"泣かせるヴォーカル、泣かせるギター。男の気持ちがわかるかい?"
(シングルジャケットにあるキャッチフレーズ)

アルバム「禁じられた夜」のA面ラストはこの曲"Take It On The Run"でした。

◆REOのヒット曲のたいがいはボーカルのKevin(ケヴィン・クローニン)が作っているのですが、この曲はギターの故Gary(ゲイリー・リッチラス)の作品。やっぱりギターが印象的に使われる曲でなかなか人気がある曲です。僕の想い出としては、大学のときバンドで演ろうとしたけど、僕の声が練習で枯れてしまい(腹式呼吸じゃないとダメですね)、実現に至らなかった曲でもあります(-_-;)

TakeOnTheRun


◆歌詞は、彼女の噂を耳にした男。きみが出ていきたいなら、そうすりゃいいじゃないか…。"On The Run"は"逃走中"って意味ですので、"自由に(Take it)逃げ続ければいいさ"ってあたりでしょうか。
ちょっと引っ掛かったのは"You're under the gun"という歌詞。

 "切羽詰って、きりきりまいをして"という意味があったので、"きみは切羽詰ってるんだ だから逃げ続ければいいさ"と訳したのですが、"Under the gun"には"武装監視の下で"という意味もありました。彼はそんな彼女にはそばにいて欲しくはない(Then I don't want you around)のですが、"信じ続けて"います。だからどこに行っても"僕が監視してる(から逃げられっこない)"、だから自由に逃げたっていいんだよ(いずれ僕のところに帰ってくることになるんだから)って強がって?るのかなとも思いましたので、最後はそう意訳しました(^▽^;)


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Writer(s) Gary Richrath

Released in 1981
US Billboard Hot100#5
From The Album"High Infedity"

:原詞の引用は太字

Heard it from a friend who
Heard it from a friend who
Heard it from another
you been messin' around


友達の誰かから聞いたんだ
友達の誰かから聞いたんだ
ほかの誰かからも聞いたのさ
きみが男といちゃついてたってさ

They say you got a boy friend
You're up there every weekend
They're talkin' about you
and it's bringin' me down


みんなが言ってるよ
きみは恋人を見つけて
毎週 そこで寝ないで遊んでるってさ
みんながきみの噂をしてて
僕はそれを聞くたびに傷ついてるんだ

But I know the neighborhood
And talk is cheap when the story is good
And the tales grow taller on down the line
But I'm telling you, babe
That I don't think it's true, babe
And even if it is keep this in mind


でも僕は近所の噂話だってわかってる
いい話だって噂になると安っぽくなる
最後には尾ひれはひれがついて
話が大きくなってしまうのさ
でもきみに言いたいんだよ ベイビー
僕はそんなの本当だなんて思ってないよ
心に引っかかっていたとしてもね

You take it on the run baby
If that's the way you want it baby
Then I don't want you around
I don't believe it,
not for a minute
You're under the gun
so you take it on the run


自由に逃げればいいさ ベイビー
きみがそうしたいんならどうぞ
そのとき そんなきみは見たくないけれど
そんなの信じないよ
僕はこれっぽちも信じない
困ることになったとしても
きみが好きにすればいいじゃないか

You're thinking up your white lies
You're putting on your bedroom eyes
You say you're coming home
but you won't say when


きみが罪のない嘘を考えついて
誘惑の瞳を身につけるんだ
帰ってくるわとは言うけど
"いつ"ってことは決して言わないのさ

But I can feel it coming
If you leave tonight
keep running
And you need never look back again


でも"その時"は近づいてるんだ
今夜僕の元を去っていくなら
走り続けることだね
絶対に二度と振り返ってはいけないよ

You take it on the run baby
If that's the way you want it baby
Then I don't want you around
I don't believe it, not for a minute
You're under the gun
so you take it on the run


きみが好きなように出ていけばいいさ
きみがそう望むのならね ベイビー
そしたら そんなきみの姿は見たくない
僕は信じないんだ
これっぽっちも信じない
きみは困っていようとも
好きなように出ていけばいいんだ

You take it on the run baby
If that's the way you want it baby
Then I don't want you around
I don't believe it,
not for a minute
You're under the gun
so you take it on the run


さあ 自由に逃げていきなよ
きみがそう望むなら遠慮しないで
そんなきみの姿は見たくないけれど
僕は信じないからね
一瞬たりとも信じないからね
きみは切羽詰ってるんだから
好きなようにすればいいのさ

You take it on the run baby
If that's the way you want it baby
Then I don't want you around
I don't believe it, not for a minute
You're under the gun
so you take it on the run


きみは自暴自棄になってるだけさ
だから出ていったって
最後には僕の元に戻ってくるさ

Heard it from a friend who
Heard it from a friend who
Heard it from another
you been messin' around


友達の誰かから聞いたんだ
友達の誰かから聞いたんだ
別な誰かからも聞いたのさ
きみが誰かといちゃついてたってさ

(Words and Idioms)
mess around=じゃれ合う, 戯れ合う,
down the line=最後まで;完全に,まったく
on the run=走って, 奔走して.急いで, あわてて.逃げて
under the gun=(せっぱ詰まって)きりきり舞いをして、武装監視の下で
white lie=罪のないうそ

日本語訳 by 音時

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◆歌詞で"Heard it from my friends who"と"who"が文末に来る文を僕は馴染みがないのですが、"友だちであるのは間違いないけど、誰だっけかは忘れたよ。そんなことどうでもいいんだ。問題はきみが誰かといちゃついてたってことなんだよ!..."っていう意味かな(^▽^;)と思いました。それでいいのかな?

◆"Take It On The Run"が最高位5位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending May 30, 1981

"ベティ・デイヴィスの瞳"にスモーキーが苦戦してます。スターズ・オンが3位に上昇。まさか1位になるとは思ってませんでしたが、結構ワクワクするものはありましたね。8位は"ウーマン・ニーズ・ラブ"。Raydioは"レイ"の名前を取って付けられてます!REOは次週も5位をキープしますが、その次の週は8位に後退してしまいます(-_-;)。

-1 1 BETTE DAVIS EYES –•– Kim Carnes
-2 2 BEING WITH YOU –•– Smokey Robinson
-3 5 MEDLEY: –•– Stars On 45
-4 8 SUKIYAKI –•– A Taste Of Honey
-5 6 TAKE IT ON THE RUN –•– REO Speedwagon

-6 7 LIVING INSIDE MYSELF –•– Gino Vannelli
-7 3 JUST THE TWO OF US –•– Grover Washington Jr.
-8 11 A WOMAN NEEDS LOVE (Just Like You Do) –•– Ray Parker Jr. and Raydio
-9 9 TOO MUCH TIME ON MY HANDS –•– Styx
10 10 WATCHING THE WHEELS –•– John Lennon

◆1985 concert kensas city