アル・グリーンはこのブログで初登場だな。全米シングルチャートだと、1971年から1976年の間にトップ40曲が13曲、うちトップ10ヒットが7曲、でも全米No1ヒットとうとこの"Let's Stay Together"のみになってしまいます。

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◆この曲についてはウィキペディアに次のようにありました。

プロデューサーのウィリー・ミッチェルがピアノで作曲し、MG'sのアル・ジャクソン・ジュニアがリズムを加えた。アル・グリーンは、できあがった曲を聴いて、わずか15分で歌詞を完成させた。ミッチェルはこの曲の成功を確信していたという。グリーンの歌入れのレコーディングは何週間もかけられた。ハイ・レコードの同僚アーティストのシル・ジョンスンもそれが誇張ではないことを証言している。

ふむふむ、曲が先にできて、その曲に合わせ、歌詞はひらめきのように短時間で書き上げられたんですね。しかしそれをレコーディングするのにかなりの時間をかけた作品なんですね。そうだなあ、歌詞は確かに難しい単語もなくすぐに訳せたけど、アルの歌唱は感情豊かにねっとり絡みつくような感じでもありますね...!

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◆ところで、アルは今何をしているかというと、これもウィキペディア情報ですが、

1974年10月、グリーンは彼のガールフレンドから沸騰したコーングリッツを浴びせかけられ、重度のやけどを負ってしまう。その後彼女は拳銃自殺。この出来事に深く心を痛めた彼は牧師になる決意をした。1980年代以降はゴスペル・シンガーに転身、また牧師として宣教活動に力を入れた。 

結構ショッキングな事件があったんですね(-_-;)。また、アルは俳優として色んな映画にも出演しているとのこと。今年で73歳かあ。長生きしてほしいですね…!

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Songwriter(s)
Al Green、Willie Mitchell、Al Jackson Jr.

Released in 1972
US Billboard Hot100#1
From The Album“Let's Stay Together”

:原詞は太字

I, I'm so in love with you
Whatever you want to do
Is all right with me
'Cause you make me feel so brand new
And I want to spend my life with you

ああ すっかりきみに恋しちゃったんだ
きみが望めば何だってする
僕は何だってできるんだ
僕を生まれ変わらせてくれたから
これからの人生を
きみと一緒に過ごしていきたいんだ

Since, since we've been together
Loving you forever
Is what I need
Let me be the one you come running to
I'll never be untrue

だからさ 二人一緒にいるんじゃないか
きみを永遠に愛する
僕はそのことしか考えてないんだ
きみの心の支えにならせておくれ
きみを裏切ったりしないから

Let's, let's stay together
Lovin' you whether, whether
Times are good or bad, happy or sad

Whether times are good or bad, 
happy or sad

一緒に 一緒にいよう
きみを愛するんだ たとえ
楽しい時も 苦しいときも
幸せであっても 悲しくっても


Why, why some people break up
Then turn around and make up
I just can't see
You'd never do that to me (would you, baby)
Staying around you is all I see
(Here's what I want us to do)

どうして なぜみんな別れてしまったり
振り返って やり直せたりするんだろう?
僕にはちっともわからない
きみはそんなことしないよね(そうだろ?ベイビー)
きみのそばにいたい それだけなんだ
(望むのはそれだけなんだ)

Let's, we oughta stay together
Loving you whether, whether
Times are good or bad, happy or sad

だから一緒にいなきゃだめさ
きみを愛するんだ たとえそれが
いいときも うまくいかないときも
幸せであっても 悲しい時でも

(Words and Idioms)
since=(接)…だから(聞き手にとって既に明らかな理由)

日本語訳 by 音時

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◆この曲、ティナ・ターナーのカバーは、出だしは2番から、になっていますね。こちらは1984年に全米シングルチャート26位になりました。これはティナにとってHot100入りは7年振りで、翌年この曲の含めたアルバム「プライヴェート・ダンサー」をリリースし、大ヒットになります。

("Let's Stay Together"は全米チャートではオリジナルは1位、ティナは26位と大きく水をあけられましたが、全英チャートでは本家は最高位7位だったところ、それを上回る6位になっています)

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◆この曲がヒットしていた頃のビルボードチャートを見てみましょう。
US Top 40 Singles Week Ending 12th February, 1972

ドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」に代わって首位に立ちますが、その天下も1週のみ!翌週はこの週3位のニルソン「ウィズアウト・ユー」(4週連続1位)に王座を譲ります。

1 2 LET’S STAY TOGETHER –•– Al Green (Hi)-11 (1 week at #1) (1)
2 1 AMERICAN PIE (Parts 1 and 2) –•– Don McLean (United Artists)-12 (1)
3 5 WITHOUT YOU –•– Nilsson (RCA)-9 (3)
4 8 PRECIOUS AND FEW –•– Climax (Carousel / Rocky Road)-7 (4)
5 6 NEVER BEEN TO SPAIN –•– Three Dog Night (Dunhill)-8 (5)

6 9 HURTING EACH OTHER –•– The Carpenters (A&M)-5 (6)
7 12 DOWN BY THE LAZY RIVER –•– The Osmonds (MGM)-4 (7)
8 10 JOY –•– Apollo 100 (Mega)-7 (8)
9 3 BRAND NEW KEY –•– Melanie (Neighborhood)-16 (1)
10 4 DAY AFTER DAY –•– Badfinger (Apple)-11 (4)





◆こちらはティナ・ヴァージョン。「ビルボードチャート日記 by 星船」さんでも取り上げられてます。