ビー・ジーズのドキュメンタリー映画「ビー・ジーズ栄光の軌跡」を観てきました。
https://thebeegees-movie.com/

◆もう…感動。自分が知ってる曲、僕の洋楽ライフを彩ってくれた彼らの曲の数々が、ギブ4兄妹(バリー、モーリス、ロビン、アンディ)の人生の年表とともにつながりました。
 また、ビー・ジーズの音楽の移り変わりのなかで、ビートルズだったり、サタデー・ナイト・フィーヴァーや数々のディスコ・ミュージックの盛衰の歴史の様子がよくわかり、それもとても楽しかった。
ビー・ジーズ=ディスコ・ミュージックのレッテル貼りと攻撃、そのなかで、彼らがソングライティングを重視して取り組んだことも…。
 ビージーズ全盛期の“RSO”レーベルのネーミングやレーベルの意味もわかり、エリック・クラプトンのコメントも興味深いものがありました。

 そして…4兄弟の関係と確執や仲の修復…ようやくこれから…という中での弟たちの死。ひとり残されているバリーの心境を考えると胸が痛いです。


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◆洋楽が好きな人、なかでも70年代のビルボードヒットチャートとその頃の曲を好きな人はぜひ観てください。絶対におすすめです。

◆この曲“Run To Me”は、2人のリードボーカル(バリー、ロビン)が交代で歌い、コーラスにモーリスの低音のハモリが入ってくる奇跡的な曲。ウィキペディアの情報ですが、「キャッシュ・ボックス誌はこの曲について「(ビージーズの)ここ数年で最高のコーラスをフィーチャーしている」と述べた、そうです。

この曲が収録された、ビー・ジーズの8枚目のアルバム「トゥ・フーム・イット・メイ・コンサーン」は、ドラムのジェフ・ブラッドフォードが関わった最後のアルバムということです。


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Songwriter(s)
Barry Gibb、Robin Gibb、Maurice Gibb

Released in 1972
US Billboard Hot100#16 
From the Album “To Whom It May Concern”

*原詞の引用は太字

If ever you got rain in your heart
Someone has hurt you, and torn you apart
Am I unwise to open up your eyes to love me?

もしきみの心に雨が降り
誰かがきみを傷つけ心をバラバラにしたら
きみが気づくよう願っては いけないのかな?
きみが僕を愛してるって

And let it be like they said it could be
Me loving you girl, and you loving me
Am I unwise to open up your eyes to love me?

みんなきみと僕は好き合ってるって言ってる
いっそそうしてみないかって思うんだ
こんなこと思う僕はいけないヤツなのかな
僕を愛してるってきみに気づかせたいんだ

Run to me whenever you're lonely. (to love me)
Run to me if you need a shoulder
Now and then, you need someone older
So darling, you run to me

駈けておいで 淋しいときは
僕のもとに すがる肩が欲しかったら
ときには  年上の誰かが必要になるんだ
そうだから 僕のもとに駈けておいで

And when you're out in the cold
No one beside you, and no one to hold
Am I unwise to open up your eyes to love me?

きみが寒さのなかで凍えてて
そばにいたり 抱きしめて合う人もいないとき
願ってはいけないのかな
きみが僕を愛してるって気づくことを

And when you've got nothing to lose
Nothing to pay for, nothing to choose
Am I unwise to open up your eyes to love me?

そしてきみが失うものもなくて
払うべき代償も 選択肢もないのなら
どうしても願ってしまう
きみが僕を愛してくれることを

Run to me whenever you're lonely. (to love me)
Run to me if you need a shoulder
Now and then, you need someone older
So darling, you run to me

駈けておいで 淋しいときは
僕のもとに すがる肩が欲しかったら
ときには  年上の誰かが必要になるんだ
だからお願いだよ 
僕のもとに走っておいで

[Chorus]

日本語訳 by 音時


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◆歌詞で“Am I unwise to open up your eyes to love me?“の部分の解釈が僕にはちょっと難しかったです。バリー・ギブのソングライティングの才能、表現なんだろうな。 
 “unwise”というワードの選択も理性的であろうとする自分だけど、もう感情がそれを上回ってしまう高ぶりを感じます。

◆サビコーラスで、“Shoulder”と“Older”が韻を踏んでいますが、この「年上の」というのはどのくらい意味を持たせて使っているのかな。
 ビー・ジーズの映画では、僕の記憶が確かなら、四男アンディの死について取り上げたときにこの曲が流れた気がします。もちろんこの曲が作られたのは1970年代初期のことですが、ビー・ジーズ(ギブ・ブラザース)の歴史のなかで、兄たちが弟への思いを語った曲と意味づけられてもいいのかな…とジーンとしてしまいました。また、ビー・ジーズより年上のファンももちろんいるでしょうが、多くは彼らの年下と考えると、ファンに向けた曲、とも取れるのかな。

◆“ラン・ツゥ・ミー”と表記?〜1972年発売当時の日本の雑誌から。
(Bee Gees Daysさんサイト)から