“追憶”(The Way We Were)…何度聴いても聴きほれてしまいます…。この歌にこの声、バーブラじゃなきゃ歌えないと思ってしまいます。
◆映画「追憶」コレクターズ・エディション [DVD] の解説から
心の底から愛し合ったのに…。
★第46回アカデミー賞® 受賞歌曲賞/劇映画作曲賞:マービン・ハムリッシュ(主題歌“追憶”)
【ストーリー】
1937年、大学のキャンパス。政治運動に没頭するケイティーにとって、育ちが良くハンサムなハベルはひそかな憧れの対象だった。やがて二人は、第二次世界大戦中のニューヨークで再会、いつしか愛し合い結婚する。ハリウッドでの生活は平和で幸福そのものだったが、幸せは長くは続かなかった…。
【ストーリー】
1937年、大学のキャンパス。政治運動に没頭するケイティーにとって、育ちが良くハンサムなハベルはひそかな憧れの対象だった。やがて二人は、第二次世界大戦中のニューヨークで再会、いつしか愛し合い結婚する。ハリウッドでの生活は平和で幸福そのものだったが、幸せは長くは続かなかった…。
◆僕の最初のバーブラの曲はやはり映画の主題歌「スター誕生」でした。洋楽に興味を持って、全米トップ40を聴き始めた頃、1位になったこの曲。映画の主人公も本人。耳で聴くだけではなくてスクリーンで観てみたい!と映画館に足を運びました。
僕はチャートにも興味を持って、70年代前半のNo1ヒットのリストを見たり、全米トップ40のスペシャルプログラムでかけてくれる以前のヒットを聴く中で、バーブラの最初のNo1ヒット「追憶」を知りました。「追憶」は「スター誕生愛のテーマ」と同じく、バーブラのハミングから入るこの曲、意味はわかりませんでしたが、聴き入ってしまいました。
映画も高校のとき?にテレビで観たと思うのですが、マッカーシズムとかよくわからず、ストーリー的には『好きならなんで一緒にいられないのかな?』と思ったくらいで、やはり主題歌が印象に残ってます...。
Songwriters BERGMAN, ALAN / BERGMAN, MARILYN / MC CLUSKEY, HOWARD DEAN / HAMLISCH, MARVIN
Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC
Released in 1974
US Billboard Hot100#1
From The Album“The Way We Were”
:原詞は太字
Memories
Lights the corners of my mind
Misty watercolor memories
Of the way we were
想い出が
私の心の隅々まで照らす
霧がかかったような水彩画
あの頃の私たち…
Scattered pictures
Of the smiles we left behind
Smiles we gave to one another
For the way we were
散らかった写真たちに
置き忘れた笑顔が写ってる
二人で見つめ合っていた
あの頃の私たち…
Can it be that
it was all so simple then?
Or has time rewritten every line?
If we had the chance to do it all again
Tell me, would we,
could we?
it was all so simple then?
Or has time rewritten every line?
If we had the chance to do it all again
Tell me, would we,
could we?
あのとき あんなに無邪気でいられたこと
本当かしらね?
それとも過ごした時間が
想い出のページを
一行ずつ書き換えたのかしら?
私たち もう一度 やり直すことが
できるとしたら
ねえ 私たち そうしたいかしら?
私たち できるのかしら?
本当かしらね?
それとも過ごした時間が
想い出のページを
一行ずつ書き換えたのかしら?
私たち もう一度 やり直すことが
できるとしたら
ねえ 私たち そうしたいかしら?
私たち できるのかしら?
Memories
May be beautiful and yet
What's too painful to remember
We simply choose to forget
May be beautiful and yet
What's too painful to remember
We simply choose to forget
想い出は
それはそれで美しいけれど
覚えておくには辛すぎもする
だから私たちは忘れることを
安易に選んでしまう…
それはそれで美しいけれど
覚えておくには辛すぎもする
だから私たちは忘れることを
安易に選んでしまう…
So it's the laughter
We will remember
Whenever we remember
The way we were
The way we were
We will remember
Whenever we remember
The way we were
The way we were
だから覚えておきましょう
あの楽しかった笑顔の想い出を
私たちはいつだって想い出せる
あの頃の私たち
あの頃の私たちを…
あの楽しかった笑顔の想い出を
私たちはいつだって想い出せる
あの頃の私たち
あの頃の私たちを…
(Words and Idioms)
and yet=それなのに、それにもかかわらず
日本語訳 by 音時
◆“The Way We Were”が1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 2nd February, 1974
リンゴに代わって1位に。しかし!次週にはこの週3位の「愛のテーマ」に首位を奪われてしまいます。しかし、しかし!その翌週いはまたバーブラが1位を奪回!2週1位を続けます(計3週のNo1)。1974年の年間チャートの1位も「The Way We Were」でした。
-1 3 THE WAY WE WERE –•– Barbra Streisand
-2 1 YOU’RE SIXTEEN –•– Ringo Starr
-3 6 LOVE’S THEME –•– The Love Unlimited Orchestra
-4 2 SHOW AND TELL –•– Al Wilson
-5 10 AMERICANS –•– Byron MacGregor
-6 4 I’VE GOT TO USE MY IMAGINATION –•– Gladys Knight and the Pips
-7 8 LET ME BE THERE –•– Olivia Newton-John
-8 11 UNTIL YOU COME BACK TO ME –•– Aretha Franklin
-9 5 THE JOKER –•– The Steve Miller Band
10 14 SPIDERS AND SNAKES –•– Jim Stafford
◆Barbra Streisand - The Way We Were (Movie Version) 流れる映画のシーンに流れてくる“The Way We Were”
.
◆この拍手、スタンディングオベーションの凄さ!バーブラ“追憶”はほんとに多くの人の心に響き、多くの人が聴いていたんだろうな。よくわかります…。
◆グラディス・ナイトの歌う“The Way We Were”は“The Way We Were/Try to Remember”とクレジットされています。この曲は1975年に11位まであがりました。ライヴでグラディスの語りから始まります。観客の心を掴んで歌い始めます…。これはこれでいい曲。バーブラとは違った味わい。
-2 1 YOU’RE SIXTEEN –•– Ringo Starr
-3 6 LOVE’S THEME –•– The Love Unlimited Orchestra
-4 2 SHOW AND TELL –•– Al Wilson
-5 10 AMERICANS –•– Byron MacGregor
-6 4 I’VE GOT TO USE MY IMAGINATION –•– Gladys Knight and the Pips
-7 8 LET ME BE THERE –•– Olivia Newton-John
-8 11 UNTIL YOU COME BACK TO ME –•– Aretha Franklin
-9 5 THE JOKER –•– The Steve Miller Band
10 14 SPIDERS AND SNAKES –•– Jim Stafford
◆Barbra Streisand - The Way We Were (Movie Version) 流れる映画のシーンに流れてくる“The Way We Were”
.
◆この拍手、スタンディングオベーションの凄さ!バーブラ“追憶”はほんとに多くの人の心に響き、多くの人が聴いていたんだろうな。よくわかります…。
◆グラディス・ナイトの歌う“The Way We Were”は“The Way We Were/Try to Remember”とクレジットされています。この曲は1975年に11位まであがりました。ライヴでグラディスの語りから始まります。観客の心を掴んで歌い始めます…。これはこれでいい曲。バーブラとは違った味わい。
コメント
コメント一覧 (11)
映画を見ているとあるいはYoutubeの短い動画を見るだけでもバーバラはロバートのことを役ではなく本当に愛していた事がわかります。
確かしばらくこの曲をバーバラは封印していたとRolling-Stones誌か何かに書いてあることを今更ながら思い出しました.
バーバラはケネディアワードに主賓として登場した時にビヨンセがこの曲を歌い出す時に「そうそのハミングがこの曲の最も大事な、決定的部分なのよ、よくわかっているわ」という表情をしたのが印象的でした。
この曲が良かったことと、多分中2コースという学研から出ていた月刊誌で紹介されていたこともあり、ロードショーを観に行きましたが、中2の私には理解も出来ませんでした。残念でしたが。
後日、テレビで「いちご白書」も観ましたがこれも理解できず。というか映画に入っていけませんせした。要はこの手の映画に感情移入出来ない性格なんでしょうね。
先日は自己紹介なしで初めてのコメントを送信しましたこと、お許しください。
私は観劇が大好きな主婦です。ここ一年ほどは映画もよく観ています。
映画はスクリーンで観るもの!という考えが抜けず「今どこかで『追憶』が上映されているか」とネットで探していたところ音時様のブログに出会えました。曲を聴いて懐かしんだ後に何も考えずコメントを入れてしまいました。
恥ずかしながら音楽、語学も知識のない私ですが今後もよろしくお願いいたします。
大好きな映画です。スクリーンで何度も観ています。街で「The Way We were」を聴いただけで未だに目頭が熱くなります。バーブラ・ストライサンドもロバート・レッドフォードも知らなかった10代後半。当時高田馬場の西友内にあった名画座に小説を書きたいと言っていた友人に連れられ鑑賞しました。友人が観たかった理由は単純に小説を書く場面があるからだったようです。映画館内は殆ど女性でおそらくロバート・レッドフォードを観たくての来館だったのではと思います。
私はケイティがストレートヘアになり、より美しくなったあたりからどんどんバーブラに惹き寄せられました。その後もバーブラの映画を観ましたが私の中で今でも『追憶』が一番です。
癒やされました。
音時様ありがとうございました。
74年といえば、ワールドカップの放送があって、ヨハン・クライフに出会った年。
決勝の放送をリアルタイムで観てました。自分もサッカーをやっていて彼を追い続け、時が過ぎて親子でバルサのファンになっていました。
もう一つ。荒井由実の「あの日に帰りたい」を聴くとどうもこの曲を連想してしまうのです。両方好きですけど。
歌詞としては「Scattered pictures」のところとか。
テーマもメロディもなんとなく共通点があるような。
その年、中学の同じクラスに好きな娘がいて、そういう意味の追憶もあります。ただの片思いでしたけど。
でも、年を取ると、生きてるのかな、というのが先に来るようになりました。
そのうち、老人ホームで再会とか。うーん。
やっぱり、「追憶」のままでいいかもしれません。