祝・卒業2022!

この曲が「卒業ソング」か?というと、いろいろ考え方はあるかと思います。

でも…ちょっと視点を変えて…

卒業するみなさんを送り出すご両親、の気持ちを考えてみてください。

とくに今までずっと「自宅生」「自宅通い」だった方で、
会社の寮とか独り暮らしを始める新社会人のみなさんや、
進学して独り暮らしをする新大学生になるみなさん。

僕も子どもができて、子育てを経験して、初めてその気持ちがわかるようになりました。
そして、自分が卒業するとき、親父やおふくろが何を思っていたんだろう?
という親の立場や視点を気が付くようになりました。

この曲はそんな気持ちをよく表現した曲だと思います。思わずうるっときてしまいます。


お子様の卒業おめでとうございます。

お子様にはまずとにかく健康であってほしいですね。焦らずにじっくりと自分の人生を歩んでほしい。
そして、私たち親たちも…自分の人生をまた考えてみる機会にしたいですね。


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Songwriters: ANDERSSON, BENNY GORAN BROR / ULVAEUS, BJOERN K.
lyrics c Universal Music Publishing Group, EMI Music Publishing

Released in 1981
From The Album“The Visitors”

:原詞は太字

Schoolbag in hand, 
she leaves home in the early morning
Waving goodbye 
with an absent-minded smile

通学カバンを手にして
彼女は早朝に家を出発する
行ってきますのあいさつも
ぼぉっとしたままの表情で...

I watch her go 
with a surge of that well-known sadness
And I have to sit down for a while

彼女の行くのを見届けると
いつもの悲しみが押し寄せてくる
そして座って気持ちを落ちつかせる

The feeling that I'm losing her forever
And without really entering her world
I'm glad whenever I can share her laughter
That funny little girl

あの娘が永遠にいなくなってしまうこと
あの娘の世界に入ることもできなくなること
そんなことを想像してみる
いつだって楽しかった
私はいつも娘と一緒に笑ってた
あの娘は愛くるしい小さい子だったの

Slipping through my fingers all the time
I try to capture every minute
The feeling in it

Slipping through my fingers all the time
Do I really see what's in her mind
Each time I think I'm close to knowing
She keeps on growing
Slipping through my fingers all the time

いつだって指の間をすり抜けて行く
その一瞬を覚えておきたいのよ
そのときの感情とともに

いつだって指の間をすり抜けて行く
彼女の思うことが私はわかってる?
そのことを考えるたび私は理解するの
彼女は成長してるんだってことを
そういつだって
私の指の間をすりぬけていくの

Sleep in our eyes, 
her and me at the breakfast table
Barely awake,
I let precious time go by

寝ぼけまなこで
朝食のテーブルに付く彼女と私
ようやく目が覚めてくる
二人の大切な時間が過ぎていくの

Then when she's gone 
there's that odd melancholy feeling
And a sense of guilt I can't deny

そして娘が外出すると
妙に感傷的な気分になってしまうの
罪悪感を否定できないのよ

What happened to the wonderful adventures
The places I had planned for us to go
(slipping through my fingers all the time)
Well, some of that we did 
but most we didn't
And why I just don't know

素敵な冒険に何が起こったの?
一緒に行く予定だった多くの場所のこと
(いつだって指の間をすりぬけていく)
そう、いくつかは行ったけど
ほとんど行けなかったのよ
どうしてなのかしらね

Slipping through my fingers all the time
I try to capture every minute
The feeling in it

Slipping through my fingers all the time
Do I really see what's in her mind
Each time I think I'm close to knowing
She keeps on growing
Slipping through my fingers all the time

いつだって指の間をすり抜けて行く
その一瞬を覚えておきたいのよ
そのときの感情とともに

いつだって指の間をすり抜けて行く
彼女の思うことが私はわかってる?
そのことを考えるたび私は理解するの
彼女は成長してるんだってことを
そういつだって
私の指の間をすりぬけていくの

Sometimes I wish 
that I could freeze the picture
And save it from the funny tricks of time
Slipping through my fingers...

ときどき あの楽しかった光景を
凍らせて保存したいって願うのよ
おかしな時のいたずらの手から逃れて…
私の指の間をすり抜けて行く…

Slipping through my fingers all the time

いつだって
私の指の間をすり抜けて行ってしまう

Schoolbag in hand 
she leaves home in the early morning
Waving goodbye 
with an absent-minded smile...

通学バックを手にして
彼女は朝早く家を出て行くの
手を振ってサヨナラして
眠たい目をこすりながら微笑んで…

日本語訳 by 音時

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◆映画「マンマ・ミーア」を見て。

ABBAの曲はヒット曲はたいがい押さえていましたが映画「マンマ・ミーア」を見ても、この曲は知りませんでした。あとで調べてみたら、ABBAのラストアルバム「The Visitors」の収録曲だったんですね。このとき夫婦だったビョルンとアグネッサの7歳の娘リンダのことを思って書いたらしいです。(リンダは大きくなって今はもう40歳過ぎてますな。歌手兼女優ということらしい)

 映画「マンマ・ミーア」のなかでも、娘ソフィーの結婚式当日の朝、ソフィーの髪を結ってあげるのにしばし走馬灯のように想い出が込み上げる母親ドナ。この役はメリル・ストリープが演じています。でもって、メリル本人が歌うのですが下手ではないけど、そう上手いわけでもないちょうどよいくらい、そう、ほんとに母親が(心のなかで)歌っているような感じがするんです。また、これまでのメリル主演の映画をいろいろ見ているから、今女で一つで娘を育ててきた苦労人ドナ役のメリルに『幸せになってほしい』感がひとしお沸いてくるのかもしれませんね~。

 私ごとですが娘はいませんが、愚息が受験勉強をしていたのを励まし、いざ試験当日、まだ外が真っ暗な中、緊張した面持ちながら早く家を出ていった場面を思い出しました~。いや、試験会場の学校の正門まで送りにいったりもしましたねえ、過保護ですか?(;一_一)。

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◆Wikipediaでこの歌について。「この歌は娘を持つ母親の歌です。学校に通う娘は母親の想像以上に早く大きくなって、一緒に過ごす時間が少なくなってしまったことを母親は後悔しています」と書かれてます。
 そうなんですね。“指の間をすりぬけるように…”大人になっていくんですね。おやじでもなんとなくわかるから、母親の方はなおさらよくわかるのではないかな。名曲だと思います。

 なんと日本のみコカ・コーラのキャンペーンとしてシングルが出てるらしい。ジャケットがこれだが…曲の内容とジャケがイメージ違いすぎでしょ!

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◆映画「マンマ・ミーア」から。Slipping Through My Fingers - Meryl Streep, Amanda Seyfried. この場面にこの曲、ヤバイです。僕も思わず…。