元気で陽気!明るいワム!が、一転して辛い恋を歌ったバラードを歌い大ヒットしたのがこの曲でした。サックスの音色がなかなかセツナいですよね。
 "Careless Whisper"は1985年に3週間の全米1位に、年間チャートでもナンバーワンになりました。
日本でも西城秀樹さんが「抱きしめてジルバ」、郷ひろみさんが「ケアレス・ウィスパー」のカバーヒットを出し、あとは野口五郎さんが歌えば、「新御三家」(古い)で揃うのにな、と思っておりました(^▽^;)。

◆また、この曲はアーティストクレジットが、「ワム フィーチャリング・ジョージ・マイケル」となっていて、ジョージをソロで売り出す戦略が着々とすすみます。でもこの曲こそ、ジョージ単独の作品ではなく、アンドリューも製作に関わっているんですけどね...。
 ウィキペディア「ケアレス・ウィスパー」では次のように紹介されています。

作詞・作曲がジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの共作であることや、ワム!の2ndアルバム「メイク・イット・ビッグ」やベスト・アルバム「ザ・ファイナル」に収録されている為、ワム!の楽曲に思われがちだが、厳密にはジョージ・マイケルのソロ曲である。但し、その扱いは国によって分かれており、イギリスやヨーロッパ諸国ではジョージ・マイケルの単独名義であるのに対して、アメリカでは「Wham! featuring George Michael」と言う名義で(メディアによっては「ワム!」扱いの物もあり)、日本では完全に「ワム!」名義で発売された。元は、17歳だったジョージが、アルバイト先の映画館へ向かうバスの中で書き留めたもので、発表時にアンドリューが手を加えた。

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◆また、この曲のWikipediaでは次のように書かれていました。

・マイケルとリッジリーは、マイケルの初期のロマンチックな序曲の物語からインスピレーションを得て、17歳のときに曲を書きました。
・「僕は12か13歳のとき、2歳年上の姉のお目付け役(シャペロン)でロンドンのクイーンズウェイのアイスリンクに行っていたんだ」と供述しました。「そこにジェーンという名前の長いブロンドの髪の少女がいたんだよ。僕は眼鏡をかけた太った少年で、彼女に一目惚れしちゃったんだ-チャンスはなかったけどね。僕の姉は好きなことをしにスケートリンクに行っていたかたわらで、僕はジェーンにいつも見とれて午後を過ごしてたんだ…」

◆歌詞の物語はマイケルの想像であって、体験談ではないようですね。はい、マイケルが17歳のときに想像して創造した物語、それは「浮気を後悔する」歌だったのです。エッ(゚Д゚)ノ 
冒頭のPVを観ていただければ内容はほぼ伝わるでしょう。もう現行犯で逮捕!状態です。

詳しくは歌詞と日本語訳のあと、後半にて...!

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Songwriter(s)
George Michael、Andrew Ridgeley

Released in 1985
US Billboard Hot100#1(3)
From The Album“Make It Big”

:原詞の引用は太字

I feel so unsure
As I take your hand
and lead you to the dance floor
As the music dies,
something in your eyes
Calls to mind a silver screen
and all its sad goodbyes


なんだか不安でならないんだ
きみの手を取って
ダンスフロアに連れてはいくけれど
音楽が死んだように止まり
きみの瞳に何かが宿る
その瞳が心に銀幕を呼び出した
それはすべて悲しいサヨナラの場面

I'm never gonna dance again,
guilty feet have got no rhythm
Though it's easy to pretend,
I know you're not a fool
I should have known better
than to cheat a friend
And waste a chance that I'd been given
So I'm never gonna dance again
the way I danced with you


もう二度とあんな風には踊れない
罪を感じて リズムに乗れるわけがない
取り繕うことはできるけど
きみは騙されやしないよね
気付くべきだったよ
大切なきみを裏切ってはいけないと
チャンスは目の前にあったのに
だからもう二度と踊れやしない
きみと一緒にあんな風に踊ったみたいには…

Time can never mend
The careless whispers of a good friend
To the heart and mind,
ignorance is kind
There's no comfort in the truth,
pain is all that you'll find


もう過去は変えられない
仲のいい友だちの"うっかりのおしゃべり"
心や頭のうえでも
知らない方がいいこともある
本当のことを知っても楽になんてならない
気付けば自分が傷だらけなんだ

I'm never gonna dance again,
guilty feet have got no rhythm
Though it's easy to pretend,
I know you're not a fool
I should have known better
than to cheat a friend
And waste a chance that I'd been given
So I'm never gonna dance again
the way I danced with you


もう二度とあんな風には踊れない
罪深い足じゃ リズムを刻めないんだ
取り繕うことはできるけど
きみは騙されやしないよね
気付くべきだったんだ
大切なきみを裏切ってはいけないと
チャンスは目の前にあったのに
だからもう二度と踊れやしない
あんな風に一緒に踊ったみたいには…

Never without your love

きみの愛なしじゃいられない...

Tonight the music seems so loud
I wish that we could lose this crowd
Maybe it's better this way
We'd hurt each other with the things we want to say
We could have been so good together
We could have lived this dance forever
But now who's gonna dance with me?
Please stay, and...


今夜は音楽がやけにうるさく感じる
僕はこの雑踏に紛れ込んでしまいたい
こうするのがいいんだよねきっと
そうでなきゃ 言いたいことを言いあって
お互い傷つけあうだけなんだ
僕たち仲良く一緒にいられたはずさ
ダンスだって永遠に続けていられたんだ
でもいま 僕と踊ってくれるひとはいない
お願いだ 行かないでくれ...

I'm never gonna dance again,
guilty feet have got no rhythm
Though it's easy to pretend,
I know you're not a fool
I should have known better
than to cheat a friend
And waste a chance that I'd been given
So I'm never gonna dance again
the way I danced with you

Now that you're gone,
now that you're gone
Now that you're gone,
was what I did so wrong, so wrong
That you had to leave me alone?

いまはもうきみはいない
もうきみは行ってしまった
もうきみはいないんだ
僕はそんなに悪いことをしてしまったのか?
ひとり取り残されてしまうなんて...

日本語訳 by 音時

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◆はい「自業自得」と言う以外にありませんね...。

彼女がいるのに、別な女性と「ほんのでき心?」で関係を結んでしまったことを、仲のいい男友だちが、主人公の彼女に「なにげない一言」(Careless Whisper)で教えてしまったんですね...。

PVでは"仲のいい男友だち"は出てきませんが、その「なにげない一言」を聞いて、彼女は「現場」に駆けつけて、「真実」を知ってしまうんですね...。「ジョージなら髪の長い女のひとと出かけていったよ...」なんて一言だったんでしょうかね...。

 でもこの主人公、最後に「僕はそんなに悪いことをしたんだろうか?」など、彼女の信頼を裏切ってしまったことを理解していないヤツです。だめですよ、こういう浮気体質な相手と付き合っちゃうと...(^▽^;)。





◆「抱きしめてジルバ」西城秀樹さん 「夜のヒットスタジオ」からだね。ヒデキの横には秋野暢子さん。歌詞の内容は愛してもつかめない女心...ってところでしょうか(歌詞




◆「ケアレス・ウィスパー」郷ひろみさん。
愛していたのに去ってしまった女性を想う内容。(歌詞