Songwriter(s) Gary Numan

Released in 1979
US Billboard Hot100#9 
From the Album “The Pleasure Principle”

*原詞の引用は太字

Here in my car
I feel safest of all
I can lock all my doors
It's the only way to live
In cars

車のなかにいれば
どこよりも安全に感じるよ
ドアをぜんぶロックするのさ
これが車のなかで生きる
唯一の生き方さ

Here in my car
I can only receive
I can listen to you
It keeps me stable for days
In cars

車のなかにいるのが
唯一の納得できる場所
きみの声も聞こえるし
何日も安心していられるんだ
車のなかでは

Here in my car
Where the image breaks down
Will you visit me please
If I open my door
In cars?

車のなかじゃ
イメージも崩れ落ちる
お願いさ 僕を訪ねてきてくれ
僕が車のなかから
ドアをもしあけたら?

Here in my car
I know I've started to think
About leaving tonight
Although nothing seems right
In cars

車のなかで
僕は考え始めたんだ
今夜は外に出ようかな?って
何が正解なのかわからないけれど
車のなかで…

(Words and Idioms)
stable=安定した、しっかりした、腰のすわった、変動のない、永続性のある

日本語訳 by 音時


560736


1979年の全米チャート、へんてこなこの曲が上昇して最高位9位となりました。
(当時はどっちかというとキラいでした)(^_^;)
でも、どんなことを歌っているのかな?と興味はありました。

◆和訳してみて…おお、こんなこと歌っていたんだ。
ゲイリー・ニューマンがこの曲を書いたときの着想の話がWikipediaに出ていました。

“ロンドンで渋滞に巻き込まれたとき、前方にいた人たちとトラブルになったことがあるんだ。彼らは僕を殴って車から降ろそうとしたんだ。僕はドアをロックし、最終的には歩道に乗り上げて彼らから逃げたのさ。そういうことなんだ。この曲は、現代社会で車の中にいるといかに安全だと感じることができるかを説明してる...車の中にいると、全体のメンタリティが変わるんだ...4つの車輪がついた自分だけの小さな帝国のようだしね…。

なるほど…海外では日本以上にクルマ社会だし、クルマが自分を守ってくれる城みたいな感覚ってあるんだろうな。
ただ、この曲はそれだけじゃなく、当時の社会のなかで、人と関わるのをシャットアウトして自分の殻に閉じこもってしまう孤立を歌っているようにも感じます。

主人公は何が正しいのかわからないけど、今夜はクルマから出ようとしているが…どうなったのでしょう?(-_-;)

NumanCars



◆ゲイリー・ニューマンは全米チャートでは、これ「一発屋」でしたね。

 本名は、Gary Anthony James Webb(ゲイリー・アンソニー・ジェームズ・ウェッブ)1958年3月8日生まれ (2023年現在64歳)。ニューウェーブバンド、チューブウェイ・アーミーのフロントマンとして音楽界に入る。バンドで2枚のアルバムをリリースした後、1979年にソロ・デビュー・アルバム『The Pleasure Principle』を発表し、イギリスのアルバム・チャートで首位を獲得…。
“Cars”も収録されたこのアルバムは邦題は「エレクトリック・ショック」と付けられました。
ゲイリーは今でも活躍しているようですね。

ゲイリー・ニューマン(Gary Numan)が語る、新作『Intruder』で鳴らした人類への警鐘(2001年6月)
https://mikiki.tokyo.jp/

Gary Numan Webサイト

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◆この曲も全英ではNo1。 “エレクトリック・フレンズ(Are 'Friends' Electric?)“