大ヒットアルバム「City To City」から「霧のベーカー街(Baker Street)」に続くセカンドシングルは、期待されつつ割とあっさり系の曲「Right Down The Line」でした。

内心A面ラストの「Stealin' Time」かB面の「Island」あたりを期待していたのですが、でもそしたらヒットしなかっただろうな。「Right Down The Line」は軽快でPOPな感じなので正解でした!


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Writer: GERRY RAFFERTY
Lyrics © Universal Music Publishing Group

Released in 1979
US Billboard Hot100#12
From The Album“City To City”

:原詞は太字

You know I need your love, 
you got that hold over me
As long as I got your love, 
you know that I'll never leave

When I wanted you to share my life, 
I had no doubt in my mind
And it's been you, 
woman, right down the line.

わかるだろ きみの愛がほしいのさ
きみが僕の心をぐっと掴んだのさ
きみの愛を手に入れられたら
僕は決して逃げたりしないよ

きみと人生一緒に過ごしてって望んだら
もう決して迷いはしない
きみしかいないのさ
ねえそうなんだよ
最初から最後までそうなのさ

I know how much I lean on you, 
only you can see
The changes that I've been through 
have left their mark on me

You've been as constant as the Northern Star, 
the brightest light that shines
It's been you, 
woman, right down the line.

どのくらいきみのこと信頼してるかって
きみはわかってるよね
僕はだいぶ変わっていったけど
自分自身で覚えているんだよ

でもきみは北極星のように
一番明るく照らし続けてくれていた
ああそれはきみだったよね
始めから終わりまでそうしてくれたのは

I just wanna say this is my way
Of telling you everything 
I could never say before

僕はただ言いたいんだ
僕のやることはすべてをきみに話すこと
今までは決して言ってはこなかったけど

Yeah this is my way of telling you 
that everyday I’m loving you
 (so much more)

そうさ 毎日きみを愛してるって言うこと
それが僕のやり方なのさ
(愛してるって言うより愛してるんだ)

Cause you believed in me 
through my darkest night
Put something better inside of me, 
you brought me into the light

Threw away all those crazy dreams, 
I put them all behind
And it was you, 
woman, right down the line.

なぜってきみは僕を信じてくれた
どんなに暗い夜だってね
僕によりよいことを教えてくれて
光のなかに連れて行ってくれた

馬鹿げた妄想は捨て去って
それらを忘れさせてくれたんだ
それはきみ
最初から最後まで付き合ってくれたのは

I just wanna say this is my way
Of telling you everything 
I could never say before

Yeah this is my way of telling you 
that everyday I’m loving you
 (so much more)

言いたいのはこれが僕のやり方だってこと
すべてをきみに話すことさ
今まで決して言ってこなかったことでも

そうさ 毎日きみを愛してるって言うこと
それが僕のやり方なのさ
(愛してるって言うより愛してるんだ)

If I should doubt myself, 
if I’m losing ground
I won't turn to someone else, 
they'd only let me down

When I wanted you to share my life, 
I had no doubt in my mind
And it’s been you, 
woman, right down the line.

もし自分の考えに疑いを持って
もしきみに愛されなくなっても
他の女には見向きしないよ
そいつらにはガッカリさせられるだけだしね

きみに人生を共に歩みたいって望んだときに
僕は何の疑いも持たなかったよ
そいつはきみだからさ
そうだろ??
最初から最後までそう決まってたんだ

(Words and Idioms)
right down the line
=徹頭徹尾 始めから終わりまで
lose ground
=形勢が不利になる 人気がなくなる

日本語訳 by 音時

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◆この曲の歌詞ですが、「Right Down The Line」(徹頭徹尾・最初から最後まで)、「きみのことを愛してた」って歌ってますが『ほんとなのかな?』って思いますね~。

 わざわざ(これからの)「僕のやり方」は、

(1)今まで言ってこなかったことをきみにすべて話すこと
(2)毎日毎日「きみを愛してる」って言うこと
ですからね。

そして最後には、もしきみに嫌われても(losing ground)「他の女には見向きしないよ」ですからね。
なんか浮気がばれたのを「もうしない」って約束してるみたいな感じですね。

 えっ経験してるのかって?
 イヤイヤ…ドラマの話ですよ~アセアセ…汗(;一_一)

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★この曲が最高位12位の全米シングルのチャートです。

キス・ユー・オール・オーバーが1位。3位「今夜はブギウギウギ」。4位「追憶の甘い日々」。5位「辛い別れ」。7位「風に舞う恋」。

US Top 40 Singles 21st October, 1978

1 1 KISS YOU ALL OVER –•– Exile
2 2 HOT CHILD IN THE CITY –•– Nick Gilder
3 3 BOOGIE OOGIE OOGIE –•– A Taste Of Honey
4 5 REMINISCING –•– The Little River Band
5 6 YOU NEEDED ME –•– Anne Murray

6 8 WHENEVER I CALL YOU “FRIEND” –•– Kenny Loggins
7 7 LOVE IS IN THE AIR –•– John Paul Young
8 11 MacARTHUR PARK –•– Donna Summer
9 4 DON’T LOOK BACK –•– Boston
10 9 SUMMER NIGHTS –•– John Travolta, Olivia Newton-John and Cast

11 14 HOW MUCH I FEEL –•– Ambrosia
12 13 RIGHT DOWN THE LINE –•– Gerry Rafferty

◆海外盤のシングルジャケット。葉っぱと蝶々のイラストですが「泣いてる顔」ですよね。

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◆こちら第三弾シングルになった「Home and Dry」。全米チャート最高位28位になりました。