このビデオは本当に印象的でした。
でも実は通しで(5分30秒)は見たことはありませんでした。悪夢から目覚めたラストも看護婦さんを呼ぼうとして…(え~!)
(核兵器禁止条約も1月22日発効、が確定しました。このまま核兵器の廃絶に繋がって欲しいですね。唯一の被爆国である日本政府がぜひ署名・批准してほしいです。)
******
◆この曲、PVの作成も踏まえ、時代を表現して歌った曲だなあと改めて見返しています。人形版のWe Are The Worldかと思わせるシーンもありましたね!
★シングルジャケットも“With The Beatles”のパロディ!
★Genesisはこの曲をしばしライヴのオープニングに使っていますが、これもピタッときます。
歌詞も最後は前向きだし。"俺たちがこの世界を作るんだ"という歌詞でライヴが始まるのは気持ちいいですね。
Songwriters
RUTHERFORD, MICHAEL/COLLINS, PHIL/BANKS, TONY
c EMI Music Publishing
Released in 1987
US Billboard Hot100#4
From The Album“Invisible Touch”
:原詞は太字
I must've dreamed a thousand dreams
Been haunted by a million screams
But I can hear the marching feet
They're moving into the street
千回もの悪夢を見たに違いない
百万回もの叫び声が頭につきまとう
軍隊の行進の足音が聞こえるんだ
そいつらはもう
通りに入り込んできているんだ
Now did you read the news today
They say the danger's gone away
But I can see the fire's still alight
There burning into the night
そういや おまえは今朝の新聞を読んだか?
危険は去ったって書いてあったよ
でも戦火の炎はいまだ燃えていて
夜を赤々と照らしてるんだ
There's too many men, too many people
Making too many problems
And not much love to go round
Can't you see this is a land of confusion?
いろんなヤツがいて 人種のるつぼ
問題を犯す"やから"達ばかり
問題を犯す"やから"達ばかり
愛なんてなかなかお目にかかれない
わかるかい
ここは混迷した世界なんだ
Well this is the world we live in
And these are the hands we're given
Use them and let's start trying
To make it a place worth living in
ああ ここは俺たちの住んでいる世界
これは神から与えられた俺たちの両手
俺たちはこれらを使って 始めなきゃ
この地を住みやすい場所に変えるため
Ooh, Superman where are you now
When everything's gone wrong somehow?
The men of steel, the men of power
Are losing control by the hour
ああ スーパーマンは何処にいる?
どうしたって何もうまくいかないときに
鋼鉄の男達や 権力を持つ男達も
どんどん押さえが効かなくなっていく
This is the time, this is the place
So we look for the future
But there's not much love to go round
Tell me why, this is a land of confusion
今がそのとき まさにこの場所で
俺たちは未来を探し求めてる
愛なんてどこにあるんだい
どうしてなんだ?
ここは混迷した国なんだ
This is the world we live in
And these are the hands we're given
Use them and let's start trying to
make it a place worth living in
make it a place worth living in
ああ ここは俺たちの住んでいる世界
これは神から与えられた俺たちの両手
俺たちは両手を使って努力し始めよう
この地を生きる意味のある場所に変えるため
I remember long ago
when the sun was shining
Yes, and the stars were bright
all through the night
And the sound of your laughter
as I held you tight,
so long ago
あの頃を思い出す
太陽も燦然と輝いてた頃
そうさ 星達も瞬いていたよ
一晩中だって
お前の笑う声が響いて
俺はお前を強く抱きしめた
もうずいぶん昔のこと
I won't be coming home tonight
My generation will put it right
We're not just making promises
That we know, we'll never keep
俺は今晩は帰らない
俺の世代で世直しするのさ
でもそれは守られない約束
でもそれは守られない約束
わかっているのに
その約束を誰も守らないから
その約束を誰も守らないから
Too many men, there's too many people
Making too many problems
And not much love to go round
Can't you see,
this is a land of confusion?
いろんなヤツがいる 人種のるつぼさ
問題を犯す"やから"ばかりなんだ
愛はなかなか見つからない
そうなのさ
ここは混迷の地
Now this is the world we live in
And these are the hands we're given
Use them and let's start trying
To make it a place worth fighting for
This is the world we live in
This is the world we live in
And these are the names we're given
Stand up and let's start showing
Just where our lives are going to
でもここが俺たちが生きる世界
俺たち皆 与えられた名前を持ってる
立ち上がれ 見せてやれ
ここが これからも続く
俺たちが生きていく場所なんだって
俺たちが生きていく場所なんだって
(Words and Idioms)
be haunted=考えが絶えずつきまとう
put right=矯正する 直す
日本語訳 by 音時
★「混迷の地」が最高位4位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles January 31, 1987
1位は泣きのバラード「At This Moment」。でもマドンナがすぐに迫ってます。(翌週1位)ロビー・ネビルは2位止まりで残念でした。7位グラス・タイガー、この歌いい歌だったな。9位はトミーとジーナのアメリカ版「昭和枯れすすき」!?
-1 1 AT THIS MOMENT –•– Billy Vera & The Beaters
-2 4 OPEN YOUR HEART –•– Madonna
-3 2 C’EST LA VIE –•– Robbie Nevil
-4 6 LAND OF CONFUSION –•– Genesis
-5 8 CHANGE OF HEART –•– Cyndi Lauper
-6 5 CONTROL –•– Janet Jackson
-7 7 SOMEDAY –•– Glass Tiger
-8 3 SHAKE YOU DOWN –•– Gregory Abbott
-9 15 LIVIN’ ON A PRAYER –•– Bon Jovi
10 12 TOUCH ME (I WANT YOUR BODY) –•– Samantha Fox
◆Land of confusion- The way we walk live 1992.
コメント
コメント一覧 (8)
曲は、まずまずのジェネシスらしい曲で、好感が持てました。ヒット曲満載のアルバム『Invisible Touch』の中では、この曲が最もお気に入りではありました。
英語、お詳しいんですね。今後も遠慮なくご指摘いただけるとありがたいです。やはり極力、アーティストの意向に沿った和訳に近づけたいので。
http://designers-union.com/blog/archives/5504
もしかして、これをやりたいがために、若いときの自分の顏アップのジャケットにしていた…なんて空想です(^▽^;)。
※ざっくり訳せばよいと言う場合は、以外スルーしてください。
①too many menの沢山の男達が気になりました。So many men,so many minds.=十人十色です。このmenと同じ。更に、too many peopleとなりますが、民族等、同じ文化や考えを持った集団が多種多様に存在し過ぎていると言うことじゃないかな。続くmakingは現在分詞なので、
∴問題を起こす人や集団が多過ぎる。
②to make lt a~で、結果として変える事になりますが、強制的に生きる意味のある場所にする、だからmakeになってます。手に負えないのです。その前にtry toがあるから努力すると言うことになり、to は独立した不定詞の~するためではなく、連語の一部。try ~ingは試す。
∴何としても生きる意味のある場所にする努力をし始めよう。
③willは単なる未来ではなく、思いついて何かしようとする時に出ます。因みにwillは意思がある事に用いられますよ。遺言とか。一方、be going to は、その流になっている未来。結果として、守られない約束になるかもしれませんが、守る能力があるのに、やる気がないのです。
∴俺の世代で、世直ししようぜ!やっぱ、みんな無理だと思ってるから、誰もやんねーな。
④最後に be going to の未来がありますが、前向きに生きて行く決意があれば、willになってると思います。生きていく流れになっていて、抗えないのです。
∴ここで暮らすしか選択肢ねーんだし。
※解釈には個人差あります。
何処かで読んだのですがジェネシスというとピーターの頃から難解な歌詞で有名ですが、フィルが歌うようになってからもある程度この路線(歌詞&サウンド)をコントロールしているのはトニーバンクスらしいのです。
元々フィルはモータウンやポップス好きで自分の好きなことを歌いたいためにソロを平行してスタートさせたとか。
「夜の囁き」は自身の経験を歌ったものらしいですが、このヒットからジェネシスもより多くの人に聴かれるようになったのかも知れないようなも気がします。
そう言えばフィルのソロはほとんど顔面アップですが、これも何か意味ありそうですね(笑)
この曲の詩はこんなことを歌っていたのですね。音時さんの言われるようにまさに今の時代にぴったりの歌ですね。
ライブも途中のウオーを観客が歌っているところが最高です。
次にライブに参加できるのはいつの日や?
その時をまたの楽しみに
今後も和訳をお願いします。