マリリン・マックーとアンディ・ギブの紹介で歌うのは…バートン・カミングス。
“アメリカン・ウーマン“を歌っていたゲス・フーというバンド、そのリード・ボーカルだった人…というのが彼のプロフィール。暗記モノのテストの試験勉強じゃないけど、顔も声も知らないなかでそのことだけは記憶しておりました!
ですので、激しいロック・ボーカルのシンガー?と思っていたら、なんだ、とってもメロディアスでいい曲を歌ってくれるボーカリストなんだ!
この曲もとっても素敵な一曲でした。
◆この曲は元々は、バートン・カミングスとグリニス・オコナーが恋人どうしを演じた映画『メラニー』のために書かれ録音されたもの。第4回ジーニー賞(カナダの映画賞)で最優秀オリジナル曲賞を獲得した一曲だそうです!

Songwriter(s) Burton Cummings
Released in 1981
US Billboard Hot100#37
From the Album “Sweet Sweet”
*原詞の引用は太字
We went together for so long
Ev'ry second record on the radioseemed like our song
How we hurt each other;
oh baby it was so wrong
Something in the bottom of my heart
will keep me holding on
僕ら一緒にいたね 本当にずっと
ラジオの一秒一秒が僕らの歌みたいだった
僕らどんな風に傷つけあったのかな
ああ間違ってたんだ
僕の心の奥底にある何かが
僕をこれからも留まらせる…
'cause you saved my soul
You came along and took me out of the night time
Yeah you saved my soul
Taught me to fly...and I gave my heart
And babe that's something that there's just no returning
'cause if I have you now
I'll never have to make it alone
きみが僕の魂を救ってくれた
きみがやってきて僕を夜から連れ出してくれた
そう きみが僕の魂を救ってくれた
飛ぶことを教えてくれた...そして僕は心を捧げた
ベイビー それはもう戻れないものだね
もし今きみがいてくれたなら
僕は一人でいる必要なんて絶対にないんだ
We were lovers for so long
Every second record on the radio seemed like our song
Even though we're older,
things we're feeling can't be all wrong
Something in the bottom of my heart
will keep me holding on
僕らはずっと恋人でいた
ラジオの一秒その瞬間がまるで僕らの歌みたいだった
もしも年を取ったとしても
僕らの感情は間違っていないよ
心の奥底にある何かが
僕をこれからも留まらせるんだ
'cause you....(repeat chorus)
..............I'll never have to make it alone
Saved my soul; saved my soul
Saved my soul; saved my soul
だってきみが救ってくれたんだ
僕は一人でなんていなかったよ
きみが救ってくれた
僕は魂を失わずに済んだんだ
You saved my soul....(repeat chorus)...
...............never have to make it alone
Yes if I have you now
I'll never have to make it alone
Yes if I have you now
I'll never have to make it alone
そう いまきみが僕のそばにいる
僕はもう一人でなんかいないよ
そう いま 僕はきみと一緒さ
もう一人でなんて いるものか
日本語訳 by 音時

◆映画「メラニー」の内容は?というと…Wikipediaでは、
アーカンソー州の田舎町に住むメラニーは、前夫カールから息子の親権を取り戻すため、ロサンゼルスに向かう。文盲の彼女は大きな障害となる。そんな中、彼女は色あせたミュージシャン、リックと出会い、関係を持つ。リックの弁護士から読み書きを教わった彼女は、親権争いの手助けをする。
ミュージシャン“リック”役がバートン・カミングス。そんなわけで、映画のラストでこの曲がかかり、バートン自らが作品のなかでも歌います。ちなみにこの映画に“マイアミ・ヴァイス”でブレイクする前のドン・ジョンソンも出演しています。
◆こんないい曲、なんでそんなにヒットしなかったのか?と疑問に思ったら…わかりました!なぜチャートの37位にとどまったのか、わかりました!
この曲が収録されたバートンのアルバム“Sweet Sweet”の海外でのオリジナルジャケットとこの曲のシングルジャケットを見てください!


はい、どうでしょう。アヤしい、意味不明な海外盤ジャケット。これじゃ売れませんよね!
バートンは朝のJR新宿駅で、ホームで満員電車に両手で背中を押して乗客を詰め込む駅員さんのお仕事を手伝ったりしてるんでしょうか !?(^_^;)
コメント
コメント一覧 (5)
アルファレコードが日本の音楽シーンでも洋楽テイストを取り入れたオシャレなレーベルというイメージがあります。ユーミン(荒井由実)、ブレッド&バターなど僕もよく聴きました。
文章作成中に送信ボタンをタップしてしまいました。😅
追加で書く様な内容でも有りませんが、尻切れトンボ状態も「何だかな~🤷♂️⁉️」と思いまして…🙏
で、付け加えたかったのは、Billy & The Beaters の At This Moment が、このレーベルからリリースされていた時に、🇺🇸No.1の座に輝いていたら、会社としてはもっと勢い付いたのになぁ…と思った事でした。('81年10月3日付け第79位という結果でした😞💨)
音時さんの選曲には、いつも驚かせて頂いております。
Irene Caraの曲も、早々に取り上げていらっしゃるし…脱帽🎩🙇♂️
ダークディスコさんのお話も面白かったです。私も当時Alfa Americaには注目しておりました。彼とLuluさん。そしてBilly & The Beaters
この曲もそうですが、埋もれてしまう名曲を掘り起こす!ことをやっていきたいと思います。ぜひ洋楽の詳しい知識を今後も教えてくださいませ!
曲の終わりの語るように歌い、歌うように語る感じが大好きな曲です。