▲こちら6分30分のシングル・エディット(ライブ音源を編集)



▲Frampton Comes Alive !D面より、フル演奏(14分18秒)あります。



▲“Midnight Special”のステージから。10分たっぷり!ピーターの演奏が聴けます。
ステージの真ん中が空いてるなと思ってたら、中央のマイクスタンドにトーキングモジュレーターが取り付けてあって、演奏の途中でピーターが移動してそこで演奏(口で!)を聞かせます。


「フランプトン・カムズ・アライヴ!」。
全米で大ヒットしたピーターの2枚組ライヴ・アルバムですが、僕は当時はシングルで「ショー・ミー
・ザ・ウェイ」「君を求めて」と聴いて、またオープニングの「サムシング・ハプニング」をFM放送でエアチェックして…とバラ売りで聴いていました。

ピーターのライヴでは、この曲「紫の夜明け」がそのクライマックス、とは聞いていたんですよ。延々と夜通し長く演奏もして、そろそろ夜明けが近くなり、空も色が変わって…。(僕の想像です)

◆なんでそんな想像が?というと、当時、日本では吉田拓郎(とかぐや姫)の伝説の「つま恋ライブ」がありましたでしょ?。
静岡県の「つま恋」で拓郎さんとかぐや姫がオールナイトでコンサートを実施し、最後の「人間なんて」を繰り返し絶唱…!その頃空が明けてきて…みたいな光景が頭に浮かびました。(こちらも実際に参加したわけではないのですが)

(このコンサートの模様をこちらのページに富澤一誠さんが書いています)

なので、歌詞を見ても、「紫」も「夜明け」も関係ないのですが、僕には「紫の夜明け」=オールナイトコンサートでのラスト曲、という感じでピッタリ腑に落ちました(^_^;)。


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んーでも、この曲アコギじゃないんですけどー(^_^;)。



Songwriter(s)
Peter Frampton、Mick Gallagher、Rick Wills、John Siomos

Released in 1976
Billboard Hot100#10
from the album “Frampton's Camel“
from the album “Frampton Comes Alive!“


*原詞の引用は太字

Woke up this morning with a wine glass in my hand
Whose wine? What wine? Where the hell did I dine?
Must have been a dream I don't believe where I've been
Come on, let's do it again

今朝  目が覚めたら ワイングラスを手にしてた
誰のワイン? 何のワイン? いったい食事をどこでした?
夢に違いない 自分がどこにいたのかわからないんだ
ああ もう一度思い出そう

Do you, you, feel like I do?
How'd ya feel?
Do you, you, feel like I do?

どうだい  きみは?
俺と同じ気分かい?
どうだい きみは?
俺と同じ気持ちかい?


My friend got busted, just the other day
They said,
"Don't walk, don't walk, don't walk away"

Drove him to a taxi, bent the boot, hit the back
Had to play some music,
wonder why's he brag or drag


友達が逮捕された  ついこの間のこと
こう言われたんだ 
"歩くな、歩くな、逃げるな "ってさ
タクシーに乗せ  トランクを曲げ 背中をぶつけたよ
音楽をかけなきゃいけないのに不思議だよ
なんで自慢したり 引きずったりするのか 

Do you, you, feel like I do?
How'd ya turns from mic, can't catch it
Do you, you, feel like I

Do you, you, feel like I do?
Yes ya do
Do you, you, feel like I do?

どうだい  きみは?
俺と同じ気分かい?
どうだい きみは?
俺と同じ気持ちかい?

Champagne for breakfast and a Sherman in my hand
Peached up, peached ale, never fails
Must have been a dream
I don't believe where I've been
Come on, let's do it again


朝食にシャンペン 
俺の手の中には預言者がいる
肌が桃色になるね  甘い桃の味のビール
そいつは裏切らないのさ
ああ 夢に違いないね
俺がどこに行ってたか信じられないよ
さあ どうだい もう一度さ

Do you, you, feel like I do?
How'd ya feel?
Do you, you, feel like I

Do you feel like we do?
Do you feel like we do?
Oh, that's true
Do you feel like we do?
Get back
Do you feel, do you feel like we do?


きみは俺たちと同じかい?
感じてるのかな?
ああ そうさ
感じてる?俺たちみたいにさ?

(Do you feel like I do?)
(That's alright, that's alright to feel you'd like,)
(Feel you'd like, a good time)
(We'll go to bed and good night)
(Good time, good time, good time, good time, good time)


さあ これでおしまいさ
ベッドにいっておやすみよ
いい時をすごしたね じゃあな

日本語訳 by 音時


do-you-feel-like-we-do


◆この曲のWikipediaによると、この曲はピーターが1970年代初頭に、当時 "Frampton's Camel" と呼ばれていたフランプトンのバンドのメンバーと共に作詞・作曲されたものであるとのこと。1973年のアルバム『Frampton's Camel』に収録されています(共作に名前があるのがメンバーなんでしょうね)
歌詞では"Do you feel like I do? "とあるが、曲のタイトルが "Do You Feel Like We Do"となっているのも、バンドみんなで作った!っていうことなんじゃないかな。

◆またこの曲のSongfactsページによると以下のようにありました。

この曲は二日酔いについて歌っている。フランプトンは経験から書くことが多く、当時は一晩の飲酒の影響を受けていた。朝起きると、ベッドのそばにワイングラスが置いてあり、「誰のワインか、何のワインか、一体どこで食事をしたのか」と不思議に思ったという。

二日酔いのままリハーサルに臨んだフランプトンは、前夜にアコースティックギターで弾いていたコードをなぜか思い出した。バンドはこの曲を完成させ、フランプトンに歌詞を考えるように言ったが、彼は「無理だ、ひどい二日酔いなんだ」と答えた。バンドメンバーは、「それについて書けばいい」と言い、彼はそれを実行した。

…って、勢いで作った歌なんですね。なので最後のあたり歌詞の意味が不明だったのですが、酔っ払っていた頭のなかを歌った歌詞なら意味を考える意味ないのでやめました(^_^;)。


◆あと、なんといってもこの曲は「トークボックス」(トーキング・モジュレーター)での演奏が特徴的です。冒頭の3番目の動画でたっぷり見られますのでご堪能ください。(あらかじめ口に咥えるトークボックスの付いたマイクスタンドを用意しておいて、歌う場所を変えて演るのがわかりました)