"ロックを造った""ロックの創造者"と言われたリトル・リチャードの訃報が届きました。5月9日、享年87歳、骨肉腫による死去とのこと。

ご冥福をお祈りいたします...。

リトル・リチャードのスゴさはこちらのページを見てください。

ロックの「創造者」リトル・リチャード逝去。ビートルズら後進から崇拝された「オリジナルのすごさ」とは?(川崎大助さん;Yahoo News)

◆彼の代表曲「のっぽのサリー(Long Tall Sally)」。僕も皆さんと同じく(決めつけてますね)、最初に聴いたのはビートルズのカバー。これもポールのボーカルがカッコイイですよね。

LongTall Sally




この曲のオリジナルがリトル・リチャード。オリジナルは後から聴きました。

 邦題"のっぽのサリー"はひょっとして、みつはしちかこさんの「小さな恋のものがたり」のチッチとサリーもここから付いたのでしょうかね。
 僕は3つ年上の姉が読んでいたこのほのぼのとした四コマ漫画の印象が強く、のっぽのサリーは当然「ハンサムで背の高い男の子」だと思っていました。

 でも...まったく違っていたのを知ってガクゼン...(゚Д゚)ノ

◆サリーは「女性」。しかも...「●サイク」であるとのこと。そしてこの歌「のっぽのサリー」も、12歳の子どもが周りの大人の浮気について知ってしまって、それを告げ口して、どんなケンカをするのか楽しみにしてる!って歌じゃないですか...!
(記事後半に続きます)

LittleRichard

Songwriter(s)
Enotris Johnson、Robert Blackwell、Richard Penniman

Released in 1956
US Billboard Hot100#6
from the album "Here's Little Richard"

:原詞は太字

Going to tell Aunt Mary about Uncle John
He claim he has the misery 
but he has a lot of fun
Oh baby
Ye-e-e-es baby
Woo-o-o-oh baby
Having me some fun tonight
Yeah

メアリおばさんに
ジョンおじさんのこと言いつけるんだ
ジョンは自分のことを
みじめな男とか言ってるけど
いっぱい楽しんでるんだからね
ああ ベイビー
今夜は面白くなりそうさ
Yeah

Well, long tall Sally, 
she’s built for speed
She got everything that Uncle John need
Oh baby
Ye-e-e-eh baby
Woo-o-o-oh baby
Having me some fun tonight
Yeah

そうさ"のっぽのサリー"は
カラダもいいんだって
ジョンが求めてるものバッチリなんだってさ
ああ ベイビー
今夜は楽しめそうだよ
Yeah

Well, I saw Uncle John with bald-head Sally
He saw Aunt Mary coming
and he ducked back in the alley
Oh baby
Ye-e-e-es baby
Woo-o-o-oh baby
Having me some fun tonight
Yeah
Ow!

それで ジョンが"つるっパゲのサリー"と
一緒にいるとこを見たんだよ
ジョンはメアリが近づいてくると
小道の陰にさっと隠れるんだ
ああ ベイビー
今夜 なかなか見ものだよ
Yeah

[saxophone solo]

Well, long tall Sally, she’s built for speed
She got everything that Uncle John need
Oh baby
Ye-e-e-eh baby
Woo-o-o-oh baby
Having me some fun tonight
Yeah

そうさ "のっぽのサリーはカラダがいい"って
ジョンの望みは"すべて満たしてる"んだってさ
ああ そんなこと言っちゃって
今晩のケンカはさぞ見ものだと思うよ
Yeah

Well, I saw Uncle John with bald-head Sally
He saw Aunt Mary coming
And he ducked back in the alley
Oh baby
Ye-e-e-eh baby
Woo-o-o-oh baby
Having me some fun tonight
Yeah

だって僕は二人の密会現場を見ちゃったからね
ジョンはやましいからか
メアリが近づくとサッと身をひそめるんだ
怪しまれて当然だよ
今晩のバトルはいつにも増して激しそうだよ
Yeah

We're going to have some fun tonight
Gonna have some fun tonight, wooh
Have some fun tonight
Everything's all right
Have some fun
Have me some fun tonight

ああ 楽しまなきゃね
なんだかんだといつもケンカしてる二人
もう周りもあきれてるのさ
だってそれでも別れたりしないんだから
周りのみんなも毎週末の二人のケンカを
楽しみにしちゃってるんだよ
今夜のケンカも見ものだよ!

(Words and Idioms)
built for speed
=A girl who has a tight smokin body who you wanna ride(Urban Dictionary)
bald head=はげ頭(の人)
duck back behind the corner
=さっと曲がり角の手前に引き返す[返して身を潜める]

日本語訳 by 音時

(後半、だいぶ意訳してしまいました。ゴメンナサイ)m(__)m


◆この曲の"Songfacts"ページでは次のように紹介されていました。

"のっぽのサリー"はときどき言われるような"異性装"ではありませんでした。リトル・リチャードは"サリーは僕らの家族の友だちだったんだ。彼女はいつもウイスキーを飲んでたよ。"風邪をひいた"と言っては飲むのはホットウイスキーだったり"。リチャードが言うにはサリーは"背の高いブス(tall and ugly)"で、歯が日本しかない"ガチャ目(cockeyed)"の女性でした。

 サリーはジョンの浮気相手(ジョンはメアリと夫婦)で、二人は週末になると喧嘩をしていました。メアリが近づくとジョンは彼女から隠れたりしていました。

リチャードはまだ12歳のこどもで、アメリカ南部の大家族生まれでした。彼らはまわりの大人を実際には血は繋がっていなくても、皆"おじさん"とか"おばさん"という言い方をます。ですのでジョンもただのジョンではなく"ジョンおじさん"と呼ばれていました。

◆はい、アンクル・ジョンもアーント・メアリも本当のおじさん、おばさんではなかったようですね。でも家族同然にみんなで暮らしてた?のでしょうかね。
    もう「のっぽのサリー」との浮気は有名でみんなの知ってる話で、メアリも実は知っている!? 「もう浮気はしません...!」と言ってもその癖が治らないジョン。もちろん今では倫理的にも「不倫NO!」ですが、おおらかな時代、おおらかな家族関係を象徴してる歌詞、ともいえるでしょう。

 はい、この曲、ロックンロールの草創期の楽しい名曲ってことで、歌詞なんていいじゃないですか!←おいおい、和訳ブログなんですけど...。
    ただ「のっぽのサリー」が"長身なイケメン男性"っていうのは真逆だから、気を付けておいてください...(^▽^;)。


◆"ジーン・ヴィンセント、チャック・ベリー、リトル・リチャード、バディ・ホリー Any old Rock and Roll 心はいつでもオーバーヒート!♪ " 佐野元春さん「悲しきレイディオ」~ロックンロールメドレー。『おっSOMEDAY歌ってくれる!』と思ったところで終わる動画です(^▽^;)