デヴィッド・キャシディが天国に旅立ったのが2017年11月21日。もう3年も経ったんですね。
享年67歳、死因は腎不全であった...ようです。

「パートリッジ・ファミリー」の長男役キースを演じたデヴィッドは、ドラマのなかでバンド活動も行い、全盛期を迎えました。デヴィッドのウェブサイトによると「彼の名声の絶頂期には、ビートルズのファンクラブとエルヴィス・プレスリーのファンクラブの人数を合計した人数を超える会員がデヴィッド・キャシディのファンクラブに加入していた」とのことですよ。

愛くるしい笑顔、その一方で声は思ったより低く(僕の印象ですが)ハスキー。そんなところも「可愛い/カッコいい」んでしょうね!

70年代のティーンアイドル、デイヴィッド・キャシディ死去

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◆デヴィッドは1971年に「チェリッシュ」でソロ・デビューを果たします。この曲「Could it be forever」はデヴィッドの第二弾のソロ・シングルであるとのこと。"Could it be forever"となんだか素敵なタイトルの曲ではありますが、付いた邦題は「恋するデビッド」(^▽^;)。まあ、日本語にするとわかりづらいフレーズですので、売れるためにもこういうタイトルはありますよね…!

ちなみに1971年にパートリッジ・ファミリーとしてリリースした"I Woke Up in Love This Morning"(全米13位)の邦題は「夢見るデビッド」でした!

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◆"could it be"は英文法でいうと独立用法で「現在または未来に対する推量」ということ。

cf.Could it be true?(それは本当だろうか)

という例文を踏まえると、"Could it be forever"は"それって永遠になのかい?"ですね。

この恋する気持ちを確かめようとする主人公の心の葛藤を表現してる…んでしょう。
デヴィッド、R.I.P…。

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(おや?よく見るとシングルは"デビット"となってるぞ。)

 (Wes Farrell, Danny Janssen) –

Released in 1972
US Billboard Hot100#37
UK Single Chart#2
From The Album“Cherish”

:原詞は太字

Could it be forever
Or is my mind just rambling on
Well I touched you once and I kissed you once
And now I feel like you're mine

これって永遠の気持ちなのか?
それとも ただのふらついた気持ち?
そう きみに初めてふれて 一度キスしたら
もう きみは僕のものみたいに感じてる

Well I feel like you're mine and I see in your face
I'm not wrong to have these feelings
Well I feel like you're mine,
I've never known a time before
That's had so many meanings

ああ きみは僕のもの きみの顔を見ちゃうんだ
こんな気持ち間違いじゃないさ
そう きみは僕のものだって感じてる
こんな瞬間はこれまでなかったのさ
とても大きな意味を持ってたんだ

Could it be forever
Or am I just wasting time
Well I don't think so because you let me know
You make me feel like you're mine

永遠に続くのかな?
それとも無駄に過ごしてるだけ?
そんな風には思わない だってきみが教えてくれた
きみが僕のものだって感じてるのさ

Well I feel like you're mine 
and I can't remember
When the feelings have been stronger
And all I know is I can't let go
I wanna be with you 
I wanna be with you 
just a little while longer

ああ きみは僕のものさ
思い出せないよ
気持ちが強くなっていったのはいつだった?
わかるのはもうきみを手離せないってことさ
きみと一緒にいたいんだ
きみと一緒にいたいのさ
ちょっとの間でも長く一緒に...

All my feelings come together
All of me is here
Never know when I felt better
Cause I know this won't disappear

僕の気持ちはひとつだけさ
僕のすべてがここにいる
今より素敵な気持ちになんかなれないよ
だってこの気持ちは失わないってわかるから


But

だけど…

Could it be forever 
or is my mind just rambling on
Well maybe it is and if it is
Well then I'll be moving along

永遠に続くのか
それとも心がふらついてるだけなのか
ああそうかもしれない もしそうなら
そのときは僕は立ち去るだけさ

Well I feel like you're mine
And I see in your face 
I'm not wrong to have these feelings
Well I feel like you're mine 
and I've never known a time before
That's had so many meanings

でもきみは僕のものだって思うんだ
そして僕はきみの顔をのぞく
こんな想いを持つなんておかしいかい
きみが僕のものって思ってしまうことを
こんな気持ちになったことなんてないのさ
こんなに意味を持つ瞬間なんてないんだよ

Feel like you're mine
Feel like you're mine
Could it be forever

Feel like you're mine
Feel like you're mine
Could it be forever

きみは僕のものさ
もう離せないんだ
これは永遠に続くのさ

きみは絶対ぼくのもの
そう感じてしまうんだから
きっと永遠に続くのさ

All I know is I want you so
Could it be forever

Feel like you're mine
Feel like you're mine
Could it be forever...

きみがほしい それだけなんだ
この気持ちは永遠さ
きみは僕のものなんだ
きみはずっと僕のものさ
これからもずっと永遠にね…

(Words and Idioms)
ramble on=とりとめのないように話すか、書き続ける
move along=〔しばしば命令文で〕止まらずに動く,立ち去る

日本語訳 by 音時

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◆このデヴィッドの追悼でのCDのページ(Otonano)。邦題を見てると聞きたくなって、欲しくなってくるなあ。やっぱり邦題の力ってすごい(^▽^;)。


◆2010のデヴィッドのステージから。かつて黄色い声をあげていた女性たちがみんな今でもステージ上のデヴィッドに恋してるようです!"But…"とつぶやくだけで"キャ~!"だって。でもやっぱスターは笑顔が素敵ですよね。




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