才能✕才能、天才の共演は何か新しいものを生み出しますよね!

◆バリーとモーリス、ロビンの兄弟からなるビージーズ。1970年代後半の「サタデー・ナイト・フィーヴァー」の大成功を収めた後、彼らは曲の執筆とプロデュースに集中し始めました。

そんななか、バーブラ側からビージーズに新しいアルバム用の曲を書くよう持ちかけたようです。当初はアルバムの半分くらいの曲を書くか共作する予定でしたが、非常にうまくいって気持ちも乗ってきて、最終的にはアルバム全体を書くことになりました。

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 アルバム「ギルティ」は、バリーが1年以上前に書いた“The Love Inside“を除いて、すべての曲は明示的にバーブラのために書かれた曲たちが収録されました!


◆バーブラ単独の“Woman In Love”も良かったけれど、バーブラとバリーのこのデュエット=アルバム「ギルティ」のタイトルトラック=も僕は好きだったな。
バーブラって歌声で、少女から淑女まで使い分けられますよね。この曲のバーブラ…可愛いです!(^o^)
だけど“愛には堂々と強い“。このあたりは“Woman In Love”同様にかっこよさも感じます。

 でも、チャートでは最高位は3位止まり、もっと上位に行っておかしくない曲だと思うのですが、少し地味め…だったんでしょうかね。


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(Barry Gibb、Maurice Gibb、Robin Gibb)

Released in 1980
US Billboard Hot100#3 
From the Album “Guilty”

*原詞の引用は太字


[Verse 1: Barbra Streisand]

Shadows falling, baby, we stand alone
Out on the street anybody you meet
Got a heartache of their own
(It oughta be illegal)
Make it a crime to be lonely or sad
(It oughta be illegal)
You got a reason for livin'
You battle on with the love you're livin' on
You gotta be mine
We take it away
It's got to be night and day
Just a matter of time


夜の影が落ちてくる  私たち二人きり
街で出会う人は誰でもみんな
自分の心の痛みを抱えている
(それは違法じゃない?)
淋しかったり悲しかったり
それは罪になっちゃうんじゃない
(違法であるべきだよ)
あなたには生きる理由があって
あなたが生きてる愛と戦い続けるの
あなたは私のもの
そう受け止めるわ
昼だろうと夜だろうと
それは時間の問題だから

[Chorus: Barbra Streisand]

And we got nothing to be guilty of
Our love will climb any mountain near or far, we are
And we never let it end
We are devotion
And we got nothing to be sorry for
Our love is one in a million
Eyes can see that we got a highway to the sky
I don't wanna hear your goodbye


私たちは何の罪も犯してないし
私たちの愛は 近くても遠くても
どんな山にも登っていくの 私たちは
そして 決して終わらない愛
私たちは深い愛情で包まれて
何も後悔することはないんだから
私たちの愛は100万にひとつの愛
空へと続くハイウェイが瞳には映ってる
聞きたくないわ あなたからのサヨナラなんて

[Verse 2: Barry Gibb]

Pulses racing, darling
How grand we are
Little by little we meet in the middle
There's danger in the dark
(It oughta be illegal)
Make it a crime to be out in the cold
(It oughta be illegal)
You got a reason for livin'
You battle on with the love you're buildin' on
You gotta be mine
We take it away
It's gotta be night and day
Just a matter of time


脈拍が上がっちゃうよ 愛しいきみ
僕たちはすごいのさ
少しずつ二人で歩み寄ってきた
だけど暗闇には危険がある
(それは違法なはずよ)
冷たいよ 途中で放り出すのは犯罪さ
(それは違法であるべきよ)
きみには生きる理由があって
築き上げてきた愛と戦い続けるのさ
きみは僕のもの
僕たちはそう受け止める
昼だろうと夜だろうとそんなの時間の問題なんだ

[Chorus: Barbra Streisand & Barry Gibb]

And we got nothing to be guilty of
Our love will climb any mountain near or far, we are
And we never let it end
We are devotion
And we got nothing to be sorry for
Our love is one in a million
Eyes can see that we got a highway to the sky
I don't wanna hear your goodbye

私たちは何の罪も犯してないし
私たちの愛は 近くても遠くても
どんな山にも登っていくの 私たちは
そして 決して終わらない愛
僕たちは深い愛情で包まれて
何も後悔することはないんだから
僕たちの愛は100万にひとつの愛
瞳には 空へと続くハイウェイが映ってる
あなたのサヨナラは聞きたくないの

[Bridge: Barbra Streisand & Barry Gibb]

Don't wanna hear your goodbye
I don't wanna hear your

きみのサヨナラは聞きたくない
あなたのサヨナラは…

[Chorus: Barbra Streisand & Barry Gibb]

And we got nothing
And we got nothing to be guilty of
Our love will climb any mountain near or far, we are
And we never let it end
We are devotion
And we got nothing to be sorry for
Our love is one in a million
Eyes can see that we got a highway to the sky
I don't wanna hear your goodbye
And we got nothing to be guilty of
Our love will climb any mountain near or far,we are
And we never let it end


私たちは何の罪も犯してないし
私たちの愛は 近くても遠くても
どんな山にも登っていくの 私たちは
そして 決して終わらない愛
私たちは深い愛情で包まれて
何も後悔することはないんだから
僕たちの愛は100万にひとつの愛
瞳には 空へと続くハイウェイが映ってる
きみのサヨナラは聞きたくないよ…

(Words and Idioms)
meet me in the middle=(私と)妥協する、譲歩する

日本語訳 by 音時


Barbra-streisand-guilty-album


◆“Guilty”と“not guilty”、“Regal”と“Irregal”。
欧米と違って、日本だとなんかイメージしにくいのですが、
“Guilty”というタイトルながらも、愛し合う二人は「罪を犯してはなく“潔白”である」ことを歌っているわけですよね。

途中、バックコーラスで入る(It oughta be illegal)=それは違法であるべきだ…は、「そんなのおかしいじゃないか」と“自由恋愛を認められる社会のなかで、取締りの対象にすべき“なんてニュアンスなのかなあ。

◆この曲のSongfactsページによると、当初はバーブラとバリーのデュエットは想定してなくて、バーブラの単独でのレコーディングがすでに終了しているにも関わらず、そのあとデュエットでの録り直しがあったようです。


“ビージーズのプロデュース・チームであるカール・リチャードソンとアルビー・ガルテンと共にアルバムをプロデュースしたバリー・ギブは、このアルバムでデュエットをすることを望んでいなかった。彼の目標は、ストリーサンドのキャリアで最も成功したアルバムを作ることであり、彼女からフォーカスを外したくなかったのだ。しかし、彼女のマネージャーであるチャールズ・コッペルマンは、バリーとバーブラのヴォーカルがペアになれば、曲の人気がさらに高まると考え、彼の考えを変えるよう説得した。ストレイサンドはすでに「Guilty」のソロ・ヴァージョンを歌っていたので、デュエットにするのはかなりの挑戦だった。





「ガルーテンは2020年のAlbumismにこう語っている。「だから、彼の詩のためにキーを変えなければならなかったし、あるキーから別のキーへ、詩からコーラスへ、そして楽器をオーバーダビングし、それらをはめ込み、文字通り別のキーでバリーのための詩を作るためにそれらを飛び回らなければならなかった。バリーがヴァースを歌ったところはどこであれ、そのキーで録音されたことはない。もともと、ドラム以外のすべてのパートを別のキーで録音していたんだ」。

また、ヴォーカルを組み合わせ、ギブのスタイルに合うようにストライサンドのヴォーカルを調整するために、2週間かけて慎重に編集した。(Songfactsより)


◆2人は2005年(“Guilty”から25年後)に“21世紀版Guilty”というべきアルバム「Guilty Pleasure」をリリース。1980年「Guilty」のアルバムアートワークが白だったのに対して今回は黒。僕は心のなかで「QueenⅡ」か!と叫んでおりました笑。(こちらも全曲バリー・ギブが書いています。)

Guilty Pleasure135


アルバムのオープニングトラック“Come Tomorrow”.