5月はリンダやスージー、a-haなどの音楽映画を観ることが多く、そのいずれの回も予告でこの映画が紹介されていました。
本日観てきました…映画「ELVIS」!
(かみさんと「ベイビー・ブローカー」とどっちにするか悩み、最終的には夫の趣味?に合わせてくれた感じです…感謝)
◆エルヴィスが天国に旅立ったのは1977年8月16日のこと。僕が洋楽を聴き始めた頃でしたが、自分の体験というよりも当時のラジオ番組「全米トップ40」で湯川れい子さんが涙ながらにエルヴィスの想い出などを語っていた記憶はいまだ残っています。それ以降、エルヴィスの曲を聴き、バイオグラフィーを読み、おおまかには偉大なるエルヴィスの軌跡は把握はしていましたが、フィクションではあるものの、今回の映画を観て、ああそういうことだったんだ〜という発見もあれこれと。
◆映画のなかでエルヴィス(オースティン・バトラー)がオーディエンスの前で歌い始めたときの、女子を中心に悲鳴を挙げて立ち上がってしまう光景は圧巻。オースティン・バトラーもずいぶん練習したんだろうなあと思いますが、女子がロックンロールを聴くなんてもってのほかであった時代に、本物のエルヴィス登場の衝撃って…やっぱり強かったんだろうなあ!
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◆映画のなかで歌われる歌ですが、もう少し長い尺で1曲1曲を取り上げていただきたかった感はありますが、この曲はエルヴィスが「こういう時代」に歌われたんだ、という時代のなかで理解することができました。とくに、マーティンルーサー牧師、ロバート・ケネディ上院議員が暗殺されたときに、悲しみに暮混迷しするエルヴィス達にたいして、「俺たちとは関係ない」と粛々とクリスマス特番の準備をすすめようとする大佐。そんななかで作られ歌われたのが「明日への誓い(If I Can Dream)」…。この曲はすでに和訳記事として取り上げていますが、もう一度、映画「Elvis 」を観たいまでこその和訳ができそうな気もします。
みなさんもぜひ映画館で観ることをおすすめいたします!
But、2時間40分という長さですので、映画直前にトイレを済ましておきましょう!(^_^;)
Songwriter(s) Dennis Linde
Released in 1972
US Billboard Hot100#2
From the Album “Burning Love and Hits from His Movies, Volume 2”
*原詞の引用は太字
Lord Almighty
I feel my temperature rising
Higher higher
It's burning through to my soul
Girl, girl, girl, girl
You're gonna set me on fire
My brain is flaming
I don't know which way to go
ああ なんてことだ
俺の体温がぐんぐん上がってる
高く もっと高く
俺の魂まで焼き付くしてるんだ
なあ ガール
おまえは俺をその気にさせようとする
俺の脳みそが燃えてるんだ
どっちに行けばいいのかわからない
Your kisses lift me higher
Like a sweet song of a choir
You light my morning sky
With burning love
おまえのキスが俺はアガっちまう
聖歌隊の甘い歌のように
おまえは俺の朝を明るく照らすのさ
その燃えるような愛で
Ooh, ooh, ooh
I feel my temperature rising
Help me, I'm flaming
I must be a hundred and nine
Burning, burning, burning
And nothing can cool me
I just might turn into smoke
But I feel fine
ああ 待ってくれよ
体温がぐんぐん上がってる
助けてくれ 燃えちまうよ
そうとう高温になってるに違いない
燃えちまう 燃えて 燃えて
何も俺を冷ませないのさ
もうけむりになっちまいそうさ
だけど気分はいいんだ
Your kisses lift me higher
Like a sweet song of a choir
You light my morning sky
With burning love
おまえのキスが俺はアガっちまう
聖歌隊の甘い歌のように
おまえは俺の朝を明るく照らすのさ
その燃えるような愛で
It's coming closer
The flames are now licking my body
Won't you help me
I feel like I'm slipping away
It's hard to breathe
And my chest is a-heaving
Lord, have mercy
I'm burning a hole where I lay
さあ近づいて来たぜ
炎が終えのからだを舐めつくしてる
たすけてくれよ
このままだと俺 無くなっちまうよ
息をするのもやっとさ
胸が苦しくてたまらない
神よ 俺に慈悲をくれ
俺の横たわる場所まで燃えちまいそうさ
Your kisses lift me higher
Like the sweet song of a choir
You light my morning sky
With burning love
With burning love
(Ah, ah, burning love)
I'm just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
Just a hunk, a hunk of burning love
ただの燃えかす
燃えさかる愛の残りかすだよ
ただの燃えかす
燃えさかる愛の残りかすだよ
(Words and Idioms)
a hundred and nine=華氏109度=摂氏約42.8度
burn a hole【意味】焼け焦がしをこしらえる
hunk 【名】 〈話〉大きな塊 〈米俗〉〔セクシーで〕強くたくましい男、いい男◇女性が使う言葉
日本語訳 by 音時
◆ムムム…まだ歌詞を覚えていないエルヴィス。
◆どうかな〜。エルヴィスを演じるオースティンと本物の映像。
コメント
コメント一覧 (2)
こちらは1973年のライブ・フロム・ハワイ(…という事は中1)を従姉妹の家のTVで観たのが原点です。彼女はオープンリールのデッキで録音をセットし、ほうきをかき鳴らしていました。
こちらも直近、部分訳を試みたのですが、色んな曲で、歌詞では3回繰返す所を、ライブでは 4回歌うなど、"グルーブ"、"ノリ"の天才ぶりが伺われます。
そして"勝手空耳"の「♪歯が・芳賀・バニラ」も初めてhunk up(大きな塊、イカス男)だと知ったのです。クダラなくてスミマセンm(_ _)m