バレンタインデーも近いので「Chocolate Girl」です!(安直)

◆実はもう15年くらい前になりますでしょうか、やはりバレンタインデーに近い頃、FMを聴いていたらDJがそう言ってこの曲をかけてくれました。やはりその時、「チョコレートガールってどんな女の子なんでしょうね?」なんて言いながら。

 この歌の主人公アランは恋してるといっても本気で女の子に向かい会おうとはしない。自分自身も恋する気持ちを信じていないし、昔の仲間のなかに逃げ込んでいる。そんな彼が女の子に持つイメージは「チョコレート」。さわれば溶けてしまうと思ってるんで心を近づけようとしない。一方、女の子達も自分達を「チョコレート」のように思っている。でも女の子が「チョコレート」に持つイメージは彼とは違う。男の子は自分を大切に思ってくれているようで、甘くておいしいから近付いてくるのにすぎないって思っている。
・・・ってのが僕の解釈ですが・・・。

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 ディーコン・ブルーはスコットランドのグラスゴー出身の6人組バンド。リードボーカルのリッキー・ロスの太い声に、バンドの紅一点ロレイン・マッキントッシュの優しい女声が控えめに絡んでくるあたり、絶妙にいいんですよね~。他にもいい曲あります。バンド名はもしかして?と思っていたらやはりSteely Danの「彩/aja」の一曲「Deacon Blues」から拝借したという。(が曲のイメージが違うけどなあ)(彼らのウィキペディアページ


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Song Title:「Chocolate Girl」
Artist:Deacon Blue


Writer: ROSS, RICKY
Lyrics © Sony/ATV Music Publishing LLC

Released in 1988
UK Chart#43
From The Album“Raintown”
Alan doesn't understand her
He only thinks in numbers
He only drinks in restaurants
Where the girls are fully covered

And he can't trust his yearnings
And he doesn't like pretending
His tempers stretched so much by work
His heart needs gentle rending
アランはあの娘のことを理解してない
ヤツは何度も考えてみるだけだ
レストランで酒を飲むだけなんだ
女の子たちでいっぱいの場所でね
 
ヤツは自分の焦がれる気持ちを信じられない
自分を偽ることが嫌いなのさ
ヤツは仕事で緊張しっ放し
胸はやさしく引き裂かれそうなんだ
He calls her the chocolate girl
Cause he thinks she melts
when he touches her
She knows she's the chocolate girl
Cause she's broken up and swallowed
And wrapped in bits of silver
ヤツはあの娘のことを
チョコレートガールと呼ぶ
だって手でふれると
あの娘はとけてしまうと思ってる
あの娘も自分が
チョコレートガールだと思っている
だってあの娘はチョコのように
割られて飲み込まれて
ちっちゃな銀紙に包まれてるんだ
Alan doesn't understand this
He says he's only human
So he still lights up with old flames
As if to try and prove it

And he doesn't like emotion
He's not certain of their ardor
If pouting causes so much fun
Then breaking hearts is harder
アランはこのことをよくわかってない
僕だってただの人間だと言ってるのさ
だからヤツはいまだに昔のままなのさ
まるで
うまくいくことを証明しようとするように

ヤツは感情論が好きじゃない
自分の情熱に自信が持てないんだ
すねてみて楽しくなっちゃうと
傷ついた心はますます辛くなる
He calls her the chocolate girl
Cause he thinks she melts
when he touches her
She knows she's the chocolate girl
Cause she's broken up and swallowed
And wrapped in bits of silver
ヤツはあの娘をチョコレートガールと呼ぶ
だって 手で触れると
あの娘がとけてしまうと思っているんだ
あの娘も自分が
チョコレートガールだと思ってる
だって 彼女は割られて飲み込まれて
ちっちゃな銀紙に包まれてるから
Alan doesn't understand her
He thinks it's getting harder
So he spends the night with old friends
Underneath the covers
アランはあの娘をまだ理解してない
ますます大変なことになると思ってる
だからヤツは昔の友人たちと夜を過ごしてるんだ
人目を避けてね
And he talks about the chocolate girl
And how he thinks she melts
when he touches her
And she knows she's the chocolate girl
Cause she's broken up and swallowed
And wrapped in bits of silver
ヤツはチョコレートガールについて話す
手でふれるとあの娘がとけちゃうって
本気で思ってることを
あの娘も自分が
チョコレートガールだとわかってる
だってあの娘はチョコのように
割られて飲み込まれて
ちっちゃな銀紙に包まれているんだから...

(Words and Idioms)
in numbers=何回にも分けて
heartrending=胸が張り裂けるような、やるせない
ardor=熱情,熱心
pout=唇を突き出す、口をとがらす、すねる

日本語訳 by 音時

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◆人気あるなあ。彼らのライヴから"Chocolate Girl"。




◆Deacon Blue 最大のヒットはこの曲。1990年全英2位「I'll Never Fall In Love Again」。とても素敵なバラード曲です。