このブログで取り上げてきたリトル・リバー・バンドの和訳記事はこちらです。


 アルバム 「夢追い人(Sleeper Catcher)」から「追憶の甘い日々(Reminiscing)」に続くLittle River Bandのシングルがこの「Lady」。この曲も静かなイントロと“Look round you…”と幻想的な感じで始まり、“…I'm gonna need you”ですべての楽器の演奏が始まる。中盤からのコーラスもLRBの真骨頂。なかなか気にいった曲でした。

◆“Lady”が最高位10位を記録した週の全米ビルボードチャートです。
US Top 40 Singles  April 14, 1979

この週のチャートなんとなく覚えてます。「Lady」が10位、「Stumblin'In」が9位という位置のチャートをノートに付けた記憶があります。

グロリア・ゲイナー「恋のサバイバル」に替わってDoobie「ある愚か者の場合」が1位に。ちなみにDoobie天下は1週だけで勢いのある「ノック・オン・ウッド」が翌週1位になります。ダイアーストレイツ渋い。「Music Box Dancer」は邦題「愛のオルゴール」でピアノのインストゥルメンタル曲。「哀愁のトラジディ」「恋の仲直り」「メロウなふたり」~思い出せる邦題。14位「Y.M.C.A」の二匹目のドジョウを狙った「In The Navy」は日本でのカバーは「ヤング・セーラーマン」by渋谷哲平さん。

1 2 WHAT A FOOL BELIEVES - The Doobie Brothers
2 1 I WILL SURVIVE - Gloria Gaynor
3 7 KNOCK ON WOOD - Amii Stewart
4 4 SULTANS OF SWING - Dire Straits
5 6 MUSIC BOX DANCER - Frank Mills

6 3 TRAGEDY - Bee Gees
7 15 REUNITED - Peaches and Herb
8 9 HEART OF GLASS - Blondie
9 11 STUMBLIN'IN - Suzi Quatro and Chris Norman
10 10 LADY - The Little River Band

o0300029914584104561


(Graham Goble)
 Lyrics c Universal Music Publishing Group, Warner/Chappell Music, Inc., EMI Music Publishing

Released in 1979
US Billboard Hot100#10
From The Album"Sleeper Catcher"

:原詞は太字

Look round you, look up here
Take time to make time,
make time to be there
Look around, be a part
Feel for the winter,
but don't have a cold heart

まわりを見てごらん ここで見上げて
ゆっくりと時間をかけて
ここに落ち着いていいんだよ
見まわしてごらん 
まわりに溶け込むくらいに
冬の寒さを感じても
心は冷たくしちゃだめさ
 
And I love you best
You're not like the rest
You're there when I need you
You're there when I need
I'm gonna need you


きみを一番愛してる
他の女の子とは違うんだ
僕が必要とするとききみはいてくれる
きみは必要な時にいてくれる
これからもきみが必要なんだ

A long time ago I had a lady to love
She made me think of things
I never thought of
Now she's gone and I'm on my own
A love song has come into my mind
A love song, it was there all the time

ずいぶん昔になるけど僕には愛する女性がいた
彼女は僕が考えたこともないことを
考えさせるような魅力的な女性だった
でも彼女はいなくなってしまい
僕は今はひとり暮らしてる
愛の歌が僕の心の中に流れ出した
愛の歌がいつもそこには流れていたんだ

So lady,
let me take a look at you now
You're there on the dance floor,
making me want you somehow
Oh lady,
 I think it's only fair
I should say to you
Don't be thinkin' that I don't want you,
'cause maybe I do

だから レイディ
今すぐ姿を見せてほしいんだ
きみがダンスフロアで踊ってたら
恋しくてたまらなくなっちゃうよ
ああ レイディ
きみは一方的すぎるよ
きみに伝えなきゃ僕は納得できないよ
僕がきみを愛してないなんて思わないで
僕はたぶん
きみがほしくてたまらなくなっちゃうから

Look around, come to me
I have no answers,
but know where I wanna be
I look around,
play a part
I was born in the winter
and cooled by a warm heart


まわりを見まわして そしたらおいで
正直 答えは持ち合わせてないけど
僕がどこにいたいかははっきりしてる
まわりを見まわしたら
僕は自分のすべきことがわかったのさ
僕は冷たい季節に生まれたけど
きみのあたたかいハート
落ちつくことができたんだ
 
And I love you best
You're not like the rest
You're there when I need you
You're there when I need
I'm gonna need you


きみを一番愛してる
他の女の子とは違うのさ
僕が必要とするとききみはいてくれる
きみは必要な時にいてくれる
これからもきみが必要なんだ

So lady,
let me take a look at you now
You're there on the dance floor,
making me want you somehow

Oh lady,
I think it's only fair
I should say to you
Don't be thinkin' that I don't want you,
'cause maybe I do
Don't be thinkin' that I don't want you,
lady I do


だから レイディ
今すぐ君の姿を見たいんだ
きみがダンスフロアで踊ってる
僕はきみが恋しくてたまらない

ああ レイディ
きみはひどいよ 不公平だよ
きみに伝えなきゃならないじゃないか
僕がきみを愛してないなんて思わないで
これからもたぶん
きみがほしくてたまらなくなっちゃうんだ
これからもたぶん
きみがほしくてたまらなくなっちゃうんだ
僕がきみのこと愛してないなんてあるわけないよ
レイディ 愛してるんだ

日本語訳 by 音時

LadyLBR


◆正直、歌詞の物語はちょっと自信ありません(-_-;)。

(1)「A long time ago I had a lady to love...」の「昔愛していたLady」
(2)「So lady, let me take a look at you now」の「Lady、今すぐきみに会いたいんだ」
の「Lady」は同じ女性なのでしょうか?

A説:Lady(2)に対して、昔好きだったけどいなくなっちゃった女性(1)の話をして「だからきみが好きなんだ」って言ってるのか?
B説:実は(1)と(2)のLadyは同じ女性。「So Lady、let me take a look at you now」といま目の前にいる女性に対して歌っているようで、実は「語っている彼」の位置だけ「現在」で(1)(2)も「昔話」をしている?

と悩んだ末に、A説を取りました。昔の恋を引きずってて、恋する相手を探していた。それはきみなんだ、ってことで(笑)。

あと「I was born in the winter and cooled by a warm heart」の部分。「冬に生まれたんだけど、きみの温かさで温まったんだ」ならわかるんだけど、「cooled by a warm heart」なんですよね。ここは強引に「cool」は「冷静にしてくれた」という解釈に(;一_一)。単純な言葉遊びなのでは?としてしまいました。

◆こちらこの曲をリリースした頃の映像です。