フォリナーのヴォーカリストだったルー・グラム。
その1stソロ・アルバム「Ready Or Not」からの1stシングルがこの曲“Midnight Blue”。ルーの気合い十分の曲でした。
(ルー、っていうと、どうしても英語を日本語の会話に入れてくる、あのひとを思い出してしまいます(^_^;)→この人です。)トゥギャザーしようぜ。

◆この曲は、「ビルボードチャート日記」by 星船 さんでも取り上げてます。

◆アルバム「Ready Or Not」は全10 曲のうち“Midnight Blue”を含む8 曲は、ルーがフォリナーに参加する前にいたバンドである“ Black Sheep“ にいた Bruce Turgon と共作しています。

◆“Midnight Blue”ってどんな色…?

midnightblue_303470618_250

こんな色のようですね(こちらのサイトから)。

ほとんど黒に近い青。濃い紺色…真夜中の空の青い色…。


Ready_or_Not

Songwriter(s) Lou Gramm、Bruce Turgon


Released in 1987
US Billboard Hot100#5
From the Album “Ready Or Not”

*原詞の引用は太字

I ain't got no regrets
I and I ain't losin' track of which way I'm going
I ain't gonna double back,no
Don't want no misplay

Put on no display, an angel? no
But I know my way, oh yeah, oh

後悔なんてしない
自分の進む道を見失ったりしない
後戻りなんてするものか
ミスだってしたくない
見せびらかすのも嫌だよ
俺が天使だって?そんなんじゃない
だけど 自分の進む道はわかってる

I used follow
Yeah, that's true
But my following days are over
Now I just gotta follow through and

以前は人を真似てたよ
ああ ほんとのことさ
だけどそんな日々は終わったんだ
今は 自分の足で歩くだけさ

I remember what my father said
He said, "Son, life is simple"
It's either cherry red

父さんが言ってたことを思い出す
“息子よ 人生は単純さ
“そいつはチェリー・レッドか…”

Or midnight blue, oh
Midnight blue, oh

“ミッドナイト・ブルーのどちらかだ”
ああ ミッドナイト・ブルー



You were the restless one
And you did not care
That I was the trouble boy
Lookin' for a double dare

おまえは落ち着かなかったよな
でも気にしなかっただろ
俺はトラブルを起こすヤツで
挑戦できるものを探してたから

I won't apologize for
The things I've done and said
But when I win your heart
I'm gonna paint it cherry red
I don't want to talk about it
What you do to me
I can't live without it
And you might think that it's
Much too soon for us to go this far

自分がしたことや言ったことの
言い訳はしない
だけど 俺はおまえのハートをものにできたら
俺は心をチェリーレッドに染めるだろう
おまえが俺にどんな影響を
与えてるかなんて話したくないんだ
俺はおまえの愛なしには生きられないけど
おまえは俺たちがそこまで行ってしまうのを
早すぎると思ってるのかもな

Into the midnight blue, oh
It's midnight blue, oh

俺の心はミッドナイトブルーに入り込む
ああ ミッドナイトブルーに

Now, things could be different
That'd be a shame, 'cause
I'm the one who could feel the sun
Right in the pouring rain
I won't say where and I don't know when but
Soon there gonna come a day, baby
I'll be back again

さて 物事は異なるかもしれないぜ
残念だけどしょうがない だって
俺は土砂降りの雨のなかだって
太陽を感じることができるヤツなのさ
どこで とか いつってことは言わないけど
すぐにそんな日が来るよ ベイビー
俺はまた戻ってくるから

Yeah, I'll be back for you, oh
You see, I'm saving up my love

そうさ おまえのために戻ってくるよ
わかるよな  愛はそれまで取っておくから

Midnight blue, oh
Into the midnight blue, oh
Under the midnight blue, oh
Beneath this midnight blue, oh
(this midnight blue)

Into the midnight blue, oh
Midnight blue, oh
Midnight blue, oh
Beneath this midnight blue, oh
Into the midnight blue

ミッドナイトブルーさ
そんな気持ちだよ
真夜中のブル−な空の下
こんなミッドナイトブルーの下で
気持ちもその色になっちまう
ミッドナイトブルー
黒までいかないブルー
真夜中の空の色
俺の気持ちはそんな色なんだ…

(Words and Idioms)
double back 【句動】 〔来た道を〕逆戻りする、引き返す、折り返す
misplay 【名】エラー、失策、ミス、反則プレー
put on a display=人の注目を集めるために何かをする
double-dare 【他動】〔~に〕あえて立ち向かう、〔~に〕2倍の勇気を持って挑戦する

日本語訳 by 音時


190422131


◆はい、主人公に最初に“Midnight Blue”という言葉(色)を教えたのは父親。
ただその父親は

人生はシンプル。
“チェリー・レッド”か? それとも
“ミッドナイト・ブルー”か?

◆こちらの岩瀬商店さんのサイトで、2つの色の違いを見ると…

“Cherry Red”っていうのはこんな色です。(こちらのページ


Screenshot 2023-04-16 23.21.28

◇鮮やかな赤(中くらいの明るさの赤)
活動的・自信・情熱・達成感・エネルギッシュ・刺激・興奮・発散・怒り・自己主張・闘争心


一方、“Midnight Blue”は…(こちらのページ

Screenshot 2023-04-16 23.20.30


【この色の持つ意味・イメージ】
◇自由・自分のペース・のびやかさ・解放感・楽しむ心・独立心・創造性・柔軟性・ペースの乱れ・疲れ・孤独

◆まあ、色の受け止めは個人差ありますよね。主人公の父親の決めつけ・偏見もあるでしょう(^_^;)。

ただ、おそらく“Cherry Red”は「自信」「情熱」といったあたりの意味で、
“Midinight Blue”は“疲れ・孤独”と同時に“自分のペース”“解放感”って意味あたりも気になります。

父親は“Cherry Red”と“Midnight Blue”を対極的に説明したようですが、この曲を聴いて、また歌詞を訳した感じからすると、“Cherry Red”が幸せで“Midnight Blue”が不幸かというと、そうじゃないんじゃないかな。

“Midnight Blue”は完全に黒くはならない青。孤独な寂しさを楽しむ気持ちがあったり、次の旅や挑戦を楽しもうとする想いを持ってたり…。そんなイメージを感じました。
 ですので“Midnight Blue”は和訳せずに“ミッドナイト・ブルー”のままで…。


◆こちら2018年の野外でのライブ。ルーはだいぶ恰幅がよくなりましたね(^_^;)。