会えると思ってたんだ
きみに会えると思ってたんだ
炎と雨のなかで 今

(Words and Idioms)
turn one's head around 頭を回転させる、振り向く

日本語訳 by 音時


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◆2005年、NPRのインタビュー中、ジェイムスは「この曲は3つのパートで書かれている」と説明しています。
最初の部分は、テイラーがアップル・レコードと契約した後の最初のアルバムの制作にロンドンにいる間に亡くなったテイラーの友人スザンヌについてのものだった。 自宅の友人たちは、テイラーが大ブレイクすることから気を紛らわせるのではないかと心配して、この悲劇的な知らせを彼に知らせず、テイラーは半年後にそのことを知った。

2 番目の部分では、薬物中毒とうつ病を克服するためのテイラーの闘いについて詳しく説明しています。

3番目の部分は、名声と富を手に入れるまでの道のりを振り返り、そこに至るまでの道のりを振り返ります。 

◆この曲がチャートで最高位を記録した週の全米ビルボードチャートを見てみましょう。
US Top 40 Singles Week Ending 31st October, 1970
TW LW TITLE –•– Artist (Label)-Weeks on Chart (Peak To Date)

ジャクソン5の“I'll Be There ”の1位が続きます。“Fire and Rain”は6→3位とチャートアクションはよかったのですが、翌週も3位に足踏み。この週2位のカーペンターズ“愛のプレリュード”も2位で、1〜3位が変わら内周が3週連続続きます。そして…ジェイムスはダウン…。最高位3位で終わってしまいました。

1 1 I’LL BE THERE –•– Jackson 5 (Motown)-7 (3 weeks at #1) (1)
2 4 WE’VE ONLY JUST BEGUN –•– The Carpenters (A&M)-8 (2)
3 6 FIRE AND RAIN –•– James Taylor (Warner Brothers)-8 (3)
4 2 CRACKLIN’ ROSIE –•– Neil Diamond (Uni)-11 (1)
5 3 GREEN-EYED LADY –•– Sugarloaf (Liberty)-12 (3)

6 5 ALL RIGHT NOW –•– Free (A&M)-12 (4)
7 8 INDIANA WANTS ME –•– R. Dean Taylor (Rare Earth)-9 (7)
8 7 CANDIDA –•– Dawn (Bell)-15 (3)
9 9 LOLA –•– The Kinks (Reprise)-10 (9)
10 17 IT’S ONLY MAKE BELIEVE –•– Glen Campbell (Capitol)-9 (10)






◆この曲はジェイムスがライブで歌ってきた曲のなかで、回数の多さでいうと間違いなく1位か2位だろうな。日本で歌うのは最後になるのかな。心して聴きたい…。