「誰のロコモーションを初めて聴いた?」という質問にどう答えるかで、世代が分かれそうですね!
リトル・エヴァ?
いいえ、グランド・ファンク?
それとも、カイリー・ミノーグ?
えっ?僕?(^▽^;)
僕はというと...たぶん「ゴールデン・ハーフ」!
(エバ、マリア、ルナ、ユミ)だったと思います。
「8時だよ全員集合」か何かでテレビで見て・・・(-_-;)
(こちら、ユミ脱退後、3人になったゴールデン・ハーフ)
◆この曲は作者はジェリー・ゴフィンとキャロル・キング。
この曲の作られた時のエピソードがリトル・エヴァが他界(2003年)した際に、キャロルがナショナル・パブリック・ラジオ (NPR)のインタビューで答えています。
ジェリーとキャロルはリトル・エヴァの歌手としての素質を見抜いていた。「ザ・ロコ・モーション」は本来「ディー・ディー・シャープ」に提供予定だった。しかし、リトル・エヴァにデモ録音させたところ、完成度が高かった。それで、デモ録音をそのままリリースした。
◆でも、それにしても「ど」ハードロックバンドのグランド・ファンクがなぜに「ロコーモーション」!?ってのはびっくりしましたね。
ちなみにプロデューサーはトッド・ラングレン。彼はバンドメンバーがこの曲をふざけて演奏しているのを聴いて、『これはいける!』と確信したそうです。この曲の大ヒットもありライヴチケットはソールド・アウト。このライヴでは最後にステージのバックに列車の衝突シーンを映しながら演奏したとのことですよ。
またこの曲が収められたアルバム「Shinin' On」(輝くグランド・ファンク)。赤と青のセロファンのついた3Dメガネが付いててジャケットが飛び出して見える仕様だ!LPレコードサイズの面白い仕掛け付きが楽しかったですね。
(続きは後半で)
Songwriters
Goffin, Gerry / King, Carole
Lyrics © EMI Music Publishing
Released in 1974
US Billboard Hot100#1
From The Album“Shinin'On”
:原詞は太字
Everybody's doin'
a brand new dance now
(Come on baby, do the Loco-Motion)
I know you'll get to like it
if you give it a chance now
(Come on baby, do the Loco-Motion)
誰もが踊ってるぜ!
最新のダンスをね!
(踊ろうぜ ロコモーションを)
おまえも好きになるはずさ
一度試してみればいいんだ
(踊ろうぜ ロコモーションを)
My little baby sister
can do it with ease
It's easier than learnin' your ABCs
So, come on, come on,
and do the Loco-Motion with me
俺のちっちゃな妹も
たやすく簡単に踊れるんだ
ABCを覚えるのよりも簡単さ
だから 来いよ! 踊ろうぜ
俺と一緒にロコモーションしよう
You've got to swing your hips now
Come on
Jump up
Jump back
Oh well, I think you've got it now
お尻を左右に振るんだよ
そうさ
ジャンプして
後ろに跳ねて
どうだい もうわかったかい
Woah, woah
Now that you can do it,
well let's make a chain now
(Come on baby, do the Loco-Motion)
A chuga-chuga motion
like a railroad train, now
(Come on baby, do the Loco-Motion)
もうおまえはできたよな
そしたら次は一列になるのさ
(来いよ ロコモーションしようぜ)
シュッポ シュッポするんだよ
そう、機関車のように
(来いよ ロコモーションしよう)
Do it nice and easy now,
and don't lose control
A little bit of rhythm
and a lot of soul
So, come on, come on,
and do the Loco-Motion with me
カッコよく決めて くつろぐのさ
調子を外すなよ
ちょっとのリズムと
でっかいソウルがあればいいのさ
そうだから 行こうぜ
俺と一緒にロコモーションを!
Woah, woah
Move around the floor
in a loco-motion
(Come on baby, do the Loco-Motion)
Do it holdin' hands
if you get the notion
(Come on baby, do the Loco-Motion)
機関車のように一列になって
フロアを一周するんだ
(どうだい ロコモーションしようぜ)
もしコツがわかったら
手をつないでやってみよう
(どうだい ロコモーションしよう)
There's never been a dance
that's so easy to do
It even makes you happy
when you're feelin' blue
So, come on, come on,
and do the Loco-Motion with me
こんなダンスは今までなかったよ
簡単に踊れるダンスはね
気分がブルーな時だって
誰だって笑顔になっちゃうよ
そう だから
ロコモーションを俺と一緒にどう?
(Come on baby, do the Loco-Motion)
So, come on, come on,
and do the Loco-Motion with me
(Come on baby, do the Loco-Motion)
So, come on, come on,
and do the Loco-Motion with me
(Come on baby, do the Loco-Motion)
ロコモーションを一緒に踊ろう
ロコモーションを一緒に踊ろう
日本語訳 by 音時
◆さいごにもう一度作者キャロル・キングとジェリー・ゴーフィンにふれましょう。
ジェリー・ゴフィンは2014年6月19日に他界してしまいした。(享年75歳)。
http://ro69.jp/news/detail/104259
キャロルとの黄金コンビ(一時期は夫婦でもあった)が有名ですが、他の作曲家の作品も含め、全米トップ40になんと59曲の作品も送りだしてます!
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_songs_written_by_Goffin_and_King
いい歌を沢山作ってくれたジェリー。ありがとう。(R.I.P…)
◆Little Evaの“ロコモーション”。1962年に全米No1になりました。(ロコモーションは別アーティストで合計2回、全米1位を取った曲なんですね)
◆Kylie Minogue - The Loco-Motion 。1987年に母国オーストラリアで7週連続No1.翌年全米では最高位3位のヒットとなりました。
コメント
コメント一覧 (6)
別なアーチストが同じ曲をNo1にした事例(Same songs to hit No. 1 by two different artists)については、これまでに9曲、ということで「Go Away Little Girl」の記事にまとめています。http://neverendingmusic.blog.jp/archives/16791570.html
ソングライターについては触れておりませんでしたので、おっしゃられる通り、と思います。
とお書きになられてますが、その記録を最初に達成した「Go Away Little Girl」もGoffin-King作なので、このパートナーシップの優秀さがわかります
グランド ファンクのロコモーシォンも好きでした。
バンドの全盛期は、アメリカンバンドからバットタイム位までと自分としては思ってます。年代にすれば、1973年後半から75年前半までと言う事で。
音時さんは、どう思いますか?