この曲、ジョナサン・バトラーの「ライズ」。
当時、FMヨコハマでヘビーローテーションだったなあ。
(僕がFMヨコハマをいつも聴いていたというのもあるかもしれないけど) 懐かしいなあ。

 ギターを弾きながら、そのフレーズを口でもスキャット(トゥトゥ~ル、ルルルル~)するのも楽しく、POPSの王道を行くような曲で好きでした!

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written by Jonathan Butler  & Jolyon Skinner


Released in 1987
US Billboard Hot100#27
From The Album“Jonathan Butler”

*原詞の引用は太字


Ah, ah, yeah 
(Lies, lies ) ooh, baby (lies) 
Well, well 

ああ 嘘だ 嘘なんだろ

We took a vow to be ever true 
I lived up to mine, tell me, did you 
Someone saw you with your old lover 
Hand in hand, I don't understand 

僕たち真実の誓いをしたよね
僕はそれに恥じないようにしてたのさ
きみはどうだったんだい?
元カレと歩いてたって聞いたよ
手をつないでたって 信じられないよ

You said it ended so long ago 
You had me believing while 
You were deceiving me with lies (lies) 
Wish I could have seen it in your eyes 
(Lies) but I never did (no, I never did) 

だいぶ前に終わった関係って言ってたよね
僕を騙してたのに信じるように思わせてたのかい
嘘でさ(嘘で)
きみの瞳を見た時に気がつけばよかった
(嘘を)でもそうしなかったんだ
(そうさ僕はしなかったのさ)

Baby, lies (lies) thought I read 
The message in your eyes (lies) 
But I was too caught up 
In your web of lies 

ベイビー 嘘を(嘘さ)きみの瞳から
読み取ればよかったんだ(嘘を)
でもきみの嘘のワナに絡まりすぎちゃってた

Someone calls at the strangest of times 
And I swear I hear a man's voice 
On the other side 

おかしな時間帯に
誰かが電話をかけてきてたよ
僕には男の声が聞こえていたよもう一方でね


You give me the same old story 
It's just a friend 
That's who it is, girl 

きみはいつも使い古した説明をしてた
「ただの友達なの」って
でも ほんとは誰なの?

I hate to say it but 
My faith in you is shaking 
Don't say you love me when 
It's my heart you're breaking 

言いたくはないんだけど
きみへの信頼が揺れて崩れてきたよ
もう好きだなんて言わないでくれよ
きみは僕の心を傷つけてるのさ

With your lies (lies) wish I 
Could have seen it in your eyes 
(Lies) but I never did (no, I never did) 

嘘でね(嘘で)
きみの瞳から気がつけばよかった
(嘘で)でも僕は見ないようにしてたんだ
(そう 決してね)

Ooh, lies (lies) it took so long 
For me to realize (lies) 
But I was too caught up 
In your web of lies 

ああ 嘘なんだ(嘘さ)
気づくまで時間がだいぶかかったよ(嘘の)
きみの嘘の網にがんじ絡めになっていたから

You cheated on me, 
you cheated on me 
With a white lie, with a wicked lie 
When I loved you, loved you 

僕を欺いてたんだ
僕をだましてたんだね
罪のない嘘
意地悪な嘘
僕がきみを愛して
きみへの誓いを守ってたときに

You cheated on me, 
you cheated on me 
With a white lie, oh, with a wicked lie 
But I loved you, baby, loved you, baby 

僕を欺いてたんだ
僕をだましてたんだね
罪のない嘘
意地悪な嘘
…でもきみを愛してた
ベイビーきみを愛してたのさ

Lies 

Oh, baby, with a white lie 
A wicked lie, oh, baby 

With a white lie 
A wicked lie, oh, baby

色んな嘘がある
でも僕はもう我慢できないよ...

(Words and Idioms)
live up to=~に恥じない行動をする
white lie=罪のない嘘

日本語訳 by 音時
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◆ジョナサン・バトラーはジャンルで分けると、フュージョン・ギタリストということになるんでしょうかね。出身は南アフリカ。左利きのギタリストです。

 2ndアルバム「Jonathan Butler」でボーカル曲を多く収録して「Lies」をプッシュ。これが大ヒットとなってこの年はグラミー賞にもノミネートされました。(Best R&B Vocal Perfomance Maleにノミネートされ、MichaeJackson“Bad”、Stevie Wonder“Skeletons”含む5曲で審査されましたが...受賞はスモーキー・ロビンソンの “Just To See Her”でした。

◆冷静に歌詞を見るならば...彼女の弁明はどうなのかな?


「ただの友達だよ」ってくらいで、それ以外は弁明させず、彼は「嘘だったんだね」と決めてかかって自分でどんどん考えを固めて、「馬鹿で可愛そうな自分」に酔っているような気もします(^_^;)。

 和訳で「僕はもう我慢できないのさ…」と締めくくらさせていただきましたが、結局、彼は彼女から離れられないような気もします...

◆Top Of The Pops出演時のスタジオ・ライブ