ケニーのヒット曲をイロイロ取り上げていくなかで、この曲は好きで歌詞も短いのですが、ちょっとタイトルの意味がわからなかったので、和訳を後回しにしておりました。

◆“Love The World Away”(1980年 全米Hot100 最高位14位)、映画「アーバン・カウボーイ」に使われた曲で邦題も「アーバン・カウボーイ 愛のテーマ」と付けられています。


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この国内盤シングルジャケットのケニーの笑顔、いいなあ…。

◆和訳が自分なりにピンと来たのは、これも日本のフォークソングでありますが「遠い世界に」という「5つの赤い風船」(作詞作曲:西岡たかしさん)の歌がありますでしょ。ふとしたことでこの曲を思い出し、「遠い世界」が今の世界と別にあって、遠い世界に旅に出ようか…と歌うわけですよね。
(この曲自体はまたそれはそれで内容は、社会的に意味のあるメッセージソングだと思っていますが)

◆当初“Love The World Away”というタイトルの、英語の構造として、“Love 〜away”というイディオムの対象が“World”と認識していたので、“世界を愛して離れる?“とか“世界を愛して片付ける?”とかいう意味かと思ったのですが意味がわからず…。
 その時に、「遠い世界に」を思い出し、ひょっとしてこれは「遠い世界を好きになろう」(We can love
“The world away”)という意味なのでは?と気づきました。
 “The world away”…awayは“The World”を修飾する形容詞で「遠い世界」(今の世界とは離れた別世界)、さらに意訳して「今の世界と離れた二人だけの世界」という意味なのかなと…。

(作者から「違います」と言われるかもしれませんが、解釈として成り立つと思いました)(^_^;)

はい、その解釈で日本語訳を行いました…!


Love_the_World_Away_-_Kenny_Rogers

ケニー「いいじゃん、音時」
(と言ってくれないかな。ケニー、R.I.P…)

Songwriter(s)
Bob Morrison、Johnny Wilson

Released in 1980 
US Billboard Hot100#14
From the Album “from the album Urban Cowboy: Original Motion Picture Soundtrack”

*原詞の引用は太字

Every now and then when the world steps in
Stealin' all our time away
It soon takes so much
We forget to touch
That's when I know it's time for me to say

ときどき世間が踏み入ってきて
僕らの時間をすべて盗み去っていく
すぐに沢山のものが奪われて
僕らは触れ合うことすら忘れてしまう
だからいま 言うべき時が来たのさ

Take my hand
Let's walk through love's door
And be free from the world once more
Here's my arms
We can hide today
And love the world away

僕の手を取って
愛のドアを一緒にくぐっていこう
もう一度 世界から自由になるのさ
僕の両腕がきみを迎えるよ
今は隠れてていいじゃないか
二人で 遠く離れた世界を愛すのさ

Once again we'll be where our hearts are free
And the time is ours to share
Love will always stay just a touch away
Come with me
All the magic's waiting there

もう一度 心が自由になる場所に行くんだ
時間は僕らが共有できるものだから
愛はいつだって手を伸ばせばそこにある
僕と一緒においで
そこでは すべての魔法が待ってるんだ

Take my hand
Let's walk through love's door
And be free from the world once more
Here's my arms
We can hide today
And love the world away
We can love the world away

僕の手を取って
愛のドアをの先に進んでいこう
もう一度 世界から解き離れるのさ
ここにきみを抱きしめる僕の両腕がある
今は二人 身を隠して
遠く離れた世界を愛していこう

日本語訳 by 音時


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「サタデー・ナイト・フィーヴァー」で役者としてブレイクしたジョン・トラボルタが現代の都会のカウボーイとして主演を張る、という映画「アーバン・カウボーイ」。当時、劇場では観ることができなかったな…。

でもこのサウンドトラック(2枚組)からは、6枚も全米トップ40ヒットが生まれました。

①"All Night Long" Joe Walsh #19
 Released: May 1980
②"Stand By Me" Mickey Gilley #22
 Released: May 1980
③"Love the World Away" Kenny Rogers #14
 Released: June 1980
④"Lookin' for Love" Johnny Lee #5
 Released: July 1980
⑤"Look What You've Done to Me" Boz Scaggs #14
 Released: August 1980
⑥"Could I Have This Dance" Anne Murray #33
 Released: August 1980


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この他にも、イーグルスの「偽りの瞳」や、チャーリー・ダニエルズ・バンドの「悪魔はジョージアに」も収録、そのほかにもダン・フォーゲルバーグやボブ・シーガーの曲なども収録されており、魅力いっぱい。僕も購入しようかどうか悩みましたが、2枚組…というのが経済的にきつく(3,800円)止めておこう…(-_-;)となりました。


◆ケニーが天国に召されて(2020年3月20日)からもう3年になります。ケニーの代表曲としてこの曲を和訳できてないのが自分のなかで気になっていたので、ちょっと嬉しい気分です。久々にこの曲でケニーの歌声も聴けました。