このシングルとアルバム「カーニー」のジャケットに写るレオン・ラッセル。

白塗りの顔でギロッとした目つき。そんなアーティストが歌ってるこの曲「タイト・ロープ」。
もう“ただ者ではない”感が満載で、この曲を聴きました。


大ベテランのサーカス芸人なら安心して観られるのかもしれませんが、一般人が「綱渡り」なんて、絶対にできないでしょう。
でもこの主人公はなぜか「Tightrope」の上にいる。
進むか、戻るか? 片方には氷、もう片方には炎が…。


Screenshot 2024-02-14 09.08.29


Songwriter(s) Leon Russell

Released in 1972
US Billboard Hot100#11 
From the Album “Carney”

*原詞の引用は太字

I'm up on the tight wire
One side's ice and one is fire
It's a circus game with you and me

I'm up on the tightrope
One side's hate and one is hope
But the top hat on my head is all you see

俺は綱渡りのワイヤーの上
一方に氷 もう一方は炎
それはおまえと俺のサーカスゲーム

俺は綱渡りの綱の上
一方に憎しみ もう一方は希望
だけどおまえに見えるのは
頭の上にあるシルクハットだけ

And the wire seems to be
the only place for me
A comedy of errors and I'm falling

そして綱だけが
俺にとって唯一の場所らしい
間違いだらけの喜劇
そして俺は落ちていく…

Like a rubber-neck giraffe
You look into my past
Well maybe you're just too blind to - see
I'm up in the spotlight
Oh, does it feel right
Oh, the altitude seems to get to me

やじ馬のキリンのように首を伸ばして
おまえは俺の過去を覗き込んでくる
もしかしたらおまえは
盲目すぎて見えなくなってるのさ
そうだろ? 

I'm up in the spotlight
Oh, does it feel right
Oh, the altitude seems to get to me

I'm up on the tight wire
Flanked by life and the funeral pyre
Putting on a show for you to see

俺はスポットライトを浴びてるが
ああ そいつは気持ちがいいのかい?
ああ その態度がイラつくんだ

俺は綱渡りの綱の上
生命と 葬式の薪が隣り合ってる
ショウを開催するんだ
観ているおまえのために

[​Bridge]

Like a rubber-neck giraffe
You look into my past
Well maybe you're just too blind to - see

やじ馬のキリンのように首を伸ばして
おまえは俺の過去を覗き込んでくる
もしかしたらおまえは
盲目すぎて見えなくなってるのさ
そうだろ? 

I'm up in the spotlight
Oh does it feel right
Oh the altitude really gets to get to me

I'm up on the tight wire
Flanked by life and the funeral pyre
Putting on a show for you to see

俺はスポットライトを浴びてるが
ああ そいつは気持ちがいいのかい?
ああ その態度がイラつくんだよ

俺は綱渡りの綱の上
生命と 葬式の薪が隣り合ってる
ショゥを開催するんだ
観ているおまえのために

[​Outro]

(Words and Idioms)
Comedy of Errors
著作《The ~》間違いの喜劇◆英《著》ウィリアム・シェークスピア
rubberneck=物珍しそうに見る
〈米俗〉やじ馬(根性の人)、じろじろ見る人
【語源】ゴム(rubber)のように首(neck)を伸ばして見る様子から。
get to 人 =精神的、肉体的にこたえる、まいる、不愉快な気分になる、イラつく
flanked by a flag 《be ~》〔主語の〕横[脇]に旗が立って[配置されて]いる
funeral pyre=葬式のときに死体を焼くために積まれた薪

日本語訳 by 音時


LeonTightrope


うー、人生は様々な選択をしなくてはならないけれど、この曲の主人公はピンと張り詰めたロープの上で、スポットを浴びながら決断しようとしている…。
 レオン・ラッセルがこの曲を作ったのは30歳のとき。、恋愛の歌と解釈すると…とても僕には堪えられないな…(^_^;)。

◆レオンは2016年11月13日、享年74歳で、ナッシュビルの自宅にて天国に逝きました。(病死です。2010年には髄液漏の手術を受け、2016年7月には心臓発作を起こし、冠動脈バイパス手術を受けていた、そうです)
 天国では落ち着いた場所でこの曲を歌ってほしいな。R.I.P…。