はっきり言って、1977年当時は「大嫌いな曲」!でした。

 ドナ・サマーは1975年に全米2位になった“Love to Love You Baby”(邦題;新♡愛の誘惑←ほんとに♡マークが入ります)で知った女性シンガーでしたが、もうねっとりため息で多感なボクちんが聴くには過激すぎ…こんな曲は聴いてはいけない!とセイシュンの理性が拒絶した系の音楽でした(^_^;)。でも単に自分が聴かなければいいものの、チャートで強いので、僕の好きな曲の前に立ちはだかるものだから「憎しみ」が芽生えてきました。

D00003679



こんな曲がラジオから流れてきたら、中間テストも期末試験も受験勉強もできるはずがありません!(^_^;)



◆そんなドナが次にトップ40に登場したのがこの曲“I Feel Love”。路線は“Love to love you baby”と同様のお色気、ためいき吐息、歌詞はあってもなくてもいいじゃない?系でしたので、もう「おまえは敵じゃ!」と最初から嫌ってしまいました。
 
◆でも…そのあとのトップ40でドナが聴かせてくれた歌声は“I Love You”、“Last Dance”、そして“MacArthur Park”、“Heaven Knows”とシンガーとしても聴かせてくれて、リズムにもノッてとてもカッコよく、ああ、ドナが歌いたかったのはこうした曲だったんじゃないか、それまではプロデューサーに“嫌な歌を歌わされていたのかな?”なんて勝手に解釈をしたりしました。

このブログでこれまで取り上げてきたドナ・サマーの楽曲の和訳記事はこちらです。


◆でもこの曲、あらためて聴いて、また、調べてみると、ものすごく評価の高い曲なんですね!

 この曲のWikipedia情報ですが、

・ドナ・サマーの5枚目のスタジオアルバム『I Remember Yesterday』(1977年)に収録された。アルバムのコンセプトは、それぞれの曲が異なる年代の音楽を想起させることであり、「I Feel Love」では、ムーグ・シンセサイザーを使用して未来的なムードを目指している。アルバムの制作チームは、40年代のスウィング、60年代のガールグループ、70年代のファンクやディスコなど、それぞれの楽曲が異なる年代の音楽を連想させるようにした。最後の「I Feel Love」では、未来的なムードを演出したいと考えていた。

 とのこと。むむ、言われてみると、確かに「未来」的なサウンド。このシンセサイザーの使い方などとても斬新で、この曲がシンセサイザーを使ったエレクトリック・ダンス・ミュージックの先鞭をつけた、ともいえますね。

i-img1200x1200-1634831073mnixfu769


 当初"I Feel Love "は、シングル "Can't We Just Sit Down (And Talk It Over) "のB面としてリリースされたようですが、その2ヵ月後、この曲のサウンドがウケたのでしょう。両面が反転してシングルが再発され、"I Feel Love "は、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、オランダ、イギリスで1位、ドイツ、イタリアで3位にランクイン。米ビルボード・ホット100(全米トップ40)でも6位を記録することになりました。

◆この曲を書いたのは、ドナとジョルジオ・モロダーとピート・ベロッテ。“Love to love you baby”のチームと同様の3人です。ピートが歌詞を書き、ドナはヴォーカルはワン・テイクで録音したといいます。


◆原詞と日本語訳は以下の通り。でもこの曲和訳要りますか(^_^;)?


R-1407106-1255085975.jpeg


Songwriter(s)
Donna Summer、Giorgio Moroder、Pete Bellotte

Released in1977
US Billboard Hot100#6
from the album“ I Remember Yesterday“

*原詞の引用は太字

Ooh
It's so good, it's so good
It's so good, it's so good
It's so good

ああ
とってもいいの
そうよ いい感じ
とてもいい

Ooh
Heaven knows, heaven knows
Heaven knows, heaven knows
Heaven knows

ああ
なんだろう
天国にいるみたい

Ooh
I feel love, I feel love
I feel love, I feel love
I feel love

ああ
愛なのね
これが愛
愛を感じてる

I feel love
I feel love
I feel love

これが愛
私が感じてるもの
これが愛なのね

Ooh
Fallin' free, fallin' free
Fallin' free, fallin' free
Fallin' free

ああ
落ちていく
落ちていくわ
何にもしばられることなく

Ooh
You and me, you and me
You and me, you and me
You and me

ああ
あなたと私
ふたりだけ
ふたりきりなのね

Ooh
I feel love, I feel love
I feel love, I feel love
I feel love

感じてる 愛を

I feel love
I feel love
I feel love
I feel love

Ooh
I'll get you, I'll get you
I'll get you, I'll get you
I'll get you

あなたをものにする
あなたを手に入れる

Ooh
What you do, what you do
What you do, what you do
What you do

あなたはどうするの
あなたがすることに

Ooh
I feel love, I feel love
I feel love, I feel love
I feel love

私は愛を感じるの
これが愛

I feel love
I feel love
I feel love
I feel love
I feel love

日本語訳 by 音時


◆この曲がチャートで最高位を記録した週の全米ビルボードチャートを見てみましょう。
US Top 40 Singles Week Ending 12th November, 1977

はい「恋するデビー」強いですよね〜!このときはまだ5週目の全米No1ヒット。このあとさらに5週の計10週No1になるとはだあれも思っていませんでした…(^_^;)。カーリーが力尽き、ヒートウェイヴも検討するも…。ドナは最高位6位どまりで、ホッとしました 笑。8位ポール・ニコラス楽しい曲でした!和訳も楽しいですよ。女の人は実際に遭ったらいやかと思いますが…→(こちら

TW LW TITLE Artist (Label)-Weeks on Chart (Peak To Date)

1 1 YOU LIGHT UP MY LIFE –•– Debby Boone (Warner Brothers / Curb)-11 (5 weeks at #1) (1)
2 3 BOOGIE NIGHTS –•– Heatwave (Epic)-17 (2)
3 2 NOBODY DOES IT BETTER –•– Carly Simon (Elektra)-17 (2)
4 6 IT’S ECSTASY WHEN YOU LAY DOWN NEXT TO ME –•– Barry White (20th Century)-13 (4)
5 8 DON’T IT MAKE MY BROWN EYES BLUE –•– Crystal Gayle (United Artists)-14 (5)

6 7 I FEEL LOVE –•– Donna Summer (Casablanca)-15 (6)
7 9 BABY, WHAT A BIG SURPRISE –•– Chicago (Columbia)-8 (7)
8 10 HEAVEN ON THE 7th FLOOR –•– Paul Nicholas (RSO)-13 (8)
9 11 HOW DEEP IS YOUR LOVE –•– Bee Gees (RSO)-8 (9)
10 13 WE’RE ALL ALONE –•– Rita Coolidge (A&M)-9 (10)






◆ドナ、歌わせるとなおスゴいんです!“MacArhur Park”