この曲も全米No1ヒットに!

フォー・シーズンズは、1962年から1963年にかけて「シェリー」「恋はヤセがまん」に続き、全米チャート史上初の「3曲連続No1」の記録を作りました!

◆原題"Walk Like a man"のこの曲は邦題はなぜか「恋のハリキリボーイ」。ちょっと待ってください。
「ハリキリボーイ」じゃきみのハートを得るために真っ直ぐにアタック!絶対に諦めないっていうような、恋愛に猪突猛進型の男子を思い浮かべてしまいますが、実際は逆!

"一人前の男であろう"として、きみの元から去っていく男が主人公なんです!!
 
 まあ現代は男とか女とかナンセンスって時代ではありますが、"Walk like a man"の"man"は「一人前の男」って意味で、「一人前の男」は「堂々と歩くもの」という考えを反映した言葉ですね。(大人の男性でも下を向いてウジウジしている人は普通にいますけどね)

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◆フォー・シーズンズの3曲連続No1ヒットの記録について、アメリカの某DJは、1963年夏のビートルズ現象を「フォー・シーズンズ人気に対する英国の返答」と表現したそうです。

しかし一方、この成功によって、フォー・シーズンズのツアースケジュールはぎっしりと詰まってしまい、ボブ・ゴーディオのソングライティングの時間は奪われてしまいます。その結果、次のシングルはオリジナルではなくカバー曲とせざるをえませんでした。ファッツ・ドミノのカバー「悪いのはあなた(Ain't That Shame)」は全米22位どまりで連続No1記録は途切れてしまいましたね...(-_-;)。

フランキーの来日公演ではこの曲も当然マストで歌ってくれるでしょうね!!
とても楽しいステージになりそうです。

WalkLikeA MAN


Songwriter(s)
Bob Crewe, Bob Gaudio

Released in 1963
US Billboard Hot100#1(3)
From The Album“Big Girls Don't Cry and Twelve Others”

:原詞は太字

Walk like a man

一人前の男みたいに...

Oh, how you tried to cut me down to size
Tellin' dirty lies to my friends
But my own father said "Give her up, don't bother
The world isn't comin' to an end"
(He said)

ああ きみは
僕に身の程を思い知らせようとしたね
僕の友だちに真っ赤な嘘をついてさ
父さんが言ってたんだ
"あの娘はあきらめろ 気にするな
世界が終わってしまうわけじゃない"
(こう言ったよ)

Walk like a man, talk like a man
Walk like a man my son
No woman's worth crawlin' on the earth
So walk like a man, my son

胸を張って歩け 堂々と話すんだ
一人前の男になるんだ 息子よ
地面に這いつくばる価値のある女性なんていない
だから一人前の男になるんだ 息子よ

Bye bye baby, I don't-a mean maybe
Gonna get along somehow
Soon you'll be cryin' on account of all your lyin'
Oh yeah, just look who's laughin' now
(I'm gonna)


バイバイ ベイビー "もしも"なんてない
なんとかやっていくさ
嘘をついたせいで きみはすぐ泣くことになる
そうさ いま笑ってるのは誰なんだい

Walk like a man, fast as I can
Walk like a man from you
I'll tell the world "forget about it, girl"
And walk like a man from you

男らしく歩こう できるだけ速く
きみから巣立っていくんだ
世界中に言うんだ"忘れるんだ"ってね
そしてきみから巣立っていくんだ

(Words and Idioms)
cut someone down to size= 〔うぬぼれている(人)に〕身の程[本当の実力]を思い知らせてやる
on account of=~の理由で

日本語訳 by 音時

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◆この曲の歌詞の物語ですが、
親父に「男らしく歩け」と言われたぐらいで、彼女との別れ(巣立ち)を決意するかな??

 若い男子にとって、父親ってどんな存在なんだろう? 「尊敬する人=父親」「大人になったら、おやじのようになりたい」なんて言われたら...ちょっとこそばゆいけど、うーん、悪い気はしないかな(^▽^;)。でもこの曲が流行した頃はそんな父親像が普通だったんでしょうね。


◆映画「ジャージー・ボーイズ」より。




◆日本語でのカバーシングル 目方誠(めかたまこと)さんの「恋のハリキリボーイ」。
 パパのアドバイスは「おまえは男の子だ。元気にバッチリ行け!」。

(この記事を書いたときはYouTubeに音源があったのですが…)(^_^;)