この曲、僕の中学校でもみんな歌ってたなあ〜笑。ザッツザウェイ、アハ、アハ…って。
この曲のWikipediaによると、この曲が売れたのは「性的なニュアンスがディスコでの受けを良くし、チャートでの全体的な人気を高めたと思われる」と書かれておりましたが、そんな“性的なニュアンス“(!)なんてこれっぽちも感じずに、アハアハ言っておりました…。
◆この曲の背景を、オリジナル・メンバーの一人であるリック・フィンチがsongfactsに語っています。
僕たちはみんなハッピーだった。あのヒット曲の興奮を『ゲット・ダウン・トゥナイト』から移したんだ。やったぞ! この魔法を他のものに使ってみよう」と思ったんだ。その最初のヒット曲である「That's The Way I Like It」から、興奮と魔法が伝わってきた。あのレコードをよく聴いてみると、みんなが笑顔で歌っているのがわかるんだ。特にバック・シンガーはね。とても、魔法のような瞬間だった。フロリダのマイアミで、小さなインディペンデント・レーベルに所属して、しかも成功してるんだぜ?こんなのあり得ない!夢だろう!"ってね。

Songwriter(s)
Harry Wayne Casey、Richard Finch
Released in 1975
US Billboard Hot100#1
From the Album “KC and the Sunshine Band”
*原詞の引用は太字
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
そうそれでいいんだよ
そいつが好きなんだ
そう その調子で行こうぜ
それがいいんだから
When you take me by the hand
Tell me I'm your lovin' man
When you give me all your love
And do it babe the very best you can
おまえが俺の手を取ってくれたらその時
おまえを愛する男が俺だって そう言ってくれ
俺ににありったけの愛を捧げてくれるなら
ベイブ とことん俺のこと 愛してくれよ
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
そう そんな風にやってくれ
そいつがいいんだよ
そう そのままでいいのさ
俺はそれが好きなんだから
When I get to be in your arms
When we're all, all alone
When you whisper sweet in my ear
When you turn, turn me on
俺がおまえの腕の中に抱かれて
俺たち二人きりになったとき
俺の耳に甘い言葉を囁かれると
俺はもう うっとりしちゃうんだ
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
そうそれでいいんだよ
そいつが好きなんだ
そう その調子で行こうぜ
それがいいんだから
Babe
Oh babe, aha
That's the way, aha
That's the way, aha
Babe
Oh babe, aha
That's the way, aha
That's the way, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
That's the way, aha, aha
I like it, aha, aha
日本語訳 by 音時
◆でも当初のバージョンはもっとエロティックだったようですね。「ビルボード・ナンバー1・ヒット 下 1971ー1985」(音楽之友社)のこの曲のページによると、
「アハアハってのが、もっとうめき声みたいでね。相当けずらなきゃならなかったんだ」
とケーシー。
「1975年だしね。ちょっとあぶないと思ったんだ。そして、いや、おふくろがこれを聞くまで待ってみよう、と思ったのさ」。
ケーシーは、ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンスブールの「Je T'aime,...Moi Non Plus」という曲から、"アハ・アハ"をより官能的にするアイデアを得たと言いますが「ちょっとやりすぎだった」とも言っています(笑)。
こちらがその曲。この曲聴いているところ、おかんに見られたら、絶対レコード捨てられていただろうな(^_^;)。
◆この曲、シルバー・コンヴェンションの“Fly,Robin, Fly“と全米No1(Hot100)のデッドヒートはありました。
KCが首位に立った翌週から3週間、シルバー・コンヴェンションの天下に。でもそのあと、KCがまた1週奪い返し!なかなか面白い戦いでした。

でもこの曲のSongfactsにはこんなことが書いてありましたよ。
この曲、特にあまり深くなく多様な歌詞は、大ヒット曲の歌詞が詩とは限りなくかけ離れていたディスコ時代を象徴している。
この曲は、下の曲-シルバー・コンベンションの「フライ、ロビン・フライ」が3週間続いた前後に、「ザッツ・ザ・ウェイ...」というさらに意味のない歌詞で、2度チャート上位を占めたのである。
はい、歌詞に注目するこのブログもあまり役に立たないのがディスコ・ソング、ですかね(^_^;)
コメント
コメント一覧 (14)
“That’s The Way”みたいなのはアースの曲しかりブルース・ホーンズビー&ザ・レインジの曲しかりネガティブなニュアンスばかりで使われると思っていたのですが、この曲みたいに「これでいいんだよ」みたいな比較的ポジティブなニュアンスの場面でも使われるんだなと思いました。
既にコメントにもありますが、ウルフルズの「ガッツだぜ!!」がThat’s The Wayから拝借したと聞いたときは「確かに!」となりました。そのときはまさに「アハ」体験でした(今聴くと歌詞があっち方面なのも似ているように思います)。
大学生のいとこと、歌番組を見た記憶があります。KCのこの曲がヒットしたころの
時代を小説にしたのが、スティーブン・キングの「デッド・ゾーン」です。高校卒業のパーティー会場が焼け落ちるラジオニュースの前に、KCの曲がかかるのが、効果的に使われていました。クリストファー・ウォ-ケンの映画も良かったです。
皆さま"語られて"ますね(笑)これは中3? まだディスコの前の"ソウル"の時代でしょうか、自分の中では。
時はうつろい、今から40年近く前の新入社員研修にて。全国から生まれも育ちも違うメンバーが集まって、集合教育を受けるのですが、さる"打ち上げ宴会"の後、同じ班のメンバーが酔っ払い、半分眠りかけながら、なぜかこの♪アハアハをシツコク歌っていた、思い出あふれる曲です。彼、どうなったかなあ? ありがとうございます😊
またウルフルズの「ガッツだぜ!」の元ネタでもありますね。
相変わらずのコンスタントな投稿いつも楽しく読ませていただいてます。
今回の投稿、ザッツ・ウェイとあったので、シルバーコンベンションのこと書こうと思ったらブログにも書かれてました😅
そう、KCとシルバーコンベンションは僕の中でセットなんですよね。
この頃のディスコやソウル系のビデオ見ると客席に白人黒人が程よく混ざっていて、今の分断状況からすると、まだまだ良い時代だったんだなと思わされます。例えば、バリー・ホワイトのビデオなどに強く思います。