アバの代表曲で全米No1ヒットの「Dancing Queen」、映画「ABBA ザ・ムービー」のCMなどにも使われた元気な曲「Tiger」、メロディのいい「That's Me」、金持ちの世界を皮肉る「Money、Money、Money」など、アルバム「アライバル」はアバのPOPな魅力で溢れていました!

◆そんななかでA面ラストのこの曲「ノウイング・ミー、ノーイング・ユー」ですが、当初、正直いってなんかモワっとしたゆるい?感じ。コーラス部分も"Knowing Me、Knowing You"のあとの"ア~ハ~ン"っていうのもなんかしまらない感じで、そんなに好きではありませんでした。

 この曲が始まる前にA面をストップして、B面に移ったこともありました(-_-;)。メインボーカルがソプラノの金髪のアグネタでなく、茶髪のフリーダのアルト声が僕好みではなかった(^_^;)というのもあるかな…。

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◆この曲のWikipediaから:

:1976年にABBAのアルバム「アライヴァル」の収録曲として発表され、翌年の1977年2月14日にシングルとしてリリースされた。リードボーカルはフリーダが担当している。この曲は、ABBAの代表曲のひとつに数えられ、破局、離婚のむなしさを歌っている。劇団四季ミュージカル「マンマ・ミーア!」では、そのまま「離婚」という邦題がつけられている。

 実際に今回訳すまでは
離婚」をテーマにした曲とは知らなかった( ゚Д゚)/。

"私を知って あなたを知って(お互いをよく知って)"付き合い始めよう、って歌かな?と逆のことを考えていました…。

 でも日本ではこうした曲は売れないというレコード会社の判断なのか(正しい!)シングル発売はありませんでした。この歌詞の曲がビルボード14位まで上がるのだから全米チャートは奥が深い!?


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Songwriters
 ANDERSSON, BENNY GORAN BROR / ULVAEUS, BJOERN K. / ANDERSON, STIG / KORTNEV, ALEKSEJ ANATOLEVICH
Lyrics c Universal Music Publishing Group, EMI Music Publishing

Released in 1977
US Billboard Hot100#14
From The Album“Arrival”

*原詞の引用は太字

No more carefree laughter
Silence ever after

無邪気な笑い声はもう聞こえない
残されたのは沈黙だけ

Walking through an empty house, 
tears in my eyes
Here is where the story ends, 
this is goodbye

空っぽになった家のなかを歩いてる
目には涙をためて
これが物語の終わりなの
そうこれが サヨナラ…

Knowing me, knowing you
There is nothing we can do
Knowing me, knowing you
We just have to face it, 
this time we're through

私を知って あなたを知って
もう私たちにできることはない
私を知って あなたを知って
現実に向き合わなきゃいけないわ
これで私たちお別れなのよ…

Breaking up is never easy, I know
But I have to go
Knowing me, knowing you
It's the best I can do

別れることはたやすくはないわ
でも行かなきゃならないの
自分を知って 相手を知って
それが一番いい方法なんだから

Memories,
Good days, bad days
They'll be with me 
always

想い出たち
楽しいこと 辛かったこと
いつだって私は
思い出すことでしょう

In these old familiar rooms 
children would play
Now there's only emptiness, 
nothing to say

この慣れ親しんだ部屋で
子ども達が遊んでたんだわ
今はここに虚しさだけが残り
もう何も言うことはないの

Knowing me, knowing you
There is nothing we can do
Knowing me, knowing you
We just have to face it, 
this time we're through

私を知って あなたを知って
もう私たちにできることはない
私を知って あなたを知って
現実に向き合わなきゃいけないわ
これで私たちお別れなのよ…

Breaking up is never easy, I know
But I have to go
Knowing me, knowing you
It's the best I can do

別れることはたやすくはないわ
でも行かなきゃならないの
自分を知って 相手を知って
それが一番いい方法なんだから

Knowing me, knowing you
There is nothing we can do
Knowing me, knowing you
We just have to face it, 
this time we're through

私を知って あなたを知って
もう私たちにできることはない
私を知って あなたを知って
現実に向き合わなきゃいけないわ
これで私たちお別れなのよ…

Breaking up is never easy, I know
But I have to go
Knowing me, knowing you
It's the best I can do

別れることはたやすくはないわ
でも行かなきゃならないの
自分を知って 相手を知って
それが一番いい方法なんだから

(Words and Idioms)
carefree=無邪気な のんきな
ever after=その後ずっと

日本語訳 by 音時


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◆僕の持っている「やっぱりABBA!」東山凛太朗著(牧歌舎)より

:ようやくABBAに本格的にニュー・アルバム(アライヴァル)を作成する時間が訪れた。まず最初にレコーディングが予定されたのは「ノウイング・ミー、ノウイング・ユー」で、後にアルバム中で最も印象深い曲となる。フリーダの哀愁を帯びたリード・ヴォーカルが特徴のこのタイトルは、壊れた結婚生活の観点から愛情のトラブルを描いた、ABBA初の作品であった。

 “愛情のトラブルを描いた初の作品"っていうのは、このあとアバは後期になると "The Winner Takes It All">The Winner Takes It All"や"One of Us"、  "When All Is Said and Done"など、自分達カップルの破局を歌った曲(名曲なんですけどね!)も増えてくるからでしょうね(^▽^;)。

そしてこの曲から45年の歳月が流れ、ABBAが「 Voyage」という名盤を出すのをメンバー達はまだ知らなかったのです…!

◆Knowing Me, Knowing You (Live 1979) - ABBA: Live At Wembley Arena 




◆なんか“Knowing me…”のあとにこの曲が頭に浮かびました。“Don't Shut me down”。




(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Arrival
・Wikipedia Knowing Me Knowing You
・やっぱりABBA!(牧歌舎)