パティ・スマイスとイーグルスのドン・ヘンリーのデュエット曲、邦題「愛をこえて」。
この曲はステキだったなあ。6週間連続第2位!なんとか1位をうかがっていたのですが、"Boys Ⅱ Menの「End Of The Road」が13週連続1位で強すぎた!(「End Of The Road」被害者の会を結成すべきだ!笑)

◆さて、なぜにこの素敵な声が絡みあう、パティとドンのデュエットが生まれたのか?なのですが、ドンのアルバム“Building The Perfect Beast”(1984)、“The End of the Innocence”(1989)にパティがバック・ボーカルとして参加したことがきっかけで「お返し」ということのようですね。


R-2473110-1313683415.jpeg


 この曲「愛をこえて」をパティと共作したGlen Burtnik(Styxのメンバー)はパティと一緒にドンのアルバム「Building The Perfect Beast」に収録されている「Sunset Grill」のデモヴァージョンを録音してドンに聴かせたらドンはえらく気に入ったようです。(Sometimes Love Just Ain't Enough songfactsより)

 人を愛しすぎてはいけない。自分の心が制御できなくなってしまう。「愛があればそれでいい」って人は言うけど、時にそれだけじゃどうにもならないんだ。
  人がずっと同じ場所にいられない、昔の自分でいられないのは“人を愛しすぎないように”“自分の心を信用できない”という理由なのかな...。

R-670831-1261917073.jpeg


 PVはなんだか悲しいですね。途中のドン・ヘンリーがソロで歌う部分のパティの表情。彼の言葉なんか聞きたくないって耳を塞ぎます。そして、ののしりあって?掴みあいのケンカもする二人。そして彼はドアから去って行く。それをずっと見ていたから光景が忘れられないんだ。

MV5BNDFkZTIyYTEtNjcxZi00MzRiLTlm

Songwriters
 Smyth, Patty / Burtnik, Glen
 Lyrics © EMI Music Publishing, Warner/Chappell Music, Inc., Universal Music Publishing Group

Released in 1992
US Billboard Hot100#2 
From The Album“Patty Smyth”

:原詞は太字

Now I don't wanna lose you
But I don't wanna use you
Just to have somebody by my side

わたし あなたを失いたくない
でも あなたを都合よく使うのもイヤ
誰かにそばにいてほしいだけなのね

And I don't wanna hate you
I don't wanna take you
But I don't wanna be the one to cry

でもあなたを憎んだりしたくない
あなたを独り占めにするつもりもない
でも涙を流すことになるのもイヤなのよ

And that don't really matter
to anyone, anymore
But like a fool I keep losing my place
And I keep seeing you walk through that door


本当はどうだっていいことだもの
誰にだって もうこれ以上はね
私はまるで居場所を失い続けるお馬鹿さん
あなたがドアを出ていくのを
見続けていただけなんだから…

But there's a danger
in loving somebody too much
And its sad when you know
it's your heart you can't trust
There's a reason
why people don't stay where they are
Baby sometimes love just ain't enough

でも 誰かを愛しすぎては危険なのよ
それに自分の心が信用できないのは悲しいことね
誰もがずっと同じ場所にはとどまれないのは
そういうことなのよ
ベイビー 時には
愛があれば十分ってわけにはいかないの...

Now I could never change you
And I don't wanna blame you
Baby you don't have to take the fall

あなたの気持ちを変えることができなかった
あなたを責めることなんてしたくない
ベイビー  あなたには罪はないんだから

(Don Henley)
Yes I may have hurt you
But I did not desert you
Maybe I just want to have it all


そう きみを傷つけてしまったかもしれない
でも僕はきみを見捨てたりはしなかった
僕が求め過ぎていたのかもしれないんだ

It makes a sound like thunder,
it makes me feel like rain
And like a fool who will never see the truth
I keep thinking something's gonna change


カミナリのように雷鳴が轟き
心のなかに雨が降ってきたようなのよ
真実を決して見ることのないお馬鹿さん
私は何かが変わってくれるのを
待ち続けてるんだわ…

But there's a danger
in loving somebody too much
And its sad when you know
it's your heart you can't trust
There's a reason
why people don't stay where they are
Baby sometimes love just ain't enough


でもね 誰かを愛しすぎてはダメよ
そこには危険が伴うわ
自分の心を信用できなくなった時は悲惨よね
誰の心も移り変わってはいくものなのよ
ベイビー 時には
愛があっても十分じゃないのよ

And there's no way home
When it's late at night and you're all alone
Are there things that you wanted to say
And do you feel me beside you in your bed?
There beside you,
where I used to lay

帰り道が見つからないの
夜遅い時間にあなたは独りぼっち
私に言いたかったことが何かあるの?
ベッドのなかで私をすぐそばに感じたりするの?
あなたの隣…
私が今まで横に寝そべってた場所に...

And there's a danger
in loving somebody too much
And it's sad when you know
it's your heart they can't touch
There's a reason
why people don't stay who they are
Baby sometimes love just ain't enough
Baby sometimes love,
it just ain't enough

人を愛しすぎてはいけないのがわかったわ
心を閉ざして誰にも触れさせないのも
わかってても悲しいものね
だから人は変わらないままではいられないのよ
ベイビー 時には
愛があってもどうにもならない
ベイビー 時には
愛があってもどうにもならないの...

(Words and Idioms)
Use=〈人を〉自分の都合のよいように使う
take the fall=責めを負う
have it all=すべてを手に入れる

日本語訳 by 音時


aiwokoete


(PS)パティは“Enough”って単語が好きなのかな。 
「Never Enough」だろ"、「Isn't It Enough」に「Sometimes Love Just Ain't Enough」。

◆"Sometimes Love Just Ain't Enough" に続いて "No Mistake”。まだ1990年代のライヴだろうな。(俳優のアーセニオ・ホールの番組に出演)  ドン・ヘンリーの歌うパートはどうなるか気になったが・・・パティが自分で歌う(^▽^;)!




◆Patty Smyth & Scandal at Beaumont Cherry Festival, June 6, 2010.歌いながらまぶしくてサングラスをかけるパティ。



(この記事は以下を参考にしました)
・Sometimes Love Just Ain't Enough Songfacts
・Wikipedia Patty Smyth