やっぱり、この曲がエア・サプライのなかで僕の一番好きな曲です。

 グラハム・ラッセルとラッセル・ヒッチコックのそれぞれ担当するパートが彼らの声質もぴったり、この2人がいるエア・サプライらしさが出てると思います。そして"I'm All Out Of Love"という言葉、悲しいけど意味深い言葉だなあと思ってます。Allのない「Out Of Love」と「All Out Of Love」の違いってなんだろう?

 もう愛を"すっかり"失ってしまった、また、きみの愛自体はなくなってしまったわけじゃなく、僕だけがすっかりそこから外れてしまった…っていうような感じなんだよな…高校生だった僕はそのようにこの曲を受け取って今にいたってます。せつない若い恋…(笑)!

Young AirSupply
この2人も若い!ラッセル・ヒッチコックとグラハム・ラッセル

◆エア・サプライはよくビルボードライブ東京に来てくれます。僕も2回行きましたが、この曲は彼らのライブのハイライト曲ですね。でも、観客にマイクを向け、サビコーラスの部分をかなり長く歌わされ(!?)ます。僕としては、彼らの歌を聴きたいのですが…(^▽^;)。


R-5684179-1399838669-1148.jpeg


Writer(s) =Graham Russell Clive Davis

Released in 1980
US Billboard Hot100#2
From The Album"Lost In Love"

:原詞は太字

I'm lying alone with my head on the phone
Thinking of you till it hurts
I know you hurt too but what else can we do
Tormented and torn apart


ベッドに横たわり受話器を耳にあてている
胸がはり裂けそうになるまで
きみのこと考えてる
きみも傷ついてるんだよね
でも僕らに何ができたって言うの?
苦しんで 心を引き裂くそのほかに

I wish I could carry your smile and my heart
For times when my life feels so low
It would make me believe
what tomorrow could bring
When today doesn't really know,
doesn't really know

きみの笑顔や僕の心を持ち出せればいいのに
人生がとても憂鬱になったときのために
きみを思うと
明日はいいことがあるさって信じられる
今日がどんな日だったとしても
今日何があるかわからなくても

I'm all out of love
I'm so lost without you
I know you were right believing for so long

I'm all out of love
what am I without you
I can't be too late to say that I was so wrong

愛にすっかり取り残された僕
きみを失い何をしていいかわからない
とても長い間
愛を信じてたきみが正しかったのさ

愛をすっかり失ってしまった僕
きみがいなかったら生きる意味なんてない
もう遅いけど言わせてほしいんだ
僕が間違ってたんだって…

I want you to come back and carry me home
Away from this long lonely nights
I'm reaching for you, are you feeling it too
Does the feeling seem oh so right


帰ってきてほしい 僕の心を落ち着かせて
この長くて孤独な夜はもう耐えられない
今きみをつかもうと手を伸ばしてるんだ
そのことがきみにも伝わってるかい?
僕のこの想い きみにもわかるだろ?

And what would you say if I called on you now
And said that I can't hold on
There's no easy way, it gets harder each day
Please love me
or I'll be gone, I'll be gone

今きみに電話をしたら きみはなんて言う?
僕はもう一人は耐えられないって言うよ
楽な道じゃないんだ 日ごとに辛くなってくる
お願いだ 僕を愛してくれ
さもなければ 僕は永遠に去っていく
僕は消え失せていく…

I'm all out of love
I'm so lost without you
I know you were right believing for so long

I'm all out of love
what am I without you
I can't be too late to say that I was so wrong

愛にすっかり取り残された僕
きみを失い何をしていいかわからない
とても長い間
愛を信じてたきみが正しかったのさ

愛をすっかり失ってしまった僕
きみがいなかったら
僕はいったい何者なんだ?
まだ間に合うよね
僕が間違ってたって言いたいんだ

Oh, what are you thinking of?
What are you thinking of?
Oh, what are you thinking of?
What are you thinking of?


ああ きみは今 なにを考えてる?
きみの心のなかはどうなってるの?
ああ きみの気持ちを知りたいのさ
きみは今 なにを考えてるの?

I'm all out of love
I'm so lost without you
I know you were right believing for so long

I'm all out of love
what am I without you
I can't be too late to say that I was so wrong

僕はきみの愛をすっかり失くしてしまった
きみがいなくて もう頭が混乱してしまうんだ
きみが正しかったよ
ずっと長い間信じてたんだよね

僕はきみの愛をすっかり失くしてしまった
きみがいなかったら
僕はいったい何者なんだ?
まだ間に合うかい
きみを取り戻すのに
まだ手遅れじゃないかい?
僕が間違っていたんだ…

(Words and Idioms)
torment=苦しめる 困らせる

日本語訳 by 音時

All Out Of JAPAN
日本盤ジャケットはなんと「砂漠」!この曲の頃はまだ彼らの「海」のイメージはなかったんだな。

◆この曲のウィキペディアにこの曲のオリジナルの歌詞が変更になったことが書いてありました。
なんでも、当初、グラハムが書いたときの歌詞は「I'm all out of love、I want to arrest you」というもの。(きみのことを逮捕したい=繋ぎとめておきたい、ってところでしょうか)
  ところが、レーベル(アリスタ)のクライブ・デイヴィスが「それじゃあ、アメリカ人はわからないよ。"I'm so lost without you"に変えてみてはどうだろう?」と提案したので、そちらになった、とのことです。クライブの名前が作者クレジットにあるのはこういう理由なんですね。


2009102400344975b

◆そういえば、ラジオ「全米トップ40」でこの曲は面白く取り上げられていましたのを思い出しました。
 それは最後の最後にラッセル・ヒッチコックが"to say that I was so wrong…"(トゥセイ、ザラワッソーゥローン~~~~~)と息を長く歌うのですが、「息が長く続く曲」として紹介されたのです。今回測ってみたら"16秒"でした(笑)。(冒頭PVでは3:31~3:47まで)
 でも番組のなかで、それ以上の曲として紹介されていたのがDonna Summerの「Dim All The Lights」。(でも今回測ってみたのですが、エア・サプライと同タイム"16秒"だったな。別なバージョンで長いのがあるのかな)

 いずれにしても、それ以降、もう何年も経ったけど、僕もこれらの曲より「息が長く続く曲」は知りません。「16秒以上息継ぎなく声が長く続く曲」があったらぜひ当ブログのコメント欄にてご一報ください(笑)。

 とここまで書いたら、この曲のウィキペディアに「Sheriff」の"When I'm With You"(1989年に全米No1)が「19.4秒」あって、「抜かれた」そうです。上には上がいた…!(^▽^)

◆2013年のライヴからの「All Out Of Love」。冒頭から観客も一緒に歌ってる。みんなこの曲が好きなんだな。なぜかバスドラに「東京」の文字が書いてある~僕的にはこのドラムソロはいらないなあ(-_-;)。




◆ドナはエアサプライと並んで「2位」!? Donna Summer「Dim All The Lights」(0:38~0:54)




◆シェリフ「When I'm With You」は19.4秒で、現在1位。誰かそれ以上の者はいないか~!