楽しい曲です、"恋のデュエット"!日本でもヒットしてよく耳にしましたね!
僕もこの曲で"キキ・ディー"の名前を知りましたし、彼女の名前は世界に轟いたと思いますが、一方でキキ・ディーはエルトンの女神!? エルトンはそれまでにイギリスでのNo1ヒットに恵まれてなかったのですが、イギリス出身のキキとのこの曲がエルトンにイギリスでのNo1ヒットを初めてもたらしました!
◆レコーディングはエルトンがトロント、キキがイギリスにいて、それぞれのパートを歌ったようですね。キキが「1000 UK #1 Hits」に次のように語ってます(Songfactsページより)。
:エルトンと私はマーヴィン・ゲイとタミー・テレルのようなモータウンのデュエットが大好きだったわ。あんな素敵なデュエットはなかなかないけど、私たちならできると思ったの。
(永遠のタミー・テレル)Tower Records On Line
◆この曲の作者は "Ann Orson" and "Carte Blanche"というクレジットになっていますが、紛れもなくエルトンとバーニーの作品です。彼らはどうして偽名を使ったんでしょうね?意味は"an horse and cart, blanche"(白い馬と荷車)を人の名前に当てこんだようなのですが…(笑)
彼らは当初、この曲をダスティ・スプリングフィールドにあげようとしたようなのですが、ダスティ側からオファーの断りがありました。あとでわかった話ですが、このときダスティはだいぶ重い病気だったようです…。それで自分で歌ってみようってなったんでしょう...。
Writer(s)
Ann Orson (Elton John) Carte Blanche (Bernie Taupin)
Lyrics c Universal Music Publishing Group
Ann Orson (Elton John) Carte Blanche (Bernie Taupin)
Lyrics c Universal Music Publishing Group
Released in 1976
US Billboard Hot100#1(4)
:原詞は太字
Don't go breaking my heart
I couldn't if I tried
Honey if I get restless
Baby you're not that kind
僕のハートを傷つけないでよ
あたしにはそんなことできないわ
ハニー 僕がイライラしてるときだってさ
ベイビー あなたなら大丈夫よ
あたしにはそんなことできないわ
ハニー 僕がイライラしてるときだってさ
ベイビー あなたなら大丈夫よ
Don't go breaking my heart
You take the weight off me
Honey when you knock on my door
I gave you my key
You take the weight off me
Honey when you knock on my door
I gave you my key
僕のハートを傷つけないで
あなたは私の気持ちを楽にしてくれる
ハニー きみが僕のドアをノックして
私があなたに鍵を渡したのよね
あなたは私の気持ちを楽にしてくれる
ハニー きみが僕のドアをノックして
私があなたに鍵を渡したのよね
Nobody knows it
When I was down
I was your clown
When I was down
I was your clown
Nobody knows it
Right from the start
I gave you my heart
I gave you my heart
Right from the start
I gave you my heart
I gave you my heart
誰も知らないけど
僕が落ち込んでしまったとき
私がピエロになって笑わせた
僕が落ち込んでしまったとき
私がピエロになって笑わせた
誰も見てないけど
最初からだったのさ
僕はきみに心を捧げたんだよ
あたしもあなたに心を捧げたわ
最初からだったのさ
僕はきみに心を捧げたんだよ
あたしもあなたに心を捧げたわ
So don't go breaking my heart
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my heart
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my heart
だから
僕のこと悲しませないでね
あなたを傷つけたりしないわ
ハートを傷つけないでね
僕のこと悲しませないでね
あなたを傷つけたりしないわ
ハートを傷つけないでね
And nobody told us
'Cause nobody showed us
And now it's up to us babe
I think we can make it
'Cause nobody showed us
And now it's up to us babe
I think we can make it
誰も僕らに教えてくれなかった
だって誰も私たちに見せてくれなかった
これからは僕たち次第なんだね
私たちきっとやっていけるわ
だって誰も私たちに見せてくれなかった
これからは僕たち次第なんだね
私たちきっとやっていけるわ
So don't misunderstand me
You put the light in my life
You put the sparks to the flame
I've got your heart in my sights
You put the light in my life
You put the sparks to the flame
I've got your heart in my sights
だから僕を誤解しないでよ
あなたは人生に灯りを点してくれた
きみが火花から火をつけたのさ
あなたのハートが目の前にあるのよ
あなたは人生に灯りを点してくれた
きみが火花から火をつけたのさ
あなたのハートが目の前にあるのよ
Nobody knows it
When I was down
I was your clown
When I was down
I was your clown
Nobody knows it, nobody knows it
But right from the start
I gave you my heart
I gave you my heart
But right from the start
I gave you my heart
I gave you my heart
誰も知らないけど
僕が落ち込んでしまったとき
私がピエロになって笑わせた
僕が落ち込んでしまったとき
私がピエロになって笑わせた
誰も知らないし見てないけど
最初からだったんだよ
僕はきみに心を捧げたのは
あたしがあなたに心を捧げたのは
最初からだったんだよ
僕はきみに心を捧げたのは
あたしがあなたに心を捧げたのは
Don't go breaking my heart
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my heart
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my heart
僕のハートを傷つけないで
あなたを泣かせたりしないわ
あなたも
私のハートを傷つけないでね
あなたを泣かせたりしないわ
あなたも
私のハートを傷つけないでね
Nobody knows it
When I was down
I was your clown
Right from the start
I gave you my heart
I gave you my heart
When I was down
I was your clown
Right from the start
I gave you my heart
I gave you my heart
僕たちだけが知ってる
最初から決めていたのさ
きみに心を捧げたよ
あなたに心を捧げたの
最初から決めていたのさ
きみに心を捧げたよ
あなたに心を捧げたの
Don't go breaking my heart
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my
Don't go breaking my
Don't go breaking my heart
Don't go breaking my
Don't go breaking my
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my
Don't go breaking my
Don't go breaking my heart
Don't go breaking my
Don't go breaking my
だから
悲しくさせないで
ハートを傷つけたりしないで
悲しくさせないで
ハートを傷つけたりしないで
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my heart
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my heart
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my heart
Don't go breaking my heart
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my heart
I won't go breaking your heart
Don't go breaking my heart
ハートを傷つけないで!
(Words and Idioms)
get restless=イライラする 動揺する
日本語訳 by 音時
◆タイトルにもなっている"Don't go breaking my heart"ですが、"Go"は「強調」ですね。
Weblio辞書には、いろんな「Go」の意味が掲載されておりましたが、こちらでしょう。
《米口語》《★go の意味がなく,強調に用いる》.
"Go try again. もう一度やってみろ." という例文が載ってました。
◆エルトンとキキ・ディーは、1995年にエルトンがバラード曲を集めたベストアルバム「Love Songs」を作成した際に「True Love」(Cole Porter 作のポップスのスタンダード曲)を一緒にデュエットしていますね。
◆"Don't Go Breaking My Heart"が1位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles Week Ending 7th August, 1976
スゴイ!ビーチ・ボーイズとビートルズがトップ10に入ってます!4位ウイングスの「幸せのノック」も動きは良かったんですけどね。9位ルー・ロウルズの「別れたくないのに」も懐かしいです。
-1 5 DON’T GO BREAKING MY HEART -Elton John and Kiki Dee
-2 2 LOVE IS ALIVE - Gary Wright
-3 3 MOONLIGHT FEELS RIGHT - Starbuck
-4 10 LET 'EM IN - Wings
-5 11 YOU SHOULD BE DANCING - The Bee Gees
-6 8 ROCK AND ROLL MUSIC -The Beach Boys
-7 7 GOT TO GET YOU INTO MY LIFE - The Beatles
-8 1 KISS AND SAY GOODBYE - The Manhattans
-9 13 YOU’LL NEVER FIND ANOTHER LOVE LIKE MINE - Lou Rawls
10 4 AFTERNOON DELIGHT - The Starland Vocal Band
-2 2 LOVE IS ALIVE - Gary Wright
-3 3 MOONLIGHT FEELS RIGHT - Starbuck
-4 10 LET 'EM IN - Wings
-5 11 YOU SHOULD BE DANCING - The Bee Gees
-6 8 ROCK AND ROLL MUSIC -The Beach Boys
-7 7 GOT TO GET YOU INTO MY LIFE - The Beatles
-8 1 KISS AND SAY GOODBYE - The Manhattans
-9 13 YOU’LL NEVER FIND ANOTHER LOVE LIKE MINE - Lou Rawls
10 4 AFTERNOON DELIGHT - The Starland Vocal Band
◆All Japan Pop20 では最高位4位だったようですね。
文化放送での放送日:1976年10月10日付
文化放送での放送日:1976年10月10日付
日本とアメリカと同様のヒットは4位エルトン、5位ウイングス、10位のKC、それ以外は、やっぱり日本独自のヒットなんだな。
-1 ジョリーン オリビア・ニュートン・ジョン
-2 ラブ・ミー・ライク・アイ・ラブ・ユー ベイ・シティ・ローラーズ
-3 ラブ・イズ・ブラインド ジャニス・イアン
-4 恋のデュエット エルトン・ジョンとキキ・ディー
-5 幸せのノック ポール・マッカートニー&ウイングス
-6 青春の輝き カーペンターズ
-7 16小節の恋 スタイリスティックス
-8 ロックン・ロール・ラブ・レター ベイ・シティ・ローラーズ
-9 雨の日のニューヨーク シカゴ
10 シェイク・ユア・ブーティ K.C&サンシャイン・バンド
◆Elton John's "Don't Go Breaking My Heart" on The Muppet Show
◆これは何年のステージだろう?エルトン&キキ・ディーのデュエット復活です!この会場にいたら僕も盛り上がっちゃうだろうな!
◆2008年のトップ・オブ・ザ・ポップスのステージ。EltonとKikiの"True Love"です。
コメント
コメント一覧 (4)
このデュエット曲好きでした。
当時、作詞作曲の名前見た時、誰?と思いました。
後で分かった際、bernieでもポップな作詞を書くんだと思いました(褒め言葉)。普段は、比喩に飛んだ難しい解釈が多いですから。
それと、昔僕と同じくエルトン好きな職場の後輩女性と、カラオケでこの曲デュエットして二人で悦に入ってました(笑)。