この曲“I'll Be Over You”は イントロなしで"Some people live…"と始まります。でもスティーヴが歌い出すコンマ何秒か前、スッと息を飲む音が聞こえますよね。何度聞いても震えたりします…。

 アルバム「ファーレンハイト(Fahrenheit)」は、1986年発表のTOTOの通算6枚目のアルバム。前作「アイソレーション(Isolation)」でボビー・キンボールに代わって加入したボーカルのファーギー・フレデリクセン。1作だけのリード・ボーカルでした。ファーギーに代わって新たにジョセフ・ウィリアムズがリード・ボーカルになっています。


P_TOTO_FAHRENHEIT

Song Title:「I'll be over you」
Artist:TOTO


Songwriters
GOODRUM, RANDY / LUKATHER, STEVEN LEE
Lyrics c Universal Music Publishing Group, ROUND HILL MUSIC

Released in 1986
US Billboard Hot100#11
From The Album"Fahrenheit"
Some people live their dreams
Some people close their eyes
Some people's destiny
Passes by

There are no guarantees
There are no alibis
That's how our love must be
Don't ask why

夢に生きる人がいる
目を閉じている人もいる
運命が通り過ぎていくままに
している人もいる

うまくいく保証もない
何の言い訳もしない
それが僕たちの愛の定め
そこに理由なんてない
It takes some time
God knows how long
I know that I can forget you

As soon as my heart stops breakin'
Anticipating
As soon as forever is through
I'll be over you
時間がかかるんだ
どのくらいかは神様だけが知っている
わかってるよ
いつかはきみを忘れられるはず…

すぐにそうなるさ
僕の心の痛みが消えて
期待することもなくなれば
"永遠"ってものが終わることがあれば
きみのことを乗り越えられる
Remembering times gone by
Promises we once made
What are the reasons why
Nothing stays the same

There were the nights holding you close
Someday I'll try to forget them
Someday I'll be over you
過ぎ去った時を思い出す
僕たちがかつて交わした約束も
その理由は何なんだ?
変わらないものは何もないのに

きみをそばに抱き寄せた夜があった
いつかは僕は忘れようと思う
いつかはきみを忘れられるんだ
As soon as my heart stops breakin'
Anticipating
As soon as forever is through
I'll be over you
僕の心の痛みが消えて
期待することもなくなればすぐ
"永遠"ってものが終わったときには
きみを乗り越えられる
As soon as my heart stops breakin'
Anticipating, someday I'll be over you
As soon as my heart stops breakin'
Anticipating, someday I'll be over you
As soon as my heart
Anticipating
すぐにそうなるさ
僕の心の痛みが消えて
期待することもなくなれば
いつかはきみのこと 乗り越えられる
いつかはきみのこと 忘れられる

日本語訳 by 音時

bTOTO FA

この曲はソングライターであるランディ・グッドラムとスティーヴ・ルカサーとの共作。
(ランディ・グッドラムが書いた名曲の数々はこちら...Wikipediaより

この曲のSongfactsに面白い話がありました。ランディの話によると…。(僕の要約です
大御所「フリオ・イグレシアス」に曲を書いてくれないか?という話を頼まれました(!)。でもランディもスティーヴもフリオのファンではなく、曲を書くのにもイメージが沸いてきません。歌の女神に降りてきてくれないかお願いしましたが、来てくれません。自分達は上流階級の人間ではないし、その役割は自分達ではないと思いました。
"「ごらん、僕たちは今日、曲を書こうとしている。そうしようって思ってるんだ」。そこで僕たちは座って曲を書きだした。フリオのことを極力考えずに…スティーヴもピアノをいじくったり、ノートに何かを書いたり…そこでできたのが"I'll Be Over You"なんだよ。僕たちはフリオを頭から忘れて作ることができたんだ"
えっ?"きみのこと忘れられるだろう…"って最初はフリオ・イグレシアスのことだったの!?
これは知らなくてもいい無粋な情報だな…(^▽^;)

frontI'll Be Over

◆"I'll Be Over You"が最高位11位を記録した週の全米チャートです。
US Top 40 Singles For The Week Ending November 22, 1986
 
1 2 HUMAN –•– The Human League (A&M)-11 (1 Week at #1) (1)
2 1 AMANDA –•– Boston (MCA)-9 (1)
3 3 TRUE BLUE –•– Madonna (Sire)-8 (3)
4 5 YOU GIVE LOVE A BAD NAME –•– Bon Jovi (Mercury)-12 (4)
5 4 TAKE ME HOME TONIGHT –•– Eddie Money (Columbia)-15 (4)

6 7 WORD UP –•– Cameo (Atlanta Artists)-11 (6)
7 8 THE NEXT TIME I FALL –•– Peter Cetera & Amy Grant (Full Moon / Warner Brothers)-10 (7)
8 11 HIP TO BE SQUARE –•– Huey Lewis & The News (Chrysalis)-6 (8)
9 14 THE WAY IT IS –•– Bruce Hornsby & The Range (RCA)-10 (9)
10 13 LOVE WILL CONQUER ALL –•– Lionel Richie (Motown)-8 (10)
11 12 I’LL BE OVER YOU –•– Toto (Columbia)-13 (11)

"アマンダ"に代わりヒューマン・リーグの"ヒューマン"が1位。ボン・ジョヴィも上がってきています。ピアノが印象的なブルース・ホーンズビー"The Way It Is"が9位。

◆ライブでの"I'll Be Ovet You".



(この記事で参考にしたページ)
・Wikipedia ファーレンハイト
・I'll Be Over You Songfacts