21 St.Valentine's Day 【ラブソング】特集の2曲目です!!

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◆聴いてたのがAMラジオ(たいていニッポン放送かラジオ関東)で、僕の住んでいたところはチューニングが悪かった。だから、この曲、歌詞で何て言っているか当時はほとんど聞き取れませんでした。でも邦題が「二人はアイ・ラヴ・ユー」だったから、まあ「きみが好きとか言ってんだろう」と思ってたら、その通り!でした。和訳スピード最短記録の曲だ(笑)

 でもシンプル・イズ・ベスト、ではないでしょうか。ジョージの曲は「My Sweet Load」にしても「Give Me Love」にしても、ラヴ・ソングではなく、“神にささげる曲”だったのでイマイチ好きになれなかったのですが、この曲、ラヴ・ソングととっていいですよね?

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(George Harrison)
Lyrics © EMI Music Publishing, Universal Music Publishing Group

Released in 1975
US Billboard Hot100#20
From The Album
“Extra Texture (Read All About It))”

(one, two,
 one, two, three, four)
 
I, I love, love
And I, and I love you
Oh you, you, yeah you


ぼく ぼくは恋してる 恋だよ
きみ きみが好きなんだ
きみ そうきみなんだ
 
And you, you, love, love
And you, yes you, you love me
Yeah you, you, yeah you

きみ きみだろ 恋なんだ
きみ きみもぼくが好きだろ
きみ そうきみなんだ
 
And when I'm holding you
What a feeling
Seems so good to be true
That I'm telling you all
That I must be dreaming


きみを抱きしめるとき
ああなんて気分がいいんだ
きみにすべてをうちあけて
これはきっと夢に違いない
それくらい信じられないよ
 
And I, and I, I love you
Oh you, oh you, yeah you

ぼく そうだよぼく
きみを好きなんだ
きみ きみなんだよ きみだよ
 
And when I'm holding you
What a feeling
Seems so good to be true
That I'm telling you all
That I must be dreaming
 

きみを抱きしめるとき
ああなんて気分がいいんだ
きみにすべてをうちあけて
これはきっと夢に違いない
それくらい信じられないよ

Now I, oh I, I love, love
And I, yeah I, I love you,
I love you
Oh you, you, oh you

そうぼく ぼくは恋してる
ぼく ぼくはね 君が好きなのさ
きみが好きなんだよ
きみ きみなんだよ
 
Oh, you know that I love you,
oh oh oh
Oh, you know that I love you,
I love you,
I, I said I love you

ああ 知ってるね
僕がきみを好きなこと
知ってるでしょ
きみが好きなのさ
きみが好きって言わせてよ

(Words and Idioms)
so good to be true
=話がうますぎて信じられない

日本語訳 by 音時

Georgeteikoku


◆歌詞だけでいけば「God Bless Song」とも言えなくはないけど、このメロディとアレンジ、これは「好き・好き・好き」って有頂天になってる「二人はアイ・ラブ・ユー」でいいんじゃないの?

 Wikipediaによると、ロニー・スペクターのために1971年に書き下ろされたが、未発表に終わる。ジョージは、ロニーに提供されたベーシック・トラックのテープの回転数を変え、自分のリード・ヴォーカルと一部楽器のオーヴァーダブを加えて、録音したとのこと。ピアノはレオン・ラッセル、キーボードはデビッド・フォスター、エレクトリック・ピアノはゲイリー・ライト。(鍵盤楽器アーチストが著名な曲だ)

◆アルバム名"Extra Texture (Read All About It)" ですが、新聞の号外 (extra) を配る際の決まり文句 (Extra! Extra! Read All About It) のもじりとのこと。その邦題は「ジョージハリスン帝国」!なぜにこんなにオレンジのジャケット!なのって当時思いました。あと文字のところが透けていて、後ろのジョージの顔が見えるのも楽しかったですね。

 オープニングのゴキゲンなこの曲以外は・・・「While My Guitar Gently Weeps」の姉妹曲?の「This Guitar Can't Keep From Crying(ギターは泣いている)」は好きでしたね。(同じ「泣く」でも「Weep」を「Cry」に言葉を替えた意味はなんだろう?なんて考えて)

でも、あとはさらに地味な感じの曲。眠れない時、カセットのB面流すとすぐに眠れた記憶あり…。今聴いたらまた違う印象持つのかな。

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ちなみにこのアルバムはジョージがEMI/アップルに残した最後の作品だったこともありで、オリジナル盤のレーベルには、芯だけになったリンゴの絵が描かれていたとのこと。


◆“You”のアウトテイク。「ユー」というか「ナゥフー」とか「フー」とか「セイ」とか言ってる。ブリッジのところは鼻歌で歌ってる。