Elvis Costello (credited as Declan Patrick MacManus)

Released in 1977
From The Album“My Aim Is True”

*原詞の引用は太字

Oh it's so funny to be seeing you 

after so long, girl.
And with the way you look I understand
that you are not impressed.
But I heard you let that little friend of mine
take off your party dress.

笑っちゃうよね
きみと会うのが久しぶりだなんてさ
きみを見ればわかる
僕に会いたくなかったみたいだって
僕も噂で耳にしたよ
僕の友達がパーティーのあと
きみのドレスを脱がしたって

I'm not going to get too sentimental
like those other sticky valentines,
'cause I don't know if you are loving somebody.
I only know it isn't mine.

感傷的になるつもりなんてないんだ
他の未練がましい昔の恋人と一緒にしないでくれ
きみに好きなヤツがいるのかどうか知らんけど
それが僕じゃないことはわかってる

Alison, 
I know this world is killing you.

アリソン
この世界はきみの息を詰まらせてる

Oh, Alison, 
My aim is true.

ああ アリソン
僕が欲しいのは真実なんだ

Well I see you've got a husband now.
Did he leave your pretty fingers lying
in the wedding cake?
You used to hold him right in your hand.
I'll bet he took all he could take.

ああ知ってるよ きみは今では旦那がいる
指輪を取りにウェディングケーキに入れたきみの指を
彼はそのままにしなかっただろ?
きみは彼をその腕によく抱いていたんだね
ヤツはもらえるものすべて
手に入れたってことなんだね

Sometimes I wish 
that I could stop you from talking
when I hear the silly things that you say.
I think somebody better put out the big light,
'cause I can't stand to see you this way.

僕は時々思うんだ
のろけ話を話すきみの声なんか
聞こえなくなってほしいって
誰か太陽をなくしちゃってくれないか
もうきみの姿を見るのは耐えられない

Alison, 
I know this world is killing you.

アリソン
この世界がきみを押しつぶしてる

Oh, Alison, 
My aim is true.

ああ アリソン
僕の欲しいのは真実なんだ

My aim is true.

僕の思いはまっすぐだよ

My aim is true.

僕はこの世界からきみを救える

My aim is true.

真実を教えてくれ

日本語訳 by 音時


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コステロの8年ぶりんお来日決定!来年の4月に来てくれます!
東京公演は2日間+大阪公演1日です。
公演詳細はこちらです。
https://smash-jpn.com/live/?id=4079

(おまけ)こちらの方のブログ。前回2016年の昭和女子大人見記念講堂でのライブを詳細にレポートしていただいてます!→リンクさせていただきました


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◆エルヴィス・コステロは、イングランドのミュージシャン。(本名はデクラン・パトリック・アロイシャス・マクマスで芸名は敬愛するプレスリーから取った)


 「Alison」は哀愁のある名曲で、リンダ・ロンシュタットもカバーしているし、日本でもCMなどにも使われています。1977年リリースのコステロのデビューアルバム「My Aim Is True」に収録されています。
 ただし、この曲、シングルでは発売してないんですよね。(コステロの全米ヒットは1983年のEveryday I write the Bookが36位、1989年のVeronicaが19位の2曲のみ)初期のアルバム・プロデューサーはニック・ロウ(Cruel To Be Kind)ですね。

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◆Alisonは昔の彼女。いつも会ってた二人なんだけど、偶然に再会してしまう。「久しぶり」っていう言葉に思わず苦笑い。Alisonの表情からもとまどいがわかる。

 彼女には直接は聞けないことだけど、僕の友達がパーティーのあとAlisonと一夜を伴にしたって噂は耳にした。それでそいつと結婚したってことも。

 すぐに「じゃあ」って別れることができなくて、いま僕はなぜか、聞きたくもないのに彼女とヤツの結婚式の話なんかなりゆきで聞かなきゃいけなくなってる。Alisonだって話したくないんじゃないのか。

 結婚指輪は奴がケーキのなかに仕込んでたんでいうんで、きみが指突っ込んで指輪を見つけたって、ふーん、そうそれはよかったね。ケーキのクリームだらけのきみの指を奴が口のなかに入れてきれいにしたって言うのかい。


 ああなんでこんなきみのノロケ話を僕は聞いてるんだろう。きみの声が急に出なくなっちゃえばいいのに。いや急に太陽がなくなってしまって大騒ぎになるのもいいかもね。
 Alison でも、きみは無理してはいないのかい?

 この世界に生きていくに疲れて、ヤツのみせかけのやさしさに甘えてしまったんじゃないのかい。
 僕が一番きみのことわかっているからさ。
 僕が聞きたいのは本当のことなんだ。
 僕が知りたいのは真実なんだ。
 My Aim is True…
純愛…いや、ちょっとアブないほど入れ込んじゃってるヤツの歌か!?

◆Wikipediaからの情報ですが、この曲についてはコステロは「誰かを失望させること」を歌っていると言う以外にはほとんど明かさずに歌詞の「Somebody better put out the big light」と「My aim is true」という台詞が殺人を指しているという指摘を否定していると説明、また、『Girls Girls Girls』のライナーノーツに「これ以上話すと多くのことが台無しになってしまう」と書いているように、この曲が誰のことを歌っているのか明らかにすることも避けてきました。


でも、2015年の自伝『Unfaithful Music & Disappearing Ink』の中で次のように書いているようです。

「僕はいつも、地元のスーパーマーケットで美しいレジの女の子を見た後に『アリソン』という曲を書いたと言ってきた。彼女は、かつて船の名前がつけられたかもしれないような顔をしていた。悪党たちは彼女の名誉を守るために、霧に覆われた決闘をしていたかもしれない。今、彼女はレジで豆の缶詰の値段を打ち込みながら、若かりし頃の夢や希望がすべて消えていくような顔をしている。残されたものはすべて、彼女に都合のいい嘘をつき、さらに彼女を罠にはめる暴漢のために、すぐに浪費されてしまうだろう」


◆1977年のライヴ。最後にホーンセクションも入るアレンジ。(ちょっと好かない)



◆コステロがギター1本で歌います。



◆リンダもカバー(Album「Living In The USA」)してます。なかなかいい…!