チャーリー・ワッツさん(80)が8月24日に天国に召されました…。

ストーンズの曲のノリも安定的なドラミングがあってこそ。チャーリーの存在はメンバーにとっても、ファンにとっても大きかった…。チャーリー、ありがとう。R.I.P…。

追悼チャーリー・ワッツ ストーンズとの「最後のパフォーマンス」を振り返る
Rolling Stone

◆この曲"Jumping Jack Flash"がまさにそう。ストーンズのなかでもっともカッコいい曲!(中の1曲)であろうことは誰もが認めるかと思うのですが、あらためて安定的なリズムを刻む、チャーリーのドラムがあって、のことかと思います。ぜひ、ドラムに注目して聴いてみてください。





◆さてこの曲をめぐってはいろんな解釈があるものの、一番信憑性があるのは、キースの田舎の家の庭師の話のようです。


83cd69851a40da5021e6312f1fb81ea5


 ミックがキースと歌を作ろうとキースの家に泊まった翌朝、雨が降って、庭師のジャック・ダイアーが仕事をしていた。その足音がバシャバシャと聞こえたのを、ミックが「何の音だい?」とキースに聞いたところ、キースがなんとはなしに"Oh, that's Jack – that's jumpin' Jack."と言ったという話…!

 そこから生まれたフレーズに物語が追加された…ってところかな。

XAT-1245743840


Songwriter(s)
Jagger/Richards

Released in 1968
US Billboard Top100#3
From The Album “Through the Past,Darkly: Big Hits 2 ”

*原詞の引用は太字

One Two!
I was born in a cross-fire hurricane
And I howled at my ma 
in the drivin' rain
But it's alright now
In fact it's a gas 
but it's alright
I'm Jumping Jack Flash
It's a gas , gas , gas

ものすごい台風の中で俺は生まれた
荒れ狂う雨の中 母親は泣きわめいた
でももう大丈夫
ホントの話 愉快だぜ
だから大丈夫っての
俺はJumpin’Jack Flashていうんだ
おもしれーだろ
最高だろ

I was raised 
by a toothless bearded hag
I was schooled 
with a strap right across my back
But it's alright now
In fact it's a gas
but it's alright
I'm Jumping Jack Flash
It's a gas , gas , gas
 
俺は歯のないヒゲの老婆に育てらた
後ろからムチで叩かれしつけられた
でももう大丈夫
ホントの話 愉快だろ
俺はJumpin’Jack Flash
おもしれーだろ?
最高だろ?

I was drowned
I was washed up And left for dead
I fell down to my feet 
and I saw they bled 
And I frowned 
at the crumbs of a crust of bread
yeah , yeah , yeah
I was crowned
 with a spike right through My head 
right through my head

俺は溺れて
海岸に打ち上げられて死ぬかと思った
足元から転んで 出血しちまった
パンくずしかないんじゃ仕方ない
俺は頭からガツンと叩かれたんだ

But it's alright now
In fact it's a gas
but it's alright
I'm Jumping Jack Flash
It's a gas , gas , gas

まあ、それもどうだっていいこと
それにホントに 愉快な話なんだ
大丈夫さ
俺は Jumping Jack Flash
おもしれーだろ?
最高だろ?

(Words and Idioms)
cross fire = 十字砲火
howl=泣きわめく
gas=とても面白い、愉快
hag=醜い老婆、鬼婆
bearded=あごひげのある
frown=顔をしかめる 難色を示す
crumb=かけら、パンくず
crown=脳天をぶんなぐる

日本語訳 by 音時







チャーリー、ありがとう…!



TPD500x500


◆最後の最後に。"Jumping Jack Flash"のカッコよさと、洋楽POPSの楽しさを紹介するのに、観てほしいのがこのビデオがあります。
 1987年にTVで桑田圭祐さんらが面白半分にやっていた「Merry Xmas Show」での「Jumpin’Jack Flash」。ギターから楽器をすべて弾くChar もカッコいいけど、面白いのはそれに続く、米米クラブの「星降る街角」。
 このメドレーはなかなかのもんです。
 偶然?か、この海を越えた2曲とも「One、Two!」とボーカリストがカウントを入れてから始まる。ひょっとするともしかして「Jumpin’Jack Flash」を聴いた日本のアレンジャーが「星降る街角」(1977)を作ったんじゃないの?って想像しちゃいますね。