いや〜これが、ビートルズの隠されていたビデオ!
新曲!という話であっても信じたい。信じられる!

このビデオだって、エド・サリバンショーそっくりじゃないか!(^_^;)

◆トッド・ラングレン率いるユートピアが1980年にリリースした5枚目のアルバム「Deface the Music」
はビートルズを丸々オマージュしたアルバムになっています。
 「Deface=汚す、けがす」ですね。原題は「お耳汚し」みたいな意味でしょう。アルバムアートワークもビートルズの某アルバムジャケットのオマージュ。
 アルバム発売時に日本でついた邦題は「ミート・ザ・ユートピア」!(^_^;)


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◆このアルバム、知らない方は、一度聴いてといただくとよいのですが、邦題を見ると、ハハ〜んあのあたりをオマージュしてるんだな、ということが想像付くかと思います。


(曲目リスト)
1 抱きしめたいぜ
2 キャント・バイ・ミー・クリスタル・ボール
3 泣きたいダンス
4 アクト・シリィリィ
5 ホワイル・マイ・ロンリネス・ジェントリー・ウィープ
6 エイト・デイズ・ア・ウィーク・イズ・ノット・ライト
7 ドライヴ・マイ・カー・トゥ・ホーム
8 ユア・マザー・シュッド・ノウ・ザ・ホイ・ポリィ
9 エリナー・リグビーはどこへ
10 フィクシング・ア・ホール・イズ・ゲティング・ベター
11 マックスウェルズ・シルバー-・ハンマー・イズ・オールウェイズ・レイト
12 ミッシェルの微笑み
13 エヴリバディ・フィールズ・フォーエヴァー


◆アルバム1曲目に収録された「I Just Want to Touch You」の邦題は「抱きしめたいぜ」。タイトルからいっても“I want to Hold Your Hand”…でしょうね。
 でも、このアルバムのWikipediaの記事には、この“Please Please Me”や"I'm Happy Just to Dance with You" "Little Child"などの影響と書かれてありました。



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ビートピアか、はたまたユートルズか!?


Released in 1980
From the Album “Deface The Misic”

*原詞の引用は太字


There's a flame in the back of my mind
And it's burnin' for you all the time
'Cause I just wanna touch you
Do you want to touch me too?

心の奥で炎が燃えている
いつだってきみを思って燃えている
なぜって きみに触れたいからさ
きみも僕に触れたくないかい?

Now I know that you've heard this before
But with me it could mean something more
And I just wanna touch you
Do you want to touch me too?

きみも聞いたことあるんじゃないかな?
だけど 僕にとっては別な意味もあるんだ
そうさ きみに触れたいだけさ
きみも僕に触れたくないかい?

Everybody says we're too young
But I know all the things that they just can't see
I just wanna get inside you
If you'll just give a minute to me, ooh

みんな僕たちが若すぎるっていうけど
大人たちが見られないものを僕らは知ってるんだ
僕はきみの内側に入りたいんだ
もしきみが ちょっと僕に時間をくれたらね

So I've said everything that I can
And I'm hoping that you'll understand
That I just wanna touch you
And you want to touch me too, ooh

だから言えるだけのことはみんな言ったさ
きみがわかってくれたらなあと思うんだ
そうだよ 僕はきみに触れたいだけ
そしてきみも同じように思ってくれてたらな フ〜!

Everybody says we're too young
But I know all the things that they just can't see
I just wanna get inside you
If you'll just give a minute to me, ooh

みんな僕たちが若すぎるっていうけど
大人たちが見られないものを僕らは知ってるんだ
僕はきみの内側に入りたいんだ
もしきみが ちょっと僕に時間をくれたらね

So I've said everything that I can
And I'm hoping that you'll understand
That I just wanna touch you
And you want to touch me too

だから言えるだけのことはみんな言ったさ
きみがわかってくれたらなあと思うんだ
そうだよ 僕はきみに触れたいだけ
そしてきみも同じように思ってくれてたらいいのに

I just wanna touch you
And you want to touch me too

きみに触れたいだけさ
そしてきみも…僕にふれたいんだろ!

(Words and Idioms)
the back of mind=心の奥で、内心では、心の片隅に

日本語訳 by 音時


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◆トッド・ラングレンによると、彼らはビートルズ・スタイルのレコードを作りたいという長年の願望があったわけではなかったようです。(えっそうなの?)

 当時、ザ・ナックの『マイ・シャローナ』が大ヒットしていました。ザ・ナックはビートルズのような格好をして、60年代のイングリッシュ・インベイジョンのようなことをしていたので、
 「僕たちは笑い話として「I Just Want to Touch You」というパワーポップを録音し、『ローディ』という映画のサウンドトラックに応募したんだよ」ということ。

◆ただし、あまりにビートルズに似てる!ということで、映画のプロデューサーはアップルレコードからの法的措置を恐れて却下した…とのこと(^_^;)



それでトッドは、
「もういいや、でも ビートルズにインスパイアされた曲をアルバム1枚分作ってみようかな」となったらしいです。

「あのレコードはとても楽しかった。目新しさだけで注目されると思ったんだ。裏側で少しツアーをしたけど、目新しさを重視して積極的なプロモーションはしまかったよ(笑)。腹いせにやっただけさ。」


Beatpia



◆「ビートルズの精神を取り入れるのは楽しい経験でしたか?」という質問には下記のように答えています。

ああ、オリジナルに戻って分解し、どうすれば同じような質感や似たような楽器編成を作れるか、試行錯誤するのは素晴らしいことだった。時には、他のビートルズの曲を2、3曲マッシュアップした曲もあったよ。その頃の思い出といえば、ニューヨークのザ・リッツで大きなライブをしたときのことだ。 その時、どんな感じか確かめるために、ビートルズのふりをすることにしたんだ。
 ホテルで着替えて、楽器をつけてリムジンに乗り込み、リムジンから直接観客の間を抜けてステージに上がり、一晩ビートルズのふりをするのはとても気持ちよかったよ。(笑)



上記は、トッドがリンゴ・スターの「Ringo's All Starr His Band」に参加した際のインタビュー(2013年12月)に詳しくでています(英語)。興味がある人は読んでみてください。

Q&A with Todd Rundgren on His Career and Being in Ringo’s All-Starr Band - See more at: http://www.rockcellarmagazine.com/2013/12/02/todd-rundgren-qa-interview-ringo-starr-all-starr-band/#sthash.nHclHvrY.dpuf


◆“Always Late”。邦題は“マックスウェルズ・シルバー・ハンマー・イズ・オールウェイズ・レイト”と付けられていますが、“Maxwell's…”ではなく、サージェント・ペッパーズの“Good Morning , Good Morning ”や“A Day In The Life”の中頃のオマージュじゃないかなと思うな…。