アルバム「Third Stage」のハイライトと言えるでしょう。B面のロックサウンドの“I Think I Like It”で気持ちが高揚したあと、このコーラスが始まります。

 ボストンの曲はイントロのギターからワクワク、印象的なものが多いですが、このコーラスから始まる曲はびっくりしました!

(SideA)
Amanda
We're Ready
The Launch
Cool the Engines
My Destination

(SideB)
A New World
To be a Man
I Think I Like It
Can'tcha Say (You Believe in Me) / Still In Love
Hollyann

コーラスを追いかけてくるようなメロディアスなギターフレーズ。
“Can'tcha Say”は“Can you see”を耳で聞こえたように当てはめた言葉。
敢えて“Can'tcha say”になっているところが、声に出して言う/聞く言葉としてイメージできます。

声に出して「僕を信じるって言ってくれ」ということですね。

「ビルボードチャート日記」by 星船


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Songwriter(s) Tom Scholz

Released in 1987 
US Billboard Hot100#20 
From the Album “Third Stage”

*原詞の引用は太字

Can't you say you believe in me?
Can't you see what you mean to me?

僕を信じると言ってくれないか?
きみが僕にとって
どんな存在かわかってくれないか?

Everyday I think of you
You're on my mind
Some things in the past
Are better left behind

Every night I dream of you
The images as clear as day

毎日 きみを思ってた
心のなかに きみがいたんだ
昔のことなんて
忘れた方がいいこともある

毎晩 きみのことを夢見てる
その姿がはっきりと見えるんだ

Can't you say you believe in me?
Can't you say you believe in me?
You know that where there's a will there's a way

Can't you say you believe in me?
Can't you see what it means to me?
Don't leave me alone tonight
Because I still love you

言ってくれよ
僕のこと信じてるって…
信じていれば道は開けるはずだから

僕のことを信じてるって言ってくれ
きみは僕にとって大切なひとなんだ
今夜は僕をひとりにしないでよ
きみをずっと愛してるから…

We've had our time apart
And I knew right from the start
I could never change
The way I feel about you baby
We can sit here all night long
And separate the right from the wrong
But love won't wait

僕たち別れて暮らしてたね
でも最初からわかってたよ
僕は決して変わらない
きみを愛するこの気持ちはね ベイビー
一晩中ここで座って話そう
何が間違っていて 何が良かったのかを
愛は待ってはくれないんだから

[Chorus]

Ooohh, still in love with you
You know I need you baby, to stand by me
Can't you see I need you, baby
Oooh, I'm still in love with you

ああ きみをずっと愛してる
きみが必要なんだよ そばにいてほしい
きみがいなきゃだめなんだ ベイビー
ああ ずっときみを愛してる

Can'tcha say you believe in me?
Can'tcha say you believe in me?
You know that where there's a will there's a way.
Can'tcha say you believe in me?
Can't you see what you means to me?
Don't leave me alone tonight,
'Cause I still love you.

言ってくれよ
僕のこと信じてるって…
信じていれば道は開けるはずさ
僕のことを信じてるって言ってくれ
きみは僕にとって大切なひとなんだ
今夜は僕をひとりにしないで
だって きみをずっと愛してるから…

I love you

(Words and Idioms)
(as) cléar as dáy. 昼のように明るい; きわめて明白で.
where there's a will, there's a way 意志あるところに道あり
know right from wrong 善悪を判断できる、善悪の判断能力がある、善悪の区別がつく

日本語訳 by 音時


Can'tcha_Say_(You_Believe_in_Me)_cover

◆アルバム「Third Stage」のこの曲の解説では次のようにあります。(こちら

Can'tcha Say
1981, 82, 83
A reunion. Vintage Brad Delp harmonies, "Violins" are still electric guitars.

Still In Love
1983
For those still in love.

 1981年、1982年、1983年にかけてレコーディングされて、ようやく1986年に「Third Stage」にて日の目を見たんですね。最終的には、もともと別々の曲だった“Still in Love”をシームレスに組み合わせて1曲として作成されました。
 長い時間をかけた「永遠の愛」!なんでしょうね。(いや、単にトム・ショルツがレコード会社ともめて、ボストンが長い沈黙をしていた時期のことだからなあ)。


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◆うーむ、一言 “Reunion”とありますね。“再会”か…。

アルバム収録曲のほとんどは作成時期が違うので、トータルアルバムと捉えるのに無理はありそうですが、敢えて当てはめて考えると…

A面トップで
“アマンダ”…との愛を歌い、“さあ 出発だ!”
途中で“エンジンを冷やし”、“目的地“の再確認…

B面になって、
“一人前の男になるため“思いをめぐらし、自分が“ほんとに好きなもの“に気がつく。
そして“信じてほしい ずっと好きなんだ”
アルバムの最後につぶやかれる名前は“アマンダ”ではなく
“ホリーアン”…。

うーむ。アルバム1曲めとラストがどちらも女性の名前。最初はアマンダだったけど、やっぱり僕が愛してるのはホリーアン…という経過をアルバム通して歌っているとしたら、嫌なアルバムですね(^_^;)。←僕自身もそうですがアルバム「サード・ステージ」が好きな皆様、ゴメンナサイ。