この曲のリード・ボーカルは、ジョン・オーツが取ります。Hall & Oatesの来日公演でもジョンのコーナー?の1曲として演られます。作者もジョン自身となっています。

◆ん?このタイトル、どういう意味かな?と僕も思っていたのですが、ホール&オーツのベスト盤CD(エッセンシャルズ)のライナーノーツで、ジョンがコメントしてくれています。

ジョン:ダリルが(長年の)ガールフレンド"サラ・アレン"と出会った頃のこと。スチュワーデスだった彼女は家にやってきて、これから「ラス・ヴェガス折り返し(Las Vegas turnaround)」に行く、と言ったんだ。そんな言葉を耳にしたことなかったよ。客室乗務員が目的地について、すぐに帰ってくる、というようなことだと想像はついたんだけど。でも思ったんだ。なんて素敵なタイトルだって。そして、あの曲を書いたんだ。


R-1009605-1471549491-3554

 おお、そうだったのか!歌詞にも出てくるサラはサラ・アレンのこと。彼女はキャビン・アテンダントだったんですね。タイミングは"タッチ&ゴー"。まさにすぐに「戻ってくる」ので「Turnaround」って言葉を使うんですね。

◆スッチー(死語?)を彼女に持ったり、家族にいたりするとやっぱりこんな気持ちなのかな。サラはジョンにこの曲を作ってもらって嬉しかったんじゃないでしょうかね(^▽^;)


Abondando


 低音のジョンのボーカルに、ダリルの"サラ、プリーズ!"のシャウト!が絡んできます。こういうタイプの曲も彼らの魅力ですよね。

この写真は必見!? アルバム「ウォー・ベイビーズ」(1974年)時のプロモーション写真です。勉強しない不良少年とその少年の家庭教師!?(Pic;sinko Music Achives)


i-img640x618-1561865751ksdbxj767526


Songwriters John Oates

Released in 1973
From The Album"Abandoned Luncheonette"

*原詞の引用は太字

Sara's off on a turnaround
Flying gambling fools
To the holy land, Las Vegas
Sometimes she's here and sometimes
She can't be found turnaround

サラは"ターンアラウンド"に旅立つ
ギャンブラー達を
聖地ラス・ヴェガスへ連れて行くフライトさ
ここにいたかと思えば
もう姿が見えないんだ
ソク折り返しさ "ターンアラウンド"

Sara's off on a turnaround
Flying gambling fools
To the holy land, Las Vegas
Sometimes she's here and sometimes
She can't be found turnaround

サラは"ターンアラウンド"に旅立つ
ギャンブラー達を
聖地ラス・ヴェガスへ連れて行くフライトさ
ここにいたかと思えば
もう姿が見えないんだ
行ってソク戻りの"ターンアラウンド"

And Sara's off, 
half hiding far above the clouds
High she flies I know 
I've got to find her a place
She can push her toes around in
She needs a place where she can lounge
And wear a gown in 
Sara turnaround turnaround
Turn, turnaround

サラは旅立つ
雲よりも遥か高いところに半分隠れるくらい
とても高いところに行くのさ
僕は見つけてあげなけりゃ
彼女が無造作に足を投げ出せる場所を
彼女には だらだらとくつろげて
ガウンをはおったりする場所がいるのさ
サラの"ターンアラウンド"
サラの"ターンアラウンド"
すぐに折り返しさ

Sara's off on a turnaround
Flying gambling fools
To the holy land, Las Vegas
Sometimes she's here and sometimes
She can't be found turnaround

Sara's off on a turnaround

In Las Vegas
Sometimes she's not around, 
turnaround

In any night well she's here
Half way 'round the world, 
oh I could cry
And so I know I've got to pray for delays
And for days till she's besides me

どんな夜だって そうさ
ここにいたかと思えば 地球半周の旅へ
ああ 泣けてしまうよ
だから帰りが遅れたときには祈らなきゃ
僕のそばに彼女が帰ってくる時まで

All alone in her room
And her scattered clothes remind me
Sara please
Sara, turnaround

彼女の部屋で独り待つのさ
散らかった彼女の服を見ると
思い出してしまうのさ
サラ お願いだよ
サラ しっかり戻ってきてねと

To Las Vegas, turnaround, 
she's going to Las Vegas
To Las Vegas, turnaround, 
she's going to Las Vegas
To Las Vegas, turnaround, 
she's going to Las Vegas
To Las Vegas, turnaround, 
she's going to Las Vegas
To Las Vegas, turnaround, 
she's going to Las Vegas

ラス・ヴェガス 折り返し
(彼女はラス・ヴェガスに旅立った)
サラ お願いさ

ラス・ヴェガス 折り返し
(彼女はラス・ヴェガスに旅立った)
サラ 頼むよ

ラス・ヴェガス 折り返し
(彼女はラス・ヴェガスに旅立った)
サラ 無事で帰ってきてよ

(Words and Idioms)
push around=こき使う、乱暴[手荒]に扱う
lounge=ぶらぶらする、だらける

日本語訳 by 音時


f460391bba30cd392ea6b24403adf3f0

◆この曲の収録されたアルバム「アバンダンド・ランチョネット」。

 "見捨てられた軽食堂"。アルバムジャケットにも朽ちたダイナーが写っています。(LPサイズで見たい写真ですね)1970年代、このダイナーがどこにあるのか?とホール&オーツのファンがこの場所を探し出し、ダイナーの破片を持ち帰ったりしてしまったりしたそうです。

 詳しくはこちらのコロンさんのブログに書いていただいています!

◆2013年のライヴから。 Las Vegas Turnaround | Live in Sydney | Moshcam 





(この記事で参考にしたページ)
・エッセンシャル 国内盤ライナーノーツ
・THE DIG ホール&オーツ(シンコーミュージック・エンタテインメント)
・ダリルホール&ジョンオーツ Abandoned Luncheonetteの逸話