この曲“ラブ・マシーン”。えっ“ニッポンの未来はWow Wow…♪”...ちゃいまんがな!(^▽^;)


◆1976年に全米No1にもなったミラクルズさんの曲ですよ。ニッポンでもディスコでかかるなどして、大ヒットしましたね~!

僕はコーラス部分で“ウ、ウ、ウ、ウ~ウェイ!”って低い声でゴリラの声が入っているのかと思ってました(笑)。でもNo1になったのは正確には「ラブ・マシーン(パート1)」。じゃ「“パート2”って何?聴きたい!」と思った人は下の方にあるYoutube聴いてね。・・・でも聴いたところで、演奏が続くだけでした(笑)。
 この曲のアルバムバージョン(アルバム“City Of Angels”に収録)は6分52秒あります。ちょっとシングルにしては長いね~ということで、前半と後半に切ってそれぞれをPart1、Part2にしたということです!



Writer(s) William Griffin / Warren Moore 

Released in 1976
US Billboard Hot100#1
From The Album“City of Angels”

:原詞は太字

I'm just a love machine
And I won't work for nobody but you
(Yeah baby)
I'm just a love machine
A hugging kissing fiend

僕はただのラブ・マシーン
きみのためだけに働くよ
(そうさ ベイビー)
僕はラブ・マシーン
ハグしてキスする達人さ!

I think it's high time you knew
Whenever I think of you
My mind blows a fuse
(Baby)
When I look in your eyes
My meter starts to rise
And I become confused

もうわかってほしいのさ
いつだってきみを思うたび
僕の心は燃え上ってしまう
(ベイビー)
きみの瞳を見ると
僕のメーターは上がり始める
もうこんがらがってしまうんだ

My motor cranked electric goes
When I'm sitting next to you
Electricity starts to flow
And my indicator starts to glow

僕のモーターのクランクに
電気が流れて動き出す
きみの隣に座ったとしたら
電気が流れ始めて
僕のインディケーターが輝きだすんだ

(I, I)
I'm just a love machine
And I won't work for nobody but you
(Oh, yeah)
I'm just a love machine
(Yeah baby)
A hugging kissing fiend

(そうさ 僕は)
きみのラブ・マシーンだ
きみのためだけに働くんだ
(ああ そうだ)
僕はラブ・マシーンなんだ
(ああ ベイビー)
ハグ魔で キス魔なマシーンさ!

La, la la la la, la la la la, la la
La la la la la, la la la, la la la

(I, I)
I'm just a love machine
And I won't work for nobody but you
(Oh, yeah)
I'm just a love machine
(Yeah baby)
A hugging kissing fiend

(そうさ 僕は)
きみのラブ・マシーンだ
きみのためだけに働くんだ
(ああ そうだ)
僕はラブ・マシーンなんだ
(ああ ベイビー)
ハグ魔で キス魔なマシーンさ

I'm gentle as a lamb
I'm not that hard to program
There's no way that you can lose

僕はヒツジのように優しくて
調教するのは難しくない
きみが負けるなんてありやしないさ

Chassis fits like a glove
I've got a button for love
That you've got to use
(Push it, push it baby)

車体は手袋みたいにぴったりで
愛のボタンは僕が持ってる
きみに押してほしいのさ
(スイッチを押してよ ベイビー)

If you look into my power
I am sure you can find out 
How to turn me on just set my dial
And let me love you for a little while, 
ooh

僕のパワーを見てくれれば
きみもきっとわかるはずだよ
僕をその気にさせるには
ダイヤルをセットすればいいってことさ
だからもう少しきみを愛させてよ
ooh

(I, I)
I'm just a love machine
And I won't work for nobody but you
(Oh, yeah)
I'm just a love machine
(Yeah baby)
A hugging kissing fiend

(そうさ 僕は)
きみのラブ・マシーンだ
きみのためだけに働くんだ
(ああ そうだ)
僕はラブ・マシーンなんだ
(ああ ベイビー)
ハグしてキスするのが大好きさ!

La, la la la la, la la la la, la la
La la la la la, la la la, la la la
Push it push it baby, yeah, ah, ah

愛のボタンを押してくれよ ベイビー

(I, I)
I'm just a love machine
And I won't work for nobody but you
(Oh, yeah)
I'm just a love machine
(Yeah baby)
A hugging kissing fiend

(そうさ 僕は)
きみのラブ・マシーンだ
きみのためだけに働くんだ
(ああ そうだ)
僕はラブ・マシーンなんだ
(ああ ベイビー)
ハグ魔で そしてキス魔なんだよ!

(I, I)
I'm just a love machine
And I won't work for nobody but you
(Oh, yeah)
I'm just a love machine
(Yeah baby)
A hugging kissing fiend

(そうさ 僕は)
きみのラブ・マシーンだ
きみのためだけに働くんだ
(ああ そうだ)
僕はラブ・マシーンなんだ
(ああ ベイビー)
ハグ魔で そしてキス魔
それが僕さ…!


(Words and Idioms)
fiend=凝り屋、…狂、…の鬼、達人
high time=丁度いいとき
blow a fuse=非常に怒って、かっとなる
crank=〈車のエンジンなど〉をクランクを回して始動させる[動かす]
indicator=表示器, インジケーター; 表示ランプ.
Chassis=シャーシ 自動車の胴体

日本語訳 by 音時

訳していて、"ハグ魔でキス魔"のヤツはこの"ソーシャル・ディスタンス"が重要な世の中でまずいだろ、と思ってしましました…(-_-;)。

気を取り直して…

◆スモーキー・ロビンソンがミラクルズを離れたいと言いだしたのは1969年のことだったようです。グループが嫌になったわけではなく、彼は奥さんのクロウデットや子どもと過ごす時間がほしかったとのこと。しかし他のメンバーも寝耳に水。話し合いの結果、1970年が終わるまではグループにとどまることになりました。

 しかし皮肉なもので、1970年12月12日と19日の2週にわたって彼らの初めてのNO1ヒット「涙のクラウン」(The Tears Of A Clown)が出て、グル―プの人気が上がります。スモーキーの脱退はちょっぴり延長されましたが、ついに1971年に脱退。ミラクルズは脱スモーキーの“新しいミラクルズ”の道を考えなくてはいけませんでした。

 そこで加入したのがビル・グリフィン。スモーキー時代はスモーキーを主体としたグループであったミラクルズは、コーラスワークを生かした方針をとり、この方向はまずまずの評価でした。またビルは結構二枚目で女性からの支持も増やしたそうですよ(色男はいいなあ)。

 そして1976年にこの曲「ラブ・マシーン」!スモーキー時代の最大ヒット「涙のクラウン」を上回るヒットを出しました。やったね!

詳しくはこちら、Sony Musicのサイトをご覧ください。


◆“Love Machine (Part1)”が1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles 6th March, 1976

“反逆のテーマ”に代わって1位に。(でも首位は1週だけで翌週はフォー・シーズンズに1位が代わります)エリック「All By Myself」が2位。5位はイーグルス、ベースのランディが歌います。6位「夢織り人」、7位「天使の横顔」、8位は「恋人と別れる50の方法」。

-1 3 LOVE MACHINE (Part 1) - The Miracles
-2 4 ALL BY MYSELF - Eric Carmen
-3 5 DECEMBER 1963 (Oh What a Night) - The Four Seasons
-4 1 THEME FROM “S.W.A.T.” - Rhythm Heritage
-5 7 TAKE IT TO THE LIMIT - The Eagles
-
6 8 DREAM WEAVER - Gary Wright
-7 9 LONELY NIGHT (Angel Face) -The Captain and Tennille
-8 2 50 WAYS TO LEAVE YOUR LOVER - Paul Simon
-9 10 LOVE HURTS -Nazareth
10 6 YOU SEXY THING - Hot Chocolate





◆こちら"Part1"に引き続き"Part2"。3:00以降はただ演奏が続くだけ…(^▽^;)。



◆そしてこっちが"ナイス・バディバディバディ!リーダーもしゃっちょさんも!"の方の"Love マシーン"。こちらももう20年以上前の曲なんですよねぇ…(^▽^;)。
あらためて聞くと、サウンドはショッキング・ブルーの「Venus」ですよね!



(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Love Machine
・Wikipedia The Miracles
・ビルボード・ナンバー1ヒット1971-1985(音楽之友社)
・Yahoo.com
・Sonymusic Website