(冒頭ビデオ)あんなに愛し合っていた仲なのに…。様々なキスシーンが映し出されます…後半にはそんな二人が、罵りあい、つかみ合い、争いあったりします。
 イントロからなんとなく怪しいミステリアスな感じがしますよね…。この曲"Turn Me Loose"がLoverboyのデビュー曲です。

◆ラヴァーボーイ(Loverboy)は、1979年にカナダ・カルガリーで結成さされたロックバンド。僕のブログでは初登場になります。ファンの人、お待たせしました(^▽^;)
彼らは80年代には沢山のヒットを出してくれました。トップ40ヒットが9曲。うちトップ10曲は2曲です。

(1980)
"Turn Me Loose"#35
(1981)
For The Weekend"#29
(1982)
"When It's Over"#26
(1983)
"Hot Girls In Love"#11
"Queen Of The Broken Hearts"#34
(1985)
"Lovin' Every Minute of It"#9
(1986)
"This Could Be The Night"#10
"Heaven In Your Eyes"#12
(1987)
"Notorious"#38

またリード・ボーカルのマイク・レノはハートのアン・ウィルソンと一緒に映画「フットルース」のなかで「Almost Paradise」のヒットがありますね。(1984年;最高位7位)"

AlmostReno


◆マイク・レノのトレードマークは頭のバンダナだな。(ヘアバンドの場合もあり)。モトリーのブレット・マイケルズやガンズのアクセルもバンダナを頭に巻いてましたが、この二人はバンダナの幅を広く使うのに対して、マイク・レノは「ハチマキ」程度の幅。

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日本でもマッチ(近藤真彦さん)や少年隊がバンダナをハチマキ代わりにしてましたが、やっぱり"Loverboy"が元祖かな…!?

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Writer/s: Reno, Mike / Dean, Paul Warren 
Publisher: Sony/ATV Music Publishing LLC, Universal Music Publishing Group

Released in 1981
US Billboard Hot100#35
From The Album"Loverboy"

:原詞は太字

I was born to run,
I was born to dream,
The craziest boy you ever seen,
I gotta do It my way,
Or no way at all.

俺は走るために生まれ
夢見るために生まれたんだ
俺はおまえが見たこともないような
クレイジーな男なのさ
俺は俺のやり方でやっていくし
それ以外に道はない

And I was here to please,
I'm even on knees
Makin' love to whoever I please,
I gotta do it my way,
Or no way at all.

おまえを喜ばすために来たのさ
ひざまずきさえするんだ
好みの女と愛し合うのさ
それが俺のやり方だし、
それ以外は考えられないんだ

And then you came around,
Tried to tie me down,
I was such a clown,
You had to have it your way,
Or no way at all.

そんなときお前が現れて
俺を鎖で縛ろうとしたのさ
俺はそんな道化役だったよ
おまえはおまえのやり方を通してきた
それ以外はダメだってさ

Well I've had all I can take,
I can't take it no more,
I'm gonna pack my bags and fly, baby,
Or no way at all.

ああ俺だってやれることをやってきた
でも俺はもうゴメンだね
バックに荷物を積んでおさらばするよ
ベイビー
それしか残されてないんだ

So why don't you turn me loose,
Turn me loose,
Turn me loose,
I gotta do it my way,
Or no way at all.

だから俺を自由にしてくれよ
縛らないでくれ
もう解放してくれよ
俺の好きにさせてくれ
それしか道はもうないのさ

Why don't you turn me loose,
Turn me loose,
Turn me loose,
I gotta do it my way,
I want to fly.

だから俺を自由にしてくれよ
縛らないでくれ
もう解放してくれよ
俺の好きにさせてくれ
俺は飛んでいきたいのさ

I'm here to please,
I'm even on my knees,
Makin' love to whoever I please,
I gotta do it my way,
I gotta do it my way,

おまえを喜ばすために来たのさ
ひざまずいたっていいよ
気に入った女と愛し合うんだ
それが俺のやり方なんだ
俺には俺の生き方があるんだ

And when you came around,
You Tried to tie me down,
I was such a clown,
You had to have it your way,
Well I'm sayin' no way,

おまえがやってきて
すぐに俺を鎖でつなごうとしたんだ
俺はまるでピエロじゃないか
おまえのやり方を押し付けてくるけど
言わせてもらうぜ
俺にはそんなの"ありえない"って

So why don't you turn me loose,
Turn me loose,
Turn me loose,
I gotta do it my way,
Or no way at all.

だから俺を自由にしてくれ
俺を解放してくれ
鎖を解いてくれ
俺は俺の道をいくさ
それ以外にはもうないんだ

Why don't you turn me loose,
Turn me loose,
Turn me loose,
I gotta do it my way,
I want to fly.

俺を自由にしてくれ
俺は俺の翼で
ここから飛んでいくんだ

Turn me loose,

俺を自由にしてくれ…

日本語訳 by 音時

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◆"俺を自由にしてくれ(Turn me loose)、縛らないでくれ"と歌うこの曲なのですが、「恋愛」の歌?と思えば、本音はそうじゃないみたいですよ。

 働きづくめの彼らがようやく休暇がとれて、メキシコに行って女の子だちとゆっくりしていたとき、休暇先にもマネージャーから電話がかかってきて仕事の話をされたりしたことから、"ゆっくりさせてくれよ~"という心の叫びを歌にしたようです(^▽^;)。

◆紹介を受けて、スタジオで歌うLoverboy。やっぱり若いな~。



◆Loverboy Performing Turn Me Loose Live @ K-Days. Edmonton. July 21, 2014. このバンダナのおっさんは誰…?も、もしや…マイク・レノ!体格良くなりましたね(^▽^;)



◆2007年にオーストラリアのガールズ・グループ"Young Divas"がカバー。ラップはニュージーランドのラッパー"Savage"。オーストラリアで15位のヒット。個人的に好きではない(^▽^;)が、この曲、バンドよりもこんな感じで歌われた方が合ってるのでは?なんて思ってしまった←Loverboy ファンの方ゴメンナサイm(__)m



(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia Loverboy Discography
・Turn Me Loose Songfacts