エルトンの"ツイストは踊れない"!

アルバム"Goodbye Yellow Brick Road"ではこの曲と次の"土曜の夜は僕の生きがい(Saturday Night's Alright For Fighting)が続いて収録されているのですが、エルトンのライヴでもこの曲は続けて演ってくれるようです。"Saturday Night…"の呼び水のような感じかな。ライヴのラストで大熱演のステージです!ビートルズの歌う"Twist and Shout"のコーラスのようなコーラスが入るのも楽しいですね。

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◆実は僕はこの曲は相当の昔から知っています!? それもエルトンの曲ではなく…郷ひろみさんのカバーで!(笑)"
僕の姉が郷ひろみさんの大ファンでして、小さい時によく郷ひろみさんの曲は"聴かされて"育ちました(^▽^;)。姉と弟とそれぞれの部屋を持っていない時期でしたので、否が応でも。だから今でも初期のシングルはそらで言えますよ。

 "男の子女の子""小さな体験""天使の詩""愛への出発""裸のビーナス""魅力のマーチ""モナリザの秘密""花とみつばち"…次何だっけ?思い出せない。(あとで調べたら"君は特別"でした…)そして"よろしく哀愁"。ここまでにしておきましょう。

*この方のブログ(懐かしいアナログ盤)にシングルジャケットが出てます!懐かしい!("裸のビーナス"と"花とみつばち"は縦長のミニポスターになるんだよな)

◆そして姉が初めてシングルでなく買ったアルバムが「ひろみオン・ステージ!」でした。おお、これはこの方のブログ(永遠のアイドルとガールズポップ愛好館)に詳しく出てる!

たしかサビの部分は、"ステキなリズムさ。ロックン・ロール。心もからだもホニャララ~♪"って歌詞だったと思います。日本のアイドル歌手もライヴだと洋楽のカバーを歌ったりしてた時代ですね。

◆この曲になったらエルトンのライヴもクライマックスです!(今回の記事は和訳以外、ほとんど郷ひろみさん特集になってしまった 笑)

Elton-John-Goodbye-


Song Writers: Elton John/Bernie Taupin

Released in 1974
From The Album"Goodbye Yellow Bick Road"

:原詞は太字

I could really get off
being in your shoes
I used to be stone sold
on rhythm and blues
I heard of a place at the back of town
Where you really kick the shit
when the sun goes down

僕がきみだったら
本当に楽しんじゃうよ
「リズム&ブルース」にゃ
だいぶ夢中になったもんだしね
街の裏手にあるその場所も耳にしてる
陽が沈むと
マジで楽しめる場所があるってことも

I really got buzzed
when your sister said
"throw away them records
`cause the blues is dead
Let me take you honey
where the scene's on fire"
And tonight i learned for certain
that the blues expired

でもウルセーって思ってるんだ
あの娘がこう言ったんだ
"そんなレコード捨てちゃえば
ブルースの時代はもう終わり
ねえ 連れてって
いま流行ってるホットスポットに!"
それで今夜 確かにわかったんだ
やっぱりブルースはもう終わりなんだって

Oh your sister can't twist
but she can rock and roll
Out bucks the broncos in the rodeo-do
She's only sixteen
but it's plain to see
She can pull the wool over little old me
Your sister can't twist
but she can rock and roll
Your sister can't twist
but she got more soul than me


ああ あの娘はツイストは踊れない
でもロックン・ロールはノレるのさ
ロデオの馬が
後ろ足を蹴り上げるみたいにね
まだ16歳なのに おわかりのように
ちょっと年上の僕より踊れるんだ
あの娘はツイストは踊れない
でもロックン・ロールはスゴイのさ
ツイストが踊れなくたって
僕よりロックの魂がわかってる!

Somebody help me
cause the bug bit me
Now i'm in heaven
with the aching feet
But i'll be back tonight
where the music plays
And your sister rocks
all my blues away


誰か助けてよ
ロックの虫が噛みついて
頭から離れないのさ
足は痛いんだけど
いま最高の気分なんだ
でも今夜も僕は
あそこに行くのさ
あの娘がロックして
僕のブルースを吹き飛ばしてくれる
あの場所へ!

I really got buzzed
when your sister said
"throw away them records
`cause the blues is dead
Let me take you honey
where the scene's on fire"
And tonight i learned for certain
that the blues expired


でも噂は聞いていたんだよ
あの娘はこう言った
"そんなレコード捨てちゃえば
ブルースの時代はもう終わり
ねえ 連れてって
いま流行ってるホットスポットに"
それで今夜 確かにわかったんだ
やっぱりブルースはもう終わりなんだ!

Oh your sister can't twist
but she can rock and roll
Out bucks the broncos in the rodeo-do
She's only sixteen
but it's plain to see
She can pull the wool over little old me
Your sister can't twist
but she can rock and roll
Your sister can't twist
but she got more soul than me


ああ あの娘はツイストは踊れない
でもロックン・ロールはノレるのさ
ロデオの馬が
後ろ足を蹴り上げるみたいにね
まだ16歳なのに おわかりのように
ちょっと年上の僕より踊れるんだ
あの娘はツイストは踊れない
でもロックン・ロールはスゴイのさ
ツイストが踊れなくたって
僕よりロックの魂がわかってる!

(Words and Idioms)
get off=夢中になる、興奮させる、酔う
in your shoes=あなたの立場、状況
sold=熱中させる
buzz=ガヤガヤ言う、ウロウロする、ほろ酔い加減だ
sister=姉[妹]のような人,女の親友.
expire=満了する、終了する、死ぬ.
bronco=北米の半野生馬
buck=〈馬が〉背を曲げてはねあがる, 後脚をけり上げる
pull the wool over a person's eyes=人の目をくらます, 人をだます.

日本語訳 by 音時

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◆Elton John - Your Sister Can't Twist (But She Can Rock 'N' Roll) From The Bonnaroo Music Festival June 15th, 2014.





(この記事で参考にしたページ)
・metrolyrics.com
・http://www.eltonjohn.com
・永遠のアイドルとガールズポップ愛好館
・懐かしいアナログ盤