ハートの"まっすぐ"なロック・ナンバー"Straight On"です!
◆この曲はアルバム"Dog & Butterfly"からの1stシングル。このアルバムはA面が"Dog Side"でロックナンバー、B面が"Butterfly Side"でバラードナンバーが収録されてます。
"Straight On"は当然"Dog Side"で、アルバム表題曲"Dog & Butterfly"は"Butterfly Side"ですね。
これもLPレコード時代だったから成せるワザ。CDやストリームでは味わえない聴き方の楽しみがありました…!
"Straight On"は当然"Dog Side"で、アルバム表題曲"Dog & Butterfly"は"Butterfly Side"ですね。
これもLPレコード時代だったから成せるワザ。CDやストリームでは味わえない聴き方の楽しみがありました…!
Songwriters
WILSON, NANCY LAMOUREAUX / ENNIS, SUSAN / WILSON, ANN
Lyrics c Universal Music Publishing Group
Released in 1978
US Billboard Hot100#15
From The Album"Dog & Butterfly"
:原詞は太字
Quite some time,
I've been sittin' it out
Didn't take no chances,
I was a prisoner of doubt
ずいぶん長い間
アタシはひとり殻に閉じこもってた
チャンスをつかもうとせずに
疑うことばかりしていたの
I knocked down the wailin' wall,
ain't no sin
Got the feel of fortune,
deal me in
アタシは"嘆きの壁"を打ち破ったわ
それって罪にはならないでしょ?
運がアタシにもめぐってきた気がする
それに賭けてみたいのよ
Comin' straight on for you,
you made my mind
Now I'm stronger,
Now I'm comin' through
Straight on,
Straight on for you
Straight on for you
あなたのもとに一直線
あなたがアタシに決めさせたの
もうアタシは強いのよ
いまアタシはやり遂げるのよ
真っ直ぐにあなたへ
あなたに一直線に
あなたに真向から勝負よ
Now I know
I got to play my hand
What the winner don't know,
a gambler understands
アタシわかったの
ゲームに参加しなきゃダメだって
勝者が知らないことだって
ギャンブラーならわかってるわ
My heart keeps playin'it through,
with you, my friend
I'll take my chances on you,
again and again, again
アタシの心はずっと勝負してるのよ
あなたへと わかるでしょ?
あなたというチャンスをつかむのよ
何度でも挑んでいくわ
Comin' straight on for you,
you made my mind
And now I'm stronger,
now I'm comin' through
Straight on,
Straight on for you
Straight on for you
あなたの心へ一直線
あなたがアタシにそうさせたのよ
アタシは強いから見てらっしゃい
いま勝ち抜いてるところだからね
まっすぐに
小細工も芝居もなしで
あなたに思い切って
正面からぶつかるわ
Yeah for you
そう あなたへと
Comin' straight on for you,
you made my mind
And now I'm stronger,
now I'm comin' through
Straight on, straight on for you
Straight on, straight on,
Straight on you
Straight on for you
まっすぐに
あなたの心へと
アタシ自身をぶつけるの...!
(Words and Idioms)
quite some time=かなり長い間
sit out=参加しない、加わらない
wailing wall=「嘆きの壁」エルサレム。ユダヤ、パレスチナ双方にとって神聖な場所
play one's hand =役割を果たす
日本語訳 by 音時
◆"Straight On"は"あなたに一直線!"と歌詞とその物語は単純なのですが、ポーカーなどの"ギャンブル用語"が歌詞に使われてるのが面白いです。
"deal me in"そして"play my hand"。
"What the winner don't know, a gambler understands"なんてのもギャンブル的に奥が深いですね(^▽^;)
これまで他との壁を作っていた彼女は、"嘆きの壁"ですらぶち壊し、あなたに真っ直ぐにぶつかろうとしてます。でもそれって自分でも"ギャンブル"って言ってるところもなかなか面白いです!(^▽^;)
◆"Play My Hand"について、Weblio辞書で「ポーカー用語」を引いてみました。
hand(ハンド)とは、 shuffles(シャッフル)の間に起こる全てのことを指す。即ち、カードが配られる所から始まって、bet(ベット)が行われ勝者が決まり、pot(ポット)が勝者に差し出されるまでの展開全般である。(注:この意味での"hand"は日本語には訳しづらいが、日本語で「ゲーム」(1回ごとのゲーム)と言っていることに近い)。 "play a hand"(プレー・ア・ハンド)とは、カードを配られるという意味にも、少なくとも最初のベットに対してコールする意味にも使われる。どちらの意味であるかは文脈で判断されたい。
ここでは"ゲームに参加"という訳にしました!
◆"Straight On"が最高位15位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 16th December, 1978
先週1位をシックに奪われたバーブラ&ニールがさらに奪い返す!(翌週はまたシックが奪回)ビージーズ「失われた愛の世界」がもうすぐそこに迫ってます。そのほかにもいい曲いっぱいのチャートです。
-1 3 YOU DON’T BRING ME FLOWERS -Barbra and Neil
-2 1 LE FREAK - Chic
-3 12 TOO MUCH HEAVEN -The Bee Gees
-4 4 I JUST WANNA STOP -Gino Vannelli
-5 8 MY LIFE - Billy Joel
-6 6 I LOVE THE NIGHT LIFE (Disco ‘Round) - Alicia Bridges
-7 7 TIME PASSAGES - Al Stewart
-8 9 SHARING THE NIGHT TOGETHER - Dr. Hook
-9 10 (Our Love) DON’T THROW IT ALL AWAY - Andy Gibb
10 2 MacARTHUR PARK - Donna Summer
11 11 STRANGE WAY - Firefall
12 13 Y.M.C.A. - The Village People
13 15 HOLD THE LINE - Toto
14 5 HOW MUCH I FEEL -Ambrosia
15 16 STRAIGHT ON -Heart
◆1978年当時のライヴでの"Straight On"!
◆"Dog Side"(A面)のオープニングはこの曲"Cook With Fire"。ライヴ前のくつろいでるところからスタートします。アン様のスマートなお姿が…(^▽^;)
◆"Butterfly Side"(B面)のラストを飾るのはこの曲"Mistral Wind".
コメント
コメント一覧 (2)
輸入盤のあの独特の匂い、無性に懐かしく思う時があります。僕も不良品つかまされたことありますよ。一番聴きたいA面一曲めが針とびとか(TT)。
CDはその点大きな心配はないけれど、あのサイズのアルバムジャケットはやっぱりアートですよね。ドック&バタフライのジャケットも芸術でした!
で、何でこのアルバム買ったかと言うと、ナンシー好きだったもんなー✌️当時オリビア→アグネス・ラム→ナンシーへと変遷しました。えっ⁉️ラムちゃんってミュージシャンじゃない⁉️いえいえ「雨上がりのダウンタウン」という曲で(日本で)デビューしてます(キリッ!)。
アン&ナンシーが来日時(いつか覚えてない)で雑誌週刊プレイボーイのインタビューに答えていて、最初は真面目に音楽の話だったのが、バンドメンバーの恋人の話しになり、エッチな話(雑誌が雑誌ですから笑)になり、異国で解放的になったのか二人共にかなりキワドイエッチな話に大ノリで盛り上がってました(笑)内容は詳しくは覚えてませんが、ここでは到底書けません(笑)興味ある方は、集○社に問い合わせるか、古本屋巡るかしてみて下さい(笑)
で、このアルバム、わりと早めに手離したので、ほとんど覚えてません(笑)この曲もほぼ40年ぶりに聴きました。
変なコメント及び(笑)ばっかりでスミマセン!