レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
2023年2月に単独来日公演が決定!
2023年2月に単独来日公演が決定!
16年振り、会場は東京ドームと大阪城ホールです。
(rockin’ on.com)
(rockin’ on.com)
もうあまり僕も週間チャートに興味が無くなってきていた1992年、この曲が全米2位まで上がったのにはびっくりしました。
(和訳の下に当時のチャートを掲載)
タイトル「橋の下で」ってなんだろう。たぶん…はい、この曲はボーカルのアンソニー・キーディスが“薬物中毒“であった自分を告白した問題作でした(-_-;)。

◆この曲のWikipediaより…
キーディスは鬱病の時期に多くの歌詞を書いた。ヘロインとコカインの中毒に苦しんだ後、およそ3年間は禁酒していた。1991年4月、リハーサルを終えて車で帰宅する際、キーディスは元恋人のアイオーン・スカイとの交際中の依存症について考えた…。
そんな時でも「L.A.という街は自分の友だち」だった…この曲の歌詞では「街」を女性名詞にして、“she”“her”と表現していて、「街」と「恋人」の両方をかけて書かれているんだろうな。
◆再びWikipediaより…そんな時でも「L.A.という街は自分の友だち」だった…この曲の歌詞では「街」を女性名詞にして、“she”“her”と表現していて、「街」と「恋人」の両方をかけて書かれているんだろうな。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの1991年のアルバム『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』の制作中、プロデューサーのリック・ルービンはボーカルのアンソニー・キーディスを定期的に訪れ、新曲を検討していた。 彼はキーディスのノートに「Under the Bridge」という詩を見つけて、その詩の痛烈な歌詞に関心を持ったという。ルービンは、キーディスにこの詩をバンドの他のメンバーに見せるように提案した。「美しいと思ったんだ。僕は美しいと思ったんだ。」
この詩をギタリストのジョン・フルシアンテとドラマーのチャド・スミスに歌わせた後、彼らは「立ち上がって楽器に向かい、それに合うビートとギターコードを探し始めた」。フルシアンテは、「歌詞が本当に悲しいのなら、よりハッピーなコードを書くべきだと思った」と言って、暗い歌詞のバランスを取るコードを選んだ。
アンソニー・キーディスの体験(歌詞)をもとに、曲はバンドみんなで作っていったようですね。作者クレジットにはアンソニー含め、4人の名前がクレジットされています。

Songwriter(s)
Anthony Kiedis、Flea、John Frusciante、Chad Smith
Released in 1992
US Billboard Hot100#2
From the Album “Blood Sugar Sex Magik”
*原詞の引用は太字
Sometimes I feel like I don't have a partner
Sometimes I feel like my only friend
Is the city I live in, the city of angels
Lonely as I am, together we cry
I drive on her streets 'cause she's my companion
I walk through her hills 'cause she knows who I am
She sees my good deeds and she kisses me windy
Well, I never worry, now that is a lie
時々感じるんだ 俺にはパートナーがいないって
時々感じるんだ 俺の唯一の友だちはこの街
俺の住んでるこの街 L.Aなんだって
俺みたいな孤独なヤツがたむろって泣いてる
そんなところさ
L.A.の通りを車で走る 街が俺の友だちだから
丘を抜ける 街は俺が誰だかわかってくれてる
俺が良いことをしたら街は風を吹かせてくれる
まるでキスしてくれるようにね
ああ もう心配ないよ だけどそいつは嘘さ
I don't ever wanna feel
Like I did that day
Take me to the place I love
Take me all the way
I don't ever wanna feel
Like I did that day
Take me to the place I love
Take me all the way
Yeah, yeah, yeah
あんな気持ちにはなりたくない
あの日のあの気持ちみたいには
俺の大好きな場所に連れてってくれ
ずっと どこまでもずっと
It's hard to believe that there's nobody out there
It's hard to believe that I'm all alone
At least I have her love, the city, she loves me
Lonely as I am, together we cry
信じられないんだ 外には誰もいない
信じられないんだ 俺は一人ぼっち
少なくとも街がある 街が俺を愛してくれてる
俺も同じ気持ちさ 一緒に泣いてくれる
I don't ever wanna feel
Like I did that day
Take me to the place I love
Take me all the way
I don't ever wanna feel
Like I did that day
Take me to the place I love
Take me all the way
あんな気持ちに絶対になりたくない
あの日のあの気持ちみたいには
俺の大好きな場所に連れてってくれ
ずっと どこまでもずっと
Yeah, yeah, yeah
Oh, no, no-no, yeah, yeah
Love me, I say, yeah yeah
One time
(Under the bridge downtown)
Is where I drew some blood
(Under the bridge downtown)
I could not get enough
(Under the bridge downtown)
Forgot about my love
(Under the bridge downtown)
I gave my life away
Yeah, yeah
Oh, no, no-no-no, yeah, yeah
Oh, no, I said, oh, yeah, yeah
Where I stay
(ダウンタウンの橋の下)
そこは俺が血を抜いた場所
(ダウンタウンの橋の下)
俺は満たされなかったんだ
(ダウンタウンの橋の下)
俺が愛を忘れちまった場所
(ダウンタウンの橋の下)
俺が人生を捨てちまった場所
ああ 俺がいるのはそんな街さ
(Words and Idioms)
City of Angels · 《the ~》天使の街◇米国ロサンゼルス市の愛称。
good deeds=善業;善事
日本語訳 by 音時

◆この曲がチャートで最高位を記録した週の全米ビルボードチャートを見てみましょう。
US Top 40 Singles For The Week Ending June 6, 1992
TW LW TITLE Artist – Weeks on Chart (Peak Position)
1位はクリス・クロスの“Jump”(結局8週連続の全米No1)、レッチリの2位は1週のみでした。マライアのマイケルカバー“I'll Be There”強し。7位のソフィー・B・ホーキンスもよかったな。
1 1 JUMP –•– Kris Kross – 10 (1)
2 3 UNDER THE BRIDGE –•– Red Hot Chili Peppers – 10 (2)
3 2 MY LOVIN’ (YOU’RE NEVER GONNA GET IT) –•– En Vogue – 12 (2)
4 13 I’LL BE THERE –•– Mariah Carey – 2 (4)
5 5 BABY GOT BACK –•– Sir Mix-A-Lot – 9 (5)
6 4 LIVE AND LEARN –•– Joe Public – 13 (4)
7 7 DAMN I WISH I WAS YOUR LOVER –•– Sophie B. Hawkins – 8 (7)
8 6 IN THE CLOSET –•– Michael Jackson – 7 (6)
9 12 IF YOU ASKED ME TO –•– Celine Dion – 7 (9)
10 8 AIN’T 2 PROUD 2 BEG –•– TLC – 16 (6)

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