コーラスワーク、黒っぽいどっしりとしたサウンドとラストに向けたファルセットの声が印象的なビージーズの“ブロードウェイの夜”。

 この邦題を耳にして、子どもだった僕は「ブロードウェイ」ってなんだかわかりませんでした。「ハイウェイ」みたいな「道かな?」ってイメージで(^▽^;)。中野に住んでたらショッピングモールのことだと思ったかも。
 
◆これ「中野ブロードウェイ」です。僕は学生時代に中野に住んでいたことがあってよく行きました。「ブロードウェイ」に行くたびにこの曲のイントロが頭のなかに流れてました(いつもというわけではなく、たまにね)「サブカルの聖地」。食べものも安かった。

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◆ビージーズの話に戻します(-_-;)。

 2002年の"The Larry King Show"のインタビューに答えて、バリー・ギブが"Nights On Broadway"について次のように語っています。

 夢で見たんだよ。僕らのおじさんで偉大なプロデューサーのArif Mardinからのリクエストだったんだ。"きみ、裏声(ファルセット)で叫ぶ(scream)ことができるかい?曲の最後に思い切りやってみてくれないか?"
Arifは実際にもこう言ってたんだ。
「メンバーの誰かがファルセットで叫んでるのを入れたらアルバム"メイン・コース"の曲はもっとエキサイティングになるんやないか?」って。


 バリーはそのリクエストに応えて、できる限り高い声で歌ってみました。ファルセットになったら思いのほかパワフルに響きました。こんな能力があるとは彼自身も思っていなく、バリーのファルセットはビージーズのトレードマークになっていきました。(モーリスがファルセットで"blamin it all"のコーラスを歌ってます)

BroadwayNight_R



(Barry、Robin & Maurice Gibb)

Released in 1975
US Billboard Hot100#7
From The Album“Main Course”

*原詞の引用は太字です

Here we are 
in the room full of strangers,
Standing in the dark 
where your eyes couldn't see me

僕らがいるこの部屋
まわりは知らない人ばかり
暗闇のなかにたたずんで
きみ目にも僕は見えなかったね

Well, I have to follow you
Though you didn't want me to.
But that won't stop my lovin' you
I can't stay away

きみを追いかけなきゃって思ってたのさ
きみは望んではなかったけれど
僕のきみを愛する気持ちは止まらない
そのままじゃいられなかったんだ

Blaming it all on the nights on Broadway
Singin' them love songs,
Singin' them straight to the heart songs.
Blamin' it all on the nights on Broadway
Singin' them sweet sounds
To that crazy, crazy town.

みんなブロードウェイの夜のせいなんだ
ラヴ・ソングを歌おう
心に響く歌を歌うんだ
みんなブロードウェイの夜のせいなんだ
甘いサウンドを歌うんだ
このクレイジーな街に向けて

Now in my place
There are so many others
Standin' in the line;
How long will they stand between us?

いま 僕のいる場所には
ほかにも沢山の人達がいる
みんな一列に並んでいるんだ
僕らの間にはどれだけ長い列が
立ちはだかってるんだろう?

Well, I have to follow you
Though you didn't want me to.
But that won't stop my lovin' you
I can't stay away

それでも
きみを追いかけなきゃって
きみは望んでいなくたってね
僕のきみを愛する気持ちは止まらない
このままじゃいられないんだよ

Blaming it all on the nights on Broadway
Singin' them love songs,
Singin' them straight to the heart songs.
Blamin' it all on the nights on Broadway
Singin' them sweet sounds
To that crazy, crazy town.

悪いのは みんなブロードウェイの夜
ラヴ・ソングを歌おう
心に響く歌を歌うんだ
悪いのは みんなブロードウェイの夜
甘いサウンドで歌おうよ
このクレイジーな街に向けて

I will wait,
even if it takes forever;
I will wait,
even if it takes a life time.
Somehow I feel inside
You never ever left my side.
Make it like it was before
Even if it takes a life time, 
takes a life time.

僕は待つよ
たとえどんなに時間がかかろうと
僕は待つんだ
たとえ人生をかけてでも
どうしてかこころの中に感じてるんだ
きみは僕の元を決して去らないと
以前そうだったようにね
たとえ時間がかかっても 
僕の一生をかけてでも

Blaming it all on the nights on Broadway
Singin' them love songs,
Singin' them straight to the heart songs.
Blamin' it all on the nights on Broadway
Singin' them sweet sounds
To that crazy, crazy town. 

みんなブロードウェイの夜のせいなんだ
ラヴ・ソングを歌おう
心に響く歌を歌うんだ
みんなブロードウェイの夜のせいなんだ
甘いサウンドを歌うんだ
このクレイジーな街に向けて...


日本語訳 by 音時(On Time)

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◆"Nights On Broadway"ですが、はい、上の動画(紹介するのはナタリー・コール)で確認できますが、印象的な"Blamin'it all"のコーラスのファルセットはモーリスだったんだね!

 ビージーズのアルバム「メインコース」。"Jive Talkin"は全米No1になりました。彼らにとっても勇気がいったアレンジ、実験的なサウンドでしたが、見事に成功しましたね。

◆"Nights On Broadway"の歌詞は...彼女に対してなかなか行動できない男が"ブロードウェイ"=特別な場所、だから、恋をしていいよね!みたいな積極的になろうとしている歌なのかな。現在だと、ライトアップされたきれいな場所で告白、みたいな?ちょっと違うか(^▽^;)。


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◆"Nights On Broadway"が最高位7位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 13th December, 1975

わーほんと僕が洋楽を聴き始めた頃のヒット曲がずらり。(全米トップ40はまだ聴いたことがなかった) 好きだった曲「3」「8」「9」「10」、嫌いだった曲「1」「2」「4」「6」。内心好きだったけど好きと言えなかった曲(^▽^;)「5」。どっちでもよかった曲(当時は)「7」ビージーズ!

-1 1 FLY, ROBIN, FLY - Silver Convention
-2 4 LET’S DO IT AGAIN - The Staple Singers
-3 3 SKY HIGH - Jigsaw 
-4 2 THAT’S THE WAY (I Like It) - K.C. and the Sunshine Band
-5 9 SATURDAY NIGHT - The Bay City Rollers 

-6 12 LOVE ROLLERCOASTER - The Ohio Players
-7 8 NIGHTS ON BROADWAY - Bee Gees
-8 19 THEME FROM “MAHOGANY” (Do You Know Where You’re Going To) - Diana Ross 
-9 10 MY LITTLE TOWN - Simon and Garfunkel
10 11 FOX ON THE RUN - Sweet


◆こちらスタジオバージョン。




◆3人でバリーのギターの合わせて1分程度のコーラス。でも素敵だよね。