1981年当時、9週連続No1、この曲は強かったですねえ~!
「全米No1」のいくつかの歴史を作ったようですよ。
(1)モータウンレコードの最大のヒット。
(2)映画サントラ挿入歌として最大のヒット
(3)デュエットシングルとして最大のヒット 等
ライオネル・リッチーは今でこそ「バラードのライオネル・リッチー」とも言われていますが、当時はコモドアーズというバンドのフロントマンという印象がまだ強かったので、おおっやってくれたじゃん!と彼のヒットを僕も称賛してました。

まだ“ライオネル・リッチー“の名前が売れる前だったから、名前の後ろに(コモドアーズ)と入っていますね。
この半年前にケニー・ロジャースにプレゼントした「Lady」も大バラードでした。そしてこの曲も大ヒット。こうした段階を踏んで、ライオネルのソロでも「Truly」が全米1位に、続く「You Are」も大ヒット、となっていきます…。
Songwriters RICHIE, LIONEL
Lyrics © Warner/Chappell Music, Inc.
Released in 1981
US Billboard Hot100#1(9)
From The Album“Endless Love:Soundtrack”
*原詞の引用は太字
My love,
there's only you in my life
The only thing that's right
愛しいきみ
僕の人生で愛するのはきみだけだ
きみはたったひとつの真実なんだ
My first love,
you're every breath that I take
You're every step I make
私が初めて愛したひと
あなたは私が呼吸する息とともにある
私が歩く一歩一歩があなたそのもの
And I, I want to share
All my love with you
No one else will do
僕は 私は
分け合いたいんだ
愛をあなたと一緒に
その相手はほかの誰でもない
And your eyes,
your eyes, your eyes
They tell me how much you care
Oh yes, you will always be
My endless love
あなたの瞳
きみの瞳 きみの瞳
どれだけ愛しているかを教えてくれる
そうさ きみはずっとそのままで
永遠に続く愛
Two hearts,
two hearts that beat as one
Our lives have just begun
Forever,
I'll hold you close in my arms
I can't resist your charms
二つの心
二つの心が一つのように波打つ
僕たちの人生は始まったばかり
永遠に
私はあなたをこの腕に抱きしめる
あなたの魅力に勝てやしない
And love, oh love
I'll be a fool for you, I'm sure
You know I don't mind
Oh, you know I don't mind
愛しいひと 愛しいきみ
あなたのためになら馬鹿にもなれる
僕にはそんなことたやすくできるって
あなたにはわかるでしょう
ああ 僕だって馬鹿になれる
'Cause you,
you mean the world to me
Oh, I know, I know
I've found, I've found in you
My endless love
だって
あなたが私の世界そのものだから
そうさ わかってるよ
あなたの中に見つけたの
永遠に続いていく愛を
Ohh, and love, oh, love
I'll be that fool for you,
I'm sure
You know I don't mind
Oh, you know I don't mind
And yes,
you'll be the only one
'Cause no one can deny
This love I have inside
And I'll give it all to you
My love, my love, my love
My endless love
そうさ
僕の愛するのはただ一人きみだけだ
僕の心のなかのあるこの愛は
誰にも否定なんてできない
きみのためにすべてを捧げる
僕の愛するひと
それはきみ それはあなた
終わらないで永遠に続く愛
日本語訳 by 音時

◆この曲のレコーディングのときにはライオネルもダイアナも超売れっ子でしたので、なかなかスケジュールが合わなくて苦労したようですよ。それぞれの仕事が終わった午前3時に顔を合わせレコーディングを行いました。当時のことをライオネルは、「ダイアナはレコーディングに入るまでにメロディしか知らなかったんだ。僕が歌詞を持って駆け付け、レコーディングに入れたのは午後3時半。なんとか5時には“エンドレス・ラブ”を無事テープに収められたよ」と語っています。

◆「エンドレス・ラブ」は主題歌は大ヒットしましたが、映画の評判は散々でした(^_^;)。
映画評としても、当時15歳だった「ブルック・シールズの美しさを観るための映画」と言われました。なんてったって二人の交際が禁じられてから、彼氏役の男が彼女の家に火をつけて、刑務所~精神病院に入れられて…。僕はテレビでやったとき見たような気がするのですが、最後まで見れなかったな~。1981年のラジー賞(アカデミー賞と真逆のその年最低の映画を競い合う賞)5部門にノミネート!ということです。
◆2012年にライオネルのソロ・デビュー30周年、キャリア45周年を記念してデュエット・アルバム「ベスト・デュエット~タスキーギ」が発売になりました。(Tuskegeeはアラバマ州の地名。ライオネルが生まれた街であり、卒業した大学の名前でもあります)
このアルバムは全米ではアルバム「Dancing On The Ceiling」以来、26年ぶりの全米1位に輝きました。ライオネルの名曲を世界各国の歌姫と「夢のデュエット」をしています。「Endless Love」のお相手は米国版ではシャナイア・トゥエインでしたが、インターナショナル版に選ばれたのは日本のCrystal Kayさんです。
◆Endless Love ft.Shania Twain。(なんだ、別々に録音したのか…と最初思ったが‥)
◆Endless Love with Crystal Kay!(こっちは最初から一緒に)
(この記事で参考にしたページ)
・ビルボード・ナンバー1・ヒット1971-1985(音楽之友社)
・Wikipedia Tuskegee
コメント
コメント一覧 (4)
( PS)大昔、友達みんなでカラオケを行った時に、友人Oくんが、彼女のUさんとマジでこの曲デュエットした時には、ほんと「オレたち、何聞かされてんだろ?」と思いました(-。-;。
すごい歴史的記録を持つ歌なんですね、嬉しいです。
映画はレンタルビデオで、ブルック・シールズは「世の中にこんな綺麗な顔の人がいるのか!」と子ども心に思った記憶があります。
今も時々妄想しながら聴いてます。