フォリナーのアルバム「プロヴォカトゥール(煽動)」(=挑発的な要因)からの第2弾シングルがこの曲。1st シングルがバラード“I Want to know what love is”でこの曲が全米No1になりましたが、フォリナーらしくない曲(?)でしたので、“That was Yesterday”は彼ららしいロックでいい!と思いました。

 でもボーカリストのルー・グラムは“That Was Yesterday“を「Agent Provocateur」の2枚目のシングルとしてリリースするという決定に同意しなかったようですよ。
 Wikipedia情報ですが、ルーは
「俺たちのロック・ソングは優れたロックンロールの伝統を守っていると思っていたのに、ここでは2曲続けてバラードをリリースしている」
 というのがその理由だったようです。
 むむむ、まあ この曲も、バラードといえばバラードとも分類できるかな(^_^;)。


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◆この曲の作者に名前のあるミック・ジョーンズ。彼は、曲作りの材料の多くを、過去の恋愛にまつわる潜在的な感情から得ているといいますね。
 ミックは“That Was Yesterday“について次のように言っています。

 “この歌は、失敗した人間関係についての歌。まだそれにしがみついて、復活するチャンスがあると思ってるんだ。このような曲は、本当に深く掘り下げる必要があり、時には自分が経験した非常につらい瞬間が出てくることもあるよ。僕が書いたそのような感情の曲の多くは、自分を涙させます。思い出すのもつらいものだよ“

 まるで昨日のことのように思い出される過去。でもあの時確かに俺は生きていて、素敵な体験をいっぱいしたよ。おまえも心の奥でそう思っていてほしい…。


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Written By
Lou Gramm & Mick Jones (Foreigner)

Released in 1985 
US Billboard Hot100#12
From the Album “Agent Provocateur”

*原詞の引用は太字

I thought I knew you well
But all this time I could never tell
I let you get away
Haunts me every night and every day

おまえのことよくわかってるつもりだった
だけど今の今まで気づかなかったのさ
おまえを逃してしまったことを
俺は昼も夜もくよくよしてるんだ

You were the only one
The only friend that I counted on
How could I watch you walk away
I'd give anything to have you here today
But now I stand alone with my pride
And dream that you're still by my side

おまえはただ一人の恋人だった
信頼していた唯一の友だちだった
それなのにどうやって
去っていくおまえを見届けろって言うんだい?
今日おまえがここにいてくれるなら何でもあげる
だけど俺はプライドを捨てられず立ってるのさ
おまえがまだ俺の側にいることを夢見てる

But that was yesterday
I had the world in my hands
But it's not the end of my world
Just a slight change of plans

だけど それは昨日のこと
世界は俺の両手のなかにあったんだ
これで俺の世界が終わったわけじゃない
ちょっとした計画の変更があっただけ

That was yesterday
But today life goes on
No more hiding in yesterday
Because yesterday's gone

あれは昨日のことだった
今日も今日で毎日は過ぎていく
もう昨日に隠れたりはしないさ
だって昨日はもう過ぎ去ったんだから


Love, my love I gave it all
Thought I saw the light
When I heard you call
Life that we both could share
Has deserted me
Left me in despair
But now I stand alone with my pride
Fighting back the tears I never let myself cry

愛…愛してたおまえにすべてを捧げた
光が射したと思ったんだ
おまえが俺の名前を呼んでくれたときに
二人で分かち合う人生は
俺のことを見捨てたんだ
俺は絶望のなかで取り残されたのさ
だけど今 俺はプライドを胸に立ちあがったよ
泣いてたまるかと溢れる涙をこらえてる

But that was yesterday
Love was torn from my hands
But it's not the end of my world
Just a little hard to understand

でも ほんの昨日のこと
愛は俺の両手のなかにあったんだ
だけど 俺の世界が終わったわけじゃない
ちょっと理解できないっていうだけさ

That was yesterday
But today life goes on
You won't find me in yesterday's world
Now yesterday's gone

それは昨日のこと
でも今日も人生は続いていく
昨日に世界に俺はもういない
もう昨日は過ぎ去ったんだから

Goodbye yesterday
Now it's over and done
Still I hope somewhere deep in your heart
Yesterday will live on

あばよ 昨日の想い出
もう終わって過ぎてしまったことさ
だけど俺は望んでる
どこかおまえの胸のなかに
昨日の日々が息づいてることを…

(Words and Idioms)
in despair =絶望して、やけになって

日本語訳 by 音時


Thatwas yes


◆この曲がチャートで最高位を記録した週の全米ビルボードチャートを見てみましょう。
US Top 40 Singles For The Week Ending 4th May, 1985
TW LW TITLE Artist (Label)-Weeks on Chart (Peak To Date)

おお“We are the World”が1位だったんですね。4週1位を続けたあと、この次の週は2位からマドンナが初めての全米No1になります。そしてその翌週はこの週4位のシンプル・マインズが首位に立ちます。

はい、ここで問題です。このシンプル・マインズ“Don't You(Forger About Me)”のボーカリストであるジム・カー(Jim Kerr)は2度結婚をしていますが、そのいずれも、とある女性アーティストです。さて最初の奥さま、そして2番目の奥さまは誰だったでしょう…? 答えはこちら
(フォリナーとは関係ない、ゴシップネタでごめんなさい)

1 1 WE ARE THE WORLD –•– USA For Africa (Columbia)-7 (4 Weeks at #1) (1)
2 2 CRAZY FOR YOU –•– Madonna (Geffen)-10 (2)
3 3 RHYTHM OF THE NIGHT –•– DeBarge (Gordy)-12 (3)
4 5 DON’T YOU (Forget About Me) –•– Simple Minds (A&M)-11 (4)
5 6 ONE NIGHT IN BANGKOK –•– Murray Head (RCA)-11 (5)

6 7 OBSESSION –•– Animotion (Mercury)-15 (6)
7 8 SOME LIKE IT HOT –•– The Power Station (Capitol)-8 (7)
8 4 NIGHTSHIFT –•– Commodores (Motown)-15 (3)
9 10 ALL SHE WANTS TO DO IS DANCE –•– Don Henley (Geffen)-11 (9)
10 12 SMOOTH OPERATOR –•– Sade (Portrait)-10 (10)

11 16 EVERYTHING SHE WANTS –•– Wham! (Columbia)-7 (11)
12 15 THAT WAS YESTERDAY –•– Foreigner (Atlantic)-8 (12)


◆なんかステージにクルマが沢山あるぞ。




◆ボーカリストはケリー・ハンセン。